あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

信州紀行 稲荷山宿24 火の見櫓

2017-08-28 | 国内・長野

 

 

 街を巡ってきたが 宿の町 
要所要所に火の見櫓があった。

よく見れば 消防信号には、
火災、山林火災、火災警報発令、
火災警報解除及び演習召集とする信号があり、

それぞれ鳴らし方が 楽譜のように定められている。
先に触れたように ここ稲荷山宿での
大火災の教訓がここにもあった。

 

資料によれば
江戸時代 火災発生時に火の見櫓に取り付けた半鐘を鳴らし
消防団員を召集するとともに近隣住民に危険を知らせた。

元は 寺院で時間を知らせるために
使用されているものをこれに応用したという。

その鳴らし方の 音の数と間隔で
現場までの距離がわかるようになっている。

近くであれば 連打し続ける これを「スリバン」。
鎮火した時は 短く2回鳴らす これを「オジャン」とし
今でも やってきたことが 全てダメになる時に
「オジャンになる」というがここからきているという。

 今では聞くことのない「スリバン」の音は、
当方の幼少のころを

また 美空ひばりが唄う「おまつりマンボ」に
「スリバン」の歌詞があったことを思い出した。

 これにて「稲荷山宿」を閉めさせていただきます。

 「ジャン・ジャン~」

 

 *また しばらく お休みいたします。

 

 

 


コメントを投稿