ギマランイス城 (裏側)
旧市内の見学は 先ず町の小高い丘にある
ポルトガル王国の初代国王になった
ファソン・エンリケ(アフォンソ1世)が生まれた
ギマランイス城から。
城は10世紀に建造され
12世紀に現在のロマネスク様式になる。
ムーア人の攻撃から防御する目的で
建てられた城砦のため
石造りで見るからに頑丈そうな城を見ていると
スパーマリオのクッパ城を思い起こした。
城には7つの塔があり、
28mの塔からはギマランイスの町並みが
一望できるが 入場せず外周する。
ギマランイス城(正面側)
アフォンソ・エンリケス(=アフォンソ1世)は、
1109年7月25日 この城内で産声を上げたという。
ブルゴーニュ家出身の父の後を継で
ポルトゥカーレ伯になり
その後 カスティーリャや南部のイスラム勢力との
戦いなどで勢力を拡大し
1143年にポルトガル王国を建国して
初代の王に就任した。
後に 1179年、教皇アレクサンデル3世から
ポルトガル国王としの承認を得て
国際的にも認められて
1185年に亡くなるまで在位した。
なお 出生年については
1109年か1112年かで資料によって違い
決定していないようだ。
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