あかない日記

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モロッコ紀行 99 地下水路

2017-03-08 | モロッコ紀行

 

 

カスバ街道を進む中 ツアーバスが停車

台形の盛り土があるところに案内される。

よく見ると 盛り土が 

街道に沿って一直線上に並んでいる。

ところどころにヤグラも見える。

説明では これは 「カナート」といわれ

1世紀頃にペルシアから伝わった灌漑技術で

等間隔に竪穴を連続的に掘り進め 

これらの穴の底を横に掘って

繋げていくことで 地下に水路を築いている

という。 

縦穴は「モグラの穴」ともいわれ


上から覗いてみる 深さは5mほど。

山麓の地下水を水源とし 

蒸発を防ぐために地下に水路を設け

延々と水を引いている。

長いものでは 200km以上も続いているとも。