ヘルシンキ西港ドックに
変わった形の船が 二隻横付けされている。
ガイドの説明では ロシア砕氷船とのこと。
フィンランド周辺のバルト海でも
冬季の海は 氷が張り船の航行をスムーズにするために
砕氷船は 欠かせないものになっている。
そのような背景の下
高度な砕氷の技術を有する
フィンランドの造船技術は優れ、
世界中で高く評価されている。
このフィンランド湾の奥には
ロシア第2の都市・サンクトベルクがあるが
このことからも ロシアから注文やメンテナンスがあるそうだ。
当方は 1957(昭32)年
日本の南極観測船「宗谷」が氷に閉じ込められ、
ソ連(ロシア)の砕氷船の救援を受けて
脱出したことを思い起こした。