ホアンキエム湖の北端にたどり着き その北側に広がるハノイ旧市街へ
旧市内は その昔王族へ献上する品を作る職人たちの街で
同業者ごとに固まって ひとつの通りに 居住したため
通りには 生産される商品の名前がつけられ
その通りが36あったため 旧市街は古くから
「ハノイ36通り」と呼ばれている。
通りには 砂糖 仏壇 ブリキ屋 漢方医や彫金師 仕立て
判子職人など 職業ごとの名が つけられている。
また 通りの名前に ”Hang” とつく通りが多い。
この ”Hang” はベトナム語で「商品、品物」という意味があり
そのあとにつく単語がそこで売られている品物の名前となっている。
13世紀から存在する旧市街は 歴史の中で その姿を変えながら
、今もなお 多くの人が訪れるハノイ随一の繁華街となっている。
因みに この標識の ハンザウ(Hàng Dầu)通りは
かつて 食用や街燈用の油(Dầu)類が販売されていたが
現在は 靴やサンダルを扱う店が軒を連ねている。
また Lò Sũ は 「棺桶屋街」で 棺桶や白装束を扱っていた。
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