あかない日記

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中欧旅行(76) 市民会館

2012-05-17 | 中欧5カ国紀行

 

 

    共和国広場に面して 

   「火薬塔」の隣に建つ建物は 「市民会館

    宮廷があった場所に 

    プラハ市民の社交場として

    アールヌーボー様式で 
    1911年 チェコを代表する多数の

     建築家や芸術家によって造られた。

     正面入り口のファザードには 

      カーレル・スピラー作の
      モザイク「プラハ賛美」が描かれており
      
館内の「市長の間」(正面テラス奥)は
      アルフォンス・ムシャの装飾が 

      他の随所にも 内装
      ステンドグラス スメタナホール 

      天井画など素晴らしい
      装飾が
施されている。

     第1次世界大戦によるハプスブルク家の

     崩壊を機に 1918年10月28日 

       チェコスロヴァキア独立宣言の
       歴史的な場所ともなった。


     また プラハでコンサートといえば音楽祭 

      「プラハの春」があるが
      この市民会館にあるスメタナホールで 

       第2次世界大戦が終った
       翌年の1946年から始まり 

       スメタナの命日である5月12日に
       スメタナ作曲の交響詩『我が祖国』の

       演奏によって開幕し
       三週間の音楽祭の最終日には 

       べートーベン「第九」をもって
       終了するのが慣例になっている。
 

     このホールは 1200名を収容し 

     世界最大級の4814本の
       パイプオルガンもあるそうだ。

     ここも中に入って見たかったが

     やはり外観のみでした。

      追 2008年1月にTV放映された 
        主人公 “のだめ”(上野樹里)と千秋(玉木宏)が主演の
        テレビドラマ「のだめカンタービレ in ヨーロッパ」が
        このスメタナホールで 千秋が指揮してコンクールで
        優勝するシーンの
ロケがあったとのこと。