(9月20日撮影)
鬼怒川が決壊し 甚大な被害を受けた現場の
常総市・三坂町(みさかまち)である。
県道357号線は
鬼怒川に沿って東側に走っているが
その標識の上部まで 水没し
ゴミが ひっかかっていることから
その深さと 凄さがわかる。
9月10日 午前6時すぎから
国交省は 鬼怒川上流の3カ所で
「越水」が発生していることを把握して
堤防が決壊する恐れがあるとして
警戒を呼び掛けていた。
三坂町の堤防が決壊したのは
午後0時50分ごろで
この地区に 避難指示が出たのは
何と 決壊から 約2時間後の
午後2時55分だったのだ。
このことに対し
「そこが決壊するとは思っていなかった」と
常総市長は ミスを認めている。
因みに 今年の4月から
市民へ災害情報や避難情報などを
素早く伝えるため 市内全域に
デジタル防災行政無線を
整備していたのだが。