会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

サクランボ

2016-06-30 14:30:40 | Weblog
2016年6月30日(金)曇 24.5℃~19.6℃
  [おいしいサクランボが・・」

 図らずも懇請されて城西コミセンの運営委員会の会長職を引き受けた。5月、6月と城西地区のこと、市関連のことなど「公」のことが多く、「私」のことがおろそかになりがちだった。ブログも休みがちでしたが、また少しづつアップしていきたいと思っています。


 過日、友人から山形県のサクランボをいただいた。大きく完熟した実は甘くて、少し酸味があり最高でした。
 赤いつやつやしたサクランボ(桜桃)は宝石のような輝きがあり、大好きな果物の一つです。40数年前佐藤錦1本を植えた。隣の庭にもサクランボの古木があり、近所には養蜂家がいたので、たった1本でも沢山の実をつけた。ところが隣家の古木が枯れ、養蜂家が蜜を採るのをやめるとわが家のサクランボは病気になり枯れてしまった。改めてサクランボを植え直した。サクランボは1本でも実をつけるが、別の品種の花粉を人工授粉した方がおいし実がつくので、佐藤錦と高砂を地植えした。また、5年前に佐藤錦とナポレオンを鉢植えした。
 良い実をつけるための剪定や病害虫対策、肥料などを与える時期など詳しく知らないままにいたのでほとんど収穫するほどの実はならなかった。
 だが、今年は沢山の花を咲かせたので、素人だが人工授粉をし、たわわに実る赤いダイヤを夢見た。
 それが、開花後の降雪と凍霜で全滅。残念でならない。
「果樹を育てるコツ」ブテイック社の小冊子をリオンドール門田店でみつけた。よく読んで手入れしたい。
=果樹栽培の基礎=
 ○果樹を育てるための肥糧  ○果樹栽培の病害虫対策  ○果樹栽培のための土づくり  ○鉢植えにする  ○庭や畑に地植えする
 ○植え替え  ○剪定  ○仕立て方いろいろ



京都タワー

2016-06-19 10:50:15 | 旅行
2016年6月19日(日)晴 真夏日 32.8℃~16.2℃

 会津美里町吹上団地の「花っこパン工房」で一年ぶりにパンづくりをした。高台にあり会津盆地を吹き抜けてくる風が心地よかった。午後パンづくりを終えて会津若松市にもどるとむっとする暑さでクーラーを入れて過ごした。
 [京都の旅四日目(5/15)京都の一人旅を終える」


定期観光バスツアーを終えて午後2時40分京都駅で解散。中途半端な時間。特に予定していたこともなかったので駅前にある京都タワーに上ってみた。京都市内がよく見えた。修学旅行生が非常に多い。エレベーターで上るのは簡単だったが、帰りは地下へ行くのとロビーで乗り換えるのがあってとまどった。??? 屋上で記念写真を撮った。京都駅の地下商店街で土産を買い、ホテルに戻って荷物をまとめ宅急便で送った。

ホームページをみると
京都の玄関口に佇み、住人、観光客を温かく迎える京都タワー。白くほっそりとしたフォルムは海のない京都の街を照らす灯台をイメージ。
京都市街で一番高く、地上100メートルにある展望室からは 東山三十六峰に囲まれた古都京都の市街地が360度見渡せます。
時間、四季によって様変わりする京都の全てを感じる事ができます。

2014年の開業50周年に向けたエレベーター改修工事や外壁の塗り直しを実施。エレベーターは京都を代表するお寺をイメージした金色と銀色をそれぞれベースとして、金色ベースには京都の名所のシルエットを装飾し、銀色ベースには京都三大祭のシルエットを装飾いたしました。

開業以後、毎年40~50万人来塔され、2014年9月には2,900万人を到達。2014年12月28日には50周年を迎えました。2015年6月には訪日外国人向け観光案内所をオープン。京都タワーはこれからも国際文化都市である京都の玄関口にふさわしいランドマークであり続けます。

 [京都の旅五日目(5/16)京都に魅せられた男の一人旅を終える」

夕方の会議に間に合うようにホテルでは朝食をとらずタクシーで駅に行き、午前8時56分の電車に乗り、午後2時51分会津若松駅に着いたタクシーで自宅の戻り、一休みし着替えてタクシーでホテルニューパレスへ。午後5時の会議に間に合ってほっとした。
 今回は、旅行計画をたてた時はなかった16日の会議があったのと真夏日のようなお天気であわただしく疲れた。これからは、京都の裏町や小路をゆっくり散策するつもりです。

京都 仁和寺

2016-06-18 19:13:14 | 旅行
2016年6月18日(土)晴 29.2℃~17.8℃

腰痛もちだが家庭菜園で野菜などを栽培しているとついつい無理してしまう。針灸をしたり、スイミングスクールの腰痛コースでストレッチや水中運動をしてなんとか体調を整える努力をしているがなかなか成果がみえない。少しでも効果が出るように自分なりの運動を続けていきたい。
 [京都の旅四日目(5/15)仁和寺 御室」


神泉苑での食事を終えてバスで仁和寺へ。この時期に訪れるのは初めて。春に名勝・御室桜をみたくて来たことがあるが桜の開花と時期が合わず見たことがない。京都では一番遅い桜の開花だろうか。背丈の低い木だが観桜したいなあと思っている。
仁和寺の正面に建つ巨大な門。門正面の左右に阿吽の仁王像、後面には唐獅子を安置している。平安時代の伝統を引く和様で統一されている。


仁王門をくぐらず駐車場から宸殿へ。御室流生け花展が開かれていた。仁和寺の文化活動の一つに御室流華道がある。仁和寺の門跡を家元に、華道を通して芸術と宗教による人格形成を目指している。毎年5月に流祖宇多法王への献華式が宸殿で古式ゆかしく繰り広げられていた。


前に訪ねた時は映画撮影があって庭をゆっくり鑑賞できなかった。


今回はしばしの間、白川砂を敷き詰めた簡素な美を表した南庭、


そして池を配した晴れやかな北庭を見ることができた。


定期観光ツアーなので時間的余裕がなく仁和寺の本尊である阿弥陀三尊を安置する御堂を拝観することができなかった。国宝j・金堂や名勝・御室桜を観に春に京都を訪れたい。

ネットで調べると
平安時代初期(888年)に第59代宇多天皇によって創建。御室御所(おむろごしょ)という別名の通り皇室と縁が深く、明治期まで皇族が住職を務めた格式高い寺院です。その面影を残す「御殿」の宮廷風建築は一番の見どころ。京都一の遅咲きといわれる仁和寺の御室桜(おむろざくら)は4月中旬から下旬が見頃。紅葉の名所としても有名で、金堂へ続く参道の紅葉は見事です。因みにグローバル企業となったOMRON(オムロン)の社名はここ御室(おむろ)が発祥である事に由来しています。


葵祭の観覧後

2016-06-17 10:40:35 | 旅行
2016年6月17日(金)曇 27.3℃~18.7℃

一昨日16日ぶりに雨が降ったので、雑草地になってしまった屋敷跡地の草刈りをしたが草丈が伸びていて苦労した。二日かかりで畑跡が現れた。
スコップと4本ぐわで土を天地替えし、苦土石灰と化成肥料、バークをまいて耕して畝を作った。重労働だったので入浴後、近所の焼肉屋に行き牛レバーと生ビールを自分への褒美とした。この畝に落花生の苗を植える予定。
 [京都の旅四日目(5/15)神泉苑」


約1時間観覧席で葵祭の行列を見てから、定期観光バスに乗り昼食処「神泉苑 平八」へ移動。この場所は二条城の近くにあり何度か立ち寄って食事をしたことがある。
神泉苑(しんせんえん)は、京都市中京区にある東寺真言宗の寺院。本尊は聖観音・不動明王・弘法大師。二条城の南に位置し、元は平安京大内裏に接して造営された禁苑(天皇のための庭園)であった。境内に「大歳神:歳徳神(さいとくじん)」を祀るが毎年大晦日の晩に恵方に祠の向きを変える点が他の神社仏閣と異なる(日本国内で毎年向きを変える「大歳神」は唯一ここだけに見られる祀り方であると伝えられる)。












葵祭本番

2016-06-11 10:27:23 | 旅行
2016年6月11日(土)晴 32.0℃~16.0℃

 朝から真夏のような暑さ。植木鉢やプランターの花、盆栽に水やり。控えていた夏野菜(キュウリ、トマト、ナス、ピーマン、青しそ、モロヘイヤ、トウモロコシ、枝豆、落花生、アーリファイブ=オクラへの水やり。雨が降るまで続けるしかないかなーーー。
 [京都の旅 四日目(5/15 葵祭観覧」


葵祭は下鴨神社と上賀茂神社の例祭で祇園祭、時代祭とともに京都三大祭のひとつで、わが国の祭のうち最も優雅で古趣に富んだ祭として知られています。古典行列は平安貴族そのままの姿で列をつくり、京都御所を出発、総勢511名以上の風雅な行列が下鴨神社を経て、上賀茂神社へ向かいます。
行列は、本列と斎王代列に大別され、本列は第一列(検非違使、山城使など)、第二列(馬寮使・牛車など)、第三列(舞人、近衛使など)、第四列(陪従、内蔵使など)からなる。その後に女人列といわれ斎王代を中心にした行列が続く。、馬36頭、牛4頭、牛車2基、先頭から最後尾まで約1キロに及ぶ。御所車、勅使、供奉者(ぐぶしゃ)の衣冠、牛馬にいたるまで葵の葉で飾られている。



いよいよ葵祭の当日となった。朝食を終えタクシーで京都駅まで。定期観光バス発車までは少し時間があったので駅構内を歩き、新幹線乗り場を確認。
午前9時30分にバスに乗車。京都御苑内の大型バス駐車場で下車し、京都御所建礼門前に作られた有料観覧席へ。3ブロックF39席。
パイプいすがA列が最前列でF列は6列最後尾となる。この後ろは自由に立ったまま観覧できる。
この観覧席は階段式でないのでF列は座っていると行列がほとんど見えない。立つと自由観覧の方から座ってといわれる。何か変です。有料席が立てなくて観ずらい。自由観覧の方はどこに行っても立って見ることができる。理に合わないと思う。
 それでもF列は最後尾なので時々立って写真を撮った。
 午前10時40分、平安朝そのまま姿で京都御所を出発した。放送で説明をするのだがよく聞き取れない。
 期待していた葵祭だったが、強く印象に残るものがなかった。観覧席が階段状になっていればまた違った印象を受けたかもしれない。

 いくつか写真をアップします。

乗尻(のりじり)
行列を先導する騎馬で、左右各3騎ずつです。上賀茂の競べ馬の騎手が努めます

検非違使尉
(けびいしのじょう)
検非違使志の上役にあたります。行列の警備の最高責任者にあたります。


馬寮使
(めりょうつかい)
走馬をつかさどる六位の武官です。騎乗しており、調度掛に弓矢を持たせています。


牛車
(ぎっしゃ)
一般的に御所車と言われています。勅使の乗る車で、藤の花などを軒に飾り、牛に引かせます。牛童(うしわらわ)・車方・大工職などが替え牛とともに従います。




勅使
(ちょくし)
天皇の使いで、行列中の最高位者です。四位近衛中将がこれを勤めるので、近衛使(このえづかい)とも言われます。

風流傘
(ふりゅうがさ)
牡丹や杜若などの季節の花(造花)を大笠の上に飾り付けたものです




命婦
(みょうぶ)
小桂(こうちき)を着用する高級女官です。花傘をさしかけています。


斎王代
(さいおうだい)
かつて未婚の内親王が務めていましたが、現在は京都在住の未婚女性から選ばれています。豪華な十二単衣の重さは30キロもあります。乗っている腰輿(およよ)は四方が開放され御簾(みす)が取り付けてあるので、四方輿ともいいます。


駒女
(むなのりおんな)
斎王付きの清浄な巫女(みかんこ)で、騎馬で参向するのでその名があります。


葵祭前日 その5 ホテル

2016-06-05 18:57:26 | 旅行
2016年6月9日(木)晴 29.4℃~17.8℃

日曜日に北会津公民館主催の「きたあいづまるごと体験」の講座2回目がホタルの里公園で花苗を植栽。その後、公民館にもどってこけ玉づくりをした。
詳しいことは、後でアップします。
 [京都の旅三日目(5/14)のホテル連泊」


いよいよ葵祭の前日となった。葵祭は京都三大祭のひとつで、わが国の祭のうち最も優雅で古趣に富んだ祭として知られています。
古典行列は平安貴族そのままの姿で列をつくり、京都御所を出発、総勢500名以上の風雅な行列が下鴨神社を経て、上賀茂神社へ向かいます。

葵祭当日は、御所の観覧席にいるので、行列の後を追って神社に行くわけにもいかない。
そこで、前日に上賀茂神社と下鴨神社にお参りした。両神社は、紅葉の時期に2度お参りしているがこの時期は初めてなので下調べができてよかった。河合神社から下鴨本通に出て市バス停留所を探す。市バスE系205でバスに乗車。
 「ダイワロイネットホテルは京都市営地下鉄烏丸線 『四条』 駅下車 5番出口より徒歩 1分。市内中心部に位置するビジネスホテル。四条烏丸より地下鉄・阪急・路線バスが利用でき、観光の拠点として便利です。」とネットで下調べしていたので間違いなくホテルに行けると思っていた。
これが過信であった。四条烏丸でバスを降り地下鉄で『四条』で下車しなくてはならないのに「四条河原町」で下車してしまった。木屋町通り、先斗町、四条大橋などのある繁華街。ここには何度か宿泊したことがあるこじんまりとした昔風の「花屋旅館」があるので、喫茶店で一休みしてから四条通を『四条烏丸』まで歩き、地下鉄で『四条』へ。下車 5番出口より徒歩1分とだったが、堀川通りでビルが乱立し左へか右へか迷った。たまたま左へ行ったら目的のホテルに到着した。ホテルの受付でホームページで『四条』駅下車 5番出口より左へ徒歩1分。と左へを記入することを提案した。感謝された。
 約20,000歩いたのでとっても疲れた。

コンビニで買い物はやめてホテルのレストランで食事をした。ちょっぴり贅沢に生ビールと地酒とおつまみ3品、握り寿司3個。
 3月にネットで宿探しをした。葵祭前日なので10,000円前後のホテルも宿もなくやむを得ず「ダイワロイネットホテル」を予約した。シングルのつもりだったのがツインだった。連泊朝食付きで38,000円(土曜日23,000、日曜日15,000円)連泊なので1,000円割引)



ネットで買い物やホテル予約などは十分気を付けなくてはならないと反省した。ベットは二つ。バス・トイレはガラスばり。







葵祭前日 その4 河合神社

2016-06-04 14:44:41 | 旅行
2016年6月4日(土)晴 29.0℃~13.8℃

前日に比べて急に暑くなり予定していた畑の除草ができなかったが、玉ねぎは大きくなりすぎたのですべて収穫した。絹さやエンドウも収穫した。
夕食に玉ねぎをスライスしカツ節をのせ醤油をかけ、絹さやエンドウは玉子とじにして食べた。うまい!

「京都の旅三日目(5/14)の河合神社・方丈記」

 葵祭の準備がはじまっていたので参道は歩かず糺すの森の車道を歩いた。
 糺すの森は鴨川と高野川の合流地にまつられている下鴨神社の社業で、太古の原生林の植生を残す貴重な森林です。現在の総面積は十二万四千平方(三万六千坪 甲子園球場の約3倍)で、樹齢六百年の巨木が多数生い茂り、国の史跡に指定されている。数々の社殿とともに世界人類の宝らとして世界文化遺産に登録されている。
 

 糺の森の中、瀬見の小川の西側に立つ河合神社。玉依姫命(たまよりひめのみこと、神武天皇の母神で子供の成長を守る神様)を祀り、古くから女性の守護神として信仰されてきました。




鴨長明はこの神社の神官の家に生まれましたが、さまざまな事情から跡を継ぐことができず、世をはかなんで「方丈記」を書くに至ったといわれています。「方丈」とは長明が各地を旅できるように「庵」として考案したもので、移動に便利なように組立式になっています。約2.73坪、畳でいえば5帖半程度の広さ。間口・奥行きとも1丈(約3m)四方にしつらえられていることから、「方丈」と名付けられました。河合神社の境内には、この「方丈の庵」のレプリカが展示されています。

また、下鴨神社には古式ゆかしい「蹴鞠(けまり)はじめ」が行事として残されていますが、これに関連して河合神社には「八咫烏」(やたがらす、日本神話に登場する三本足のカラス "賀茂建角身命" で、賀茂建角身命の化身ともいわれている)が祀られています。これにちなみ、日本サッカー協会は昭和6年(1931年)の協会設立時より、八咫烏の姿をシンボルマークに採用しています。

※方丈記の本文
【ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。  たましきの都のうちに、棟を並べ、甍を争へる、高き、卑しき、人のすまひは、世々を経て尽きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、昔ありし家はまれなり。あるいは去年焼けて今年作れり。あるいは大家滅びて小家となる。住む人もこれに同じ。所も変はらず、人も多かれど、いにしへ見し人は、二、三十人が中に、わづかにひとりふたりなり。朝に死に、夕べに生まるるならひ、ただ水のあわにぞ似たりける。知らず、生まれ死ぬる人、いづかたより来たりて、いづかたへか去る。また知らず、仮の宿り、たがためにか心を悩まし、何によりてか目を喜ばしむる。その、あるじとすみかと、無常を争ふさま、いはば朝顔の露に異ならず。あるいは露落ちて花残れり。残るといへども朝日に枯れぬ。あるいは花しぼみて露なほ消えず。消えずといへども夕べを待つことなし。

http://home2.highway.ne.jp/issei-s/koten01/hojyo.01.htmlより転載】


葵祭前日 その3下鴨神社

2016-06-02 19:59:16 | 旅行
2016年6月2日(木)晴 19.2℃~11.6℃

晴れているが気温は上がらず寒い日であった。久しぶりにインターナショナルスイミングの腰痛コースに行った。週2回で月8回ストッレッチと水中運動できるのだが5月はたった1回しかできなかった。プールでの運動は体が軽くなったようだ。6月は休まず腰痛コースに行きたい。
「京都の旅三日目(5/14)の下鴨神社」

 以前は上賀茂神社から下鴨神社へ歩いて行ったことがあったが、今回は炎天下であり、歳も取ったので無理せず市営バスを利用。
 時刻表をみると時間があったので停留所の脇の食堂で遅い昼食をとる。4坪ほどの小さい店だが満席。明日の祭り本番ではものすごく忙しくなるんですと店員が話してくれた。30分くらいバスに乗り下鴨神社前で下車。西駐車場側から入ったのでは閑散としていたが、境内に入る大勢の観光客が賑わっていた。この人達は御道通りから参道を通り、楼門・中門を経て西本宮、東本宮へと来た人達。
西駐車場からの西の門を入ると、吊り灯篭が美しい建物があった。この中には三井神社がある。


授与所を通り中門から中へ入ると幣殿がある。奥には本宮がある。
正式には「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」とよびます。
京都は鴨川を中心に町づくりがなされており、鴨川の下流にまつられているお社というところから「下鴨(しもがも)さん」とか「下鴨神社(しもがも)」と親しくよばれています。
東西の両本殿はともに国宝と重要文化財の社殿55棟が立ち並び、歴史を伝えているところから、平成6年に世界の文化財としてユネスコの世界文化遺産条約に登録された。36,000坪の境内は「糺すの森」と呼ばれ自然遺産でもある。
【ご祭神】
賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと) 西殿
玉依媛命   (たまよりひめのみこと) 東殿

賀茂建角身命は、古代の京都をひらかれた神さまです。
山城の国一宮として京都の守護神としてまつられています。
平安京が造営されるにあたって、まず当神社に成功のご祈願が行われました。
以来、国民の平安をご祈願する神社と定められました。



 幣殿の左側には各地からの日本酒が奉納されていた。酒の神社は松尾神社だが、それに負けないくらい数が多い。会津のほまれ、末廣、会津娘の瓶もあった。


 幣殿の後ろの鳥居をくぐると左側にさざれ石があった。全国にはあちこちにある。

日本国歌にうたわれている「さざれ石」とは、ちいさな石という意味です。さざれ石は年とともに大きく成長し、岩になると信じられている神霊の宿る石です。国歌の原典は「古今和歌集」にも詠まれた生き石伝説「さざれ石」です。下鴨神社の「鴨の七不思議」の中に、「泉川の浮き石」や「御手洗の神石」伝承が残っており、石に宿る神聖な力をを現しています

「大炊殿」と「葵の庭」の特別展が開かれていたので、本宮をお参りしてから特別展を見た。「大炊殿」の手前の小さい建物には御井(井戸)がある。



[大炊殿」(おおいどの)は、主にご飯やお餅などの穀物類からなる神饌(しんせん、神様のお供え物)を調理していた建物。大炊所(おおいどころ)とも呼ばれ、神様の台所といえる場所です。入り口の土間には竈(かまど)があり、中の間が台所となっていて、葵祭に供された特別な神饌をはじめ、古代より伝わるお供え物のレプリカや調理器具などが展示されています。また、「葵の庭」と名付けられた庭にはフタバアオイの他、カリンやヌルデ・クチナシ・カツラ・ヤマウコギなどの薬草が栽培されていて、とりわけ古木が有名となったカリンにちなみ、「カリンの庭」とも呼ばれます。お供え物の調理用に水を汲む井戸「御井」(みい)とともに、重要文化財に指定。西側の別棟・御車舎(おくるまや)には葵祭などで使用される儀装馬車(ぎそうばしゃ)など、古くから伝わる資料も展示されています。



いろいろと見てから帰ろうとすると本宮のところで葵祭のリハーサルが始まっていた。係りから入り口とは別なところから出るように指示された。楼門をくぐらず糺すの森の車道を歩き御道通りへ向かった。












葵祭前日 その2社家の町並み

2016-06-01 18:20:56 | 旅行
2016年6月1日(水)曇 20.8℃~13.5℃

もう6月。衣替えの季節になった。しかし一日中強い風が吹き気温も低い。半袖ノーネクタイは先延ばし。豊齢研ITサロン会津(高齢者のパソコン教室)では長袖のワイシャツにネクタイ、背広を着て授業を進めた。外は寒いが室内は会員の学習意欲で熱気ムンムン。上着を脱いで・・・・。
 [京都の旅三日目(5/14)の社家通りから大田神社」

上賀茂神社の緑豊かな境内を過ぎ、社家(しゃけ)の町並みを明神川沿いに大田神社まで歩いてみた。


上賀茂神社の神官たちが明神川の流れに沿って家を構えた社家の町並みは、国の伝統的建造物保存地区に指定されている。
上賀茂神社には3度参詣しているが、ツアーの時は社家に寄ることはなかった。一人で来た時は、晩秋で社家の町並みはうす暗くなっていて西村家別邸の見学はできなかった。紅葉の美しい邸内が一番なのだが今回見学することにした。呼び鈴を押して門をくぐり内部へ。受付をしていた老婦人に500円を払って室内へ。昔の面影を残す庭園が見どころ。明神川の水を引き曲水の宴の水とした後、再び元の川に戻す工夫がなされている。庭の左には、禊をした場所があった。
座敷に座り10分ほど神官になったつもりで心静かに庭を眺めてみた。


社家を後にして、大田神社に行ってみた。石段の右側にカキツバタの群生地があり300円払って入園。見ごろは終わっていた。帰りは炎天下だったので疲れた。わざわざ大田神社まで来るほどのところではなかったように思った。