カスバ街道を進む中 ツアーバスが停車
台形の盛り土があるところに案内される。
よく見ると 盛り土が
街道に沿って一直線上に並んでいる。
ところどころにヤグラも見える。
説明では これは 「カナート」といわれ
1世紀頃にペルシアから伝わった灌漑技術で
等間隔に竪穴を連続的に掘り進め
これらの穴の底を横に掘って
繋げていくことで 地下に水路を築いている
という。
縦穴は「モグラの穴」ともいわれ
上から覗いてみる 深さは5mほど。
山麓の地下水を水源とし
蒸発を防ぐために地下に水路を設け
延々と水を引いている。
長いものでは 200km以上も続いているとも。