あかない日記

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中欧旅行(35) マイヤーリンク教会

2012-04-04 | 中欧5カ国紀行

 

   マイヤーリンク一帯が
   オーストリア・ハンガリー2重帝国のルドルフ皇太子の
       所有となったと 前回に紹介したたが ここに館を建て
       
狩猟の御所として使っていたが 1889年に愛人マリー
          とともに
遺体となって発見される事件があった。
        この謎の真相は 現在でも明らかにされていない。


   しかし 白黒時代の名映画「うたかたの恋」(1936年 仏国)で
     事件を心中事件としてあつかい 世界的に有名になった。 
       また 最近ではウィーンから始まったミュージカル
             「エリザベート」が
日本の宝塚歌劇団でも演じられ
              事件の概要も日本で知られるようになっている。


   事件後 ルドルフ皇太子の母エリザベート皇后の意向を汲み
      ヨーゼフ皇帝の名で カルメル会の尼僧院として建てられ
        現在 10数人の修道女が居るそうだ。


   礼拝堂の玄関上には 事件の起こった年の「AD-1889」の
      プレートが埋め込まれている。

        内部は 鮮やかなステンドグラスが素晴らしい。
             
人物や花模様で飾られた色彩が見ごたえがある

   また 隣接した建物には 皇太子とマリーの肖像画 
        事件の経緯が時系列に解説した掲示があり
       また皇太子が使用していた当時 そのままに
       再現された部屋がある。

   寝椅子 丸テーブル イスなどが置かれ さらに花瓶には
        花が活けられ 
今にも 皇太子が悩み苦しんでいただろう
          雰囲気を漂わせていた。

 

 


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