あかない日記

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中欧旅行(80) ドレスデン

2012-05-22 | 中欧5カ国紀行

  

           ドレスデンの夕暮れ エルベ川をはさみ旧市内を望む

     ドレスデンは 2006年に建都800周年を迎えている。

    
15世紀からザクセンの選帝侯や王家が居住し
     銀の採掘とエルベ川の水運によって栄え 
     18世紀にはヨーロッパの政治・経済・文化の
       中心となっている。
   
   街にはバロック建築を始めとし ルネサンス時代や
    19世紀に造られた多くの壮大な建築物が建っている。
     現在は
 ドイツのザクセン州の州都 人口約50万人の都市。 

   街は エルベ川によって 新市街と旧市街に分かれている。
    旧市街が歴史的に古いと思うが むしろ新市街の方が
      歴史の古い建造物が多い。


  1945年2月の大空襲で死者10万人 
   街の75%が壊滅状態になったが

    現在は 歴史的建造物の復興が進み
     街全体が文化遺産とも言え

       昔そのままの姿が見られようになっている。

   特に 後期バロック様式の建物が建ち並び
     「エルベ川のフィレンツェ」とも呼ばれるほど

      芸術と文化の街でもある。

  ワーグナー リヒャルト・シュトラウス ウェーバー 
    ビヴァルディー バッハ モーツアッルトらの音楽家も
     この街を訪れている。

      森鴎外の小説「文づかい」もこの街が舞台となっている。

   一方で 半導体の生産拠点として時代の先端をいく街でもある。