あかない日記

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インド紀行 136 巨大日時計

2016-03-19 | インド紀行

 

 

こちらは 高さ27mもあるスキージャンプ台?

いや巨大な日時計(サムラート・ヤントラ)である。

陽がつくる影によって 時間を計測でき

現地時間 天測距離 子午線なども

測ることができる観測儀だ。


傾斜角度と方向は 北極星を指している。


先に触れた 小型のラグ・サムラート・ヤントラとは

機能は同じだが 10倍の大きさで 

2秒単位まで測れ 高性能になっており

 

支柱の左側の建物は暗室になっていて

ピンホールで映し出した太陽表面の黒点を観測できる。

 

また 支柱の頂上では風の向きで

モンスーン期間の雨量を

予測するのにも使われたともいう。

ジャイ・スィン2世は

大きいほど正確な数値が得られると思い


この巨大な日時計を造ったようだ。

 


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