参道から門をくぐって院内に入るが
この門はポ ーランド出身の 第264代教皇
ヨハネ パウロ2世(1920-2005)の名が冠されている。
ヨハネ パウロ2世は 法王に就任したとき
バチカン内のプライヴェート・チャペルに飾ったのが
ヤスナ・グラの「黒い聖母」の画であった。
それでも 即位直後は
第二バチカン公会議の方針を慎重に守り
中立的な立場をとり
マリアへの信仰を表に出さなかった。
1981年 法王がバチカンのサン・ピエトロ広場で
テロリストにより狙撃され
臨終者のために行う終油の秘蹟まで
施されたほどの重体であったが
奇蹟的に一命をとりとめた。
自分が助かったのは 発射された弾丸に手を添えて
弾道を変えてくれた聖母のご加護であると確信した
ヨハネ・パウロ2世は 2年後にヤスナ・グラ修道院に赴き
「マリアよ 私のすべてはあなたのものです。」
との金言をもって 自分の司牧的使命を委ねている。
これ以降祈りを公表している。
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