あかない日記

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リトアニア・ヴィリニュス 10 大聖堂

2018-03-10 | バルト三国紀行

 

 

ヴィリニュス大聖堂は、13世紀半ば 
リトアニアの建国者ミンダウガス大公が、
十字軍騎士団の圧力から逃れるため、
キリスト教に改宗した際に建てた
教会が起源となっている。

1263年 王が亡くなった後に、
ヴィリニュスにもともとあった
自然崇拝の聖地に戻されたが、

すぐにキリスト教化され 再度教会が建てられた。

その後、戦禍などで幾度も増改築がされ、
15世紀にゴシック様式、
16世紀には ルネサンス様式になり、
17世紀バロック様式で 再建されます。

そして、1783年に完成、
現在見られる 6本のドーリア式円柱をもつ
新古典主義様式の姿となった。

更に 2006~2008年に大改装された。

 屋上に立つ 3つの彫像は、
右(南)の聖カジミエルがリトアニアを象徴し、
左(北)の聖スタニスラフがポーランドを象徴し、
中央の聖へレナが 十字架を抱いている。


この3体 ソ連領だった 1950年に撤去されたが、
1997年に復元された。

 


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