あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

エストニア・タリン 22 市議会薬局

2017-12-28 | バルト三国紀行

 

 

 

ラエコヤ広場の北東の角に 
1422年に創業したヨーロッパ最古の
「市議会薬局」があり
今でも現役の薬局として営業している。

外壁に飾られている“ヘビとカップ”は
「アスクレピオスの杖とヒギエイアの杯」

といって、医学のシンボルマークになっている。

 ギリシア神話の名医アスクレピオスが
持っていた蛇の巻きついた杖に由来し、

世界保健機関のマークにも使われている。


ここには、もともとは3つの建物があり、
最初は真ん中の建物が薬局で、
左のアーチのある部分は計量所、
右の建物は牧師の家であった。

その後、薬局が左右の建物を買いとり、
改築して一つの建物にしたという。


店内では一般の薬を販売しているが、
奥の部屋に行くと中世時代の薬「焼き蜂」や
「ユニコーンの角の粉末」などが展示されている。