行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

スイスのインフラの凄さ

2016-07-08 04:16:00 | Weblog
ツェルマット、グリンデルワルトは観光客や避暑で賑わっているが、かつては小さな山村であった。ところが今や世界有数の観光地、40以上ある4000mクラスの山々が資産であることは間違いない。そしてそれを活かすインフラの充実には舌を巻く。4000mクラスの巨峰を眺める展望台へはロープウェイ、ケーブル、登山電車を建設、中には全線地下のケーブルカーさえある。

今日はマッターホルンの数多くある展望台の中で代表的なスネガと高度3883mのクラインマッターホルン展望台からマッターホルンを眺めた。1520mの麓から2930mまで8人乗りロープウェイ、そこから大型のロープウェイに乗り換え、更にエレベータで富士山より高い展望台に到達、高山病に心配のない80歳台のシニアも富士山より高いところに来たと喜んでいた。インド人家族は赤ん坊まで連れてきていた。


インフラの充実こそが世界から観光客を引き付ける秘密なのだろう。日本でこのインフラに該当するのは高度2500mまで運んでくれる立山アルペンルートと西穂高ロープウェイぐらいだ。

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