展示コーナーに「小田原ういらう」があった。
そうだ「ういろう」は 小田原だと。
以前 ラジオ番組で
製造元の社長さんが 出演し「ういろう」の
話をしていたことを 思い起こした。
室町時代に中国・元朝から渡来して
京都の本家が薬としての外郎(ういろう)を販売し
2代目が お菓子のういろうを作ったという。
今でも 650年も続く小田原の外郎家では
薬の外郎とお菓子のういろうの両方を売っており
外郎家の25代当主は外郎武さんで本名とか。
いまでも外郎家が健在することにも驚く。
また 江戸時代の浮世絵や 歌舞伎の「外郎売」に
出てくる役者の背負う荷物には
「小田原 外郎」の文字があり
歌舞伎18番の一つとしての「外郎売」は
その口上が早口で 長セリフであることから
アナウンサーの研修等で
発声練習や滑舌の練習にも用いらているそうだ。
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