稲盛が谷原と競り合って逆転優勝した日本オープン、4日間でアンダーがたった7人という厳しいコースや天候の中で開催された。優勝スコアは5アンダー、2位が4アンダーの谷原、3位は石川と内藤で3アンダー、そして注目したのは2アンダー5位にアマチュアの河本力と杉原大河がはいったことだ。7人のアンダーのうち2人がアマチュアと言うことはとんでもない新人が出現したことだ。
久し振りで松山秀樹を彷彿させるゴルフを見せたのは身長183cmの河本だ。飛距離は300m、よせもパットもプロ並みだ。パットも最終ラウンドは悪かったが、1R,2Rは素晴らしく、トップをキープした。好事魔多し3Rで、トップを走っていたため、克明にTV放送された。13番ホールで80cmのパットをしたとき、ボールを拭いてリプレースしたときに(私にはわからないが)ホール側に近づけて置いたとされ、最終ラウンド出発時に2打罰を受けた。
不用意に置いたばかりに本来なら4アンダーが2アンダーという結果になった。
これを糧に、彼はこれから精進することだろう。河本も杉原も大学3年生、女子プロには黄金世代、プラチナ世代と喧伝されてるようにきら星のごとく新人がいるが、男子にもようやく黄金世代?若手が出てきた。これからのツアーにもスポンサー推薦で出場させてほしい。