あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

モロッコ紀行 96 砂漠の砂

2017-03-05 | モロッコ紀行

 

 陽が上がり 砂丘の砂は 砂とは思えない

美しい色に陰影を付けて輝く。

滑らかさは人肌のごとく 

丘陵の曲線は何とも言えない。

 


この砂のきめの細かさを活かして 

ラクダ使いが 砂の上に 

別グループの新婚さんのために

砂絵を描いていた。




左はエジプト  右はモロッコ

 

  どうしても この砂が欲しくなり 持ち帰った。

  モロッコの砂は 茶色で きめが細やか

  握っても 指の間から漏れていく。

   まさに 石川啄木の「一握の砂」を思い出します。

 “いのちなき砂のかなしさよ
        さらさらと 握れば指の間より落つ”