2013年7月31日(水)雨・くもり 29.1℃~22.5℃
私の町内には住吉神社があり、春の大祭と7月30日の夏越祭と31日のお日市が盛大に行われる。
この神社は天照寺境内にあったという。至徳元年(1384)芦名直盛が会津繁栄のために農工商の守護神である住吉神社の勧請を発願し、簗田盛胤に命じて京都に上らせ、将軍足利義満より許されて大阪住吉大社の分霊を材木町の川原に勧請し奉鎮したのをもって創始とする。祭神は、底筒男命・中筒男命・神功皇后を合祀した。六百数十年経過した由緒ある神社である。我々町民は先祖代々氏子として神社を守り催事に協力してきた。31日は御神輿を担ぎ、山車を引き、お囃子を奏でて町内を練り歩き、境内には露店が並びまつりは盛り上がったものである。
近年は大きな御神輿は担ぎ手がなく手づくりの子ども神輿が山車を先導している。また、町内には子供が少なく、山車を引くには町内にある保育園と城西子どもクラブの協力を得ている。今年は梅雨が明けず小雨降る中のお囃子と山車の引き回しであったが、沿道には町民や園児の保護者など多数見学し暖かい眼差しと拍手で迎えてくれた。お囃子と山車引き回しを中止せず実施してほっとしている。
町内に家を建て移住してきた家族が数組あり、子どももいるのでお囃子を引き継いでくれるだろう。
長老などと言われる年になり、子どもたちの安全に気配りしながら山車について歩くだけだったが来年も祭りに参加する元気を持ち続けたい。