あかない日記

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エストニア・タリン 21 旧市庁舎

2017-12-27 | バルト三国紀行

 

ラエコヤ広場の南側にある「旧市庁舎」は、
北欧に現存する最古のゴシック建築といわれている。

この場所は、1322年に宗教法廷として使われた記録があり、
1363年には劇場として使われていた。

1372に市庁舎ができ、
1404年に現在の石灰岩のゴシック建築が建てられた。


バロック様式の尖塔は、1781年に取り付けられた。

旧市庁舎の内部は、
現在 迎賓館やコンサートホールになっており、
見学ができる。



  

 

壁から飛び出しているのは、ドラゴン装飾の雨樋。

その口からは丁度雨が滴り落ちている。

 

 


この旧市庁舎の塔は65mあって、
その先端には中世の衛兵の姿をした
「風見トーマスおじいさん」が見える。

1530年に作られたタリンのシンボルになっていて 
オリジナルは1944年のソ連軍の攻撃で被害を受けているが、
今は市庁舎の中に展示されている。

広場にある店の看板も「トーマスおじいさん」