あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

島根旅行(15) 出雲大社前駅

2015-01-16 | 国内・島根

 

 「出雲大社前駅」は 一畑電車大社線の終着駅で 

出雲大社のの最寄り駅になっている。

1930年 大社神門駅として開業し1970年 出雲大社前駅に改称している。

西洋建築の駅舎は 重厚な和風建築であるJR大社駅に対抗して

開業当時にあえて採用している。


また JR大社駅は重要文化財に指定されたが

当駅は1996(平成8)年に国の登録有形文化財建造物として登録されている。 

2009(平成21)年には 近代家産業遺産に認定された。


2012年 出雲大社大遷宮挙行・「神話博しまね」開催に伴う

出雲市・島根県との合同整備事業として駅舎改装が行われ


駅舎内にカフェ・レストラン「LAUT(ラウ)」大社神門通り店が


駅舎右隣に多目的オープンスペース「縁結びスクエア」が開店している。


 

                      ステンドグラス風の窓が印象的


島根旅行(14) 旅籠屋

2015-01-15 | 国内・島根

 

 大鳥居を過ぎて左手に「旅籠屋」看板が目に付く。

この旅籠屋は 日本における唯一のアメリカの汎用の

モーテルスタイルのチェーンで 
店舗はアメリカのモーテルを参考にして、

観光地や都心部から離れた幹線道路や高速道路沿いを中心に出店しており

宿泊価格は 4人1室10,000円(税別)と低めに設定されている。


5号店以降は 自社で土地・建物を所有せず

投資家(地主など)が旅籠屋仕様によって建てた建物を

長期賃借(20年契約)する方法により運営している。


1995年8月  1号店 鬼怒川店(現・日光鬼怒川店)がオープンしており

この出雲大社店は 2013年 41号店として営業している。

 


島根旅行(13) 出雲市

2015-01-14 | 国内・島根

 

出雲大社の一の鳥居「宇伽橋の大鳥居」を過ぎた左手に

「出雲市役所・大社支所」が見える。


現在の出雲市は 2005年 旧出雲市・平田市・簸川大社町

・湖陵町・多伎町・佐田町の2市4町が新設合併してでき

 さらに2011年 斐川町が編入合併してできている。


島根県の中東部に位置し商工業都市で 

松江市に次いで2番目の人口を抱え 

隣接する大田市と共に県中部の中心地となっている。


また「神話の国・出雲」として全国に知られ 

出雲大社、須佐神社、西谷墳墓群、荒神谷遺跡ほか

豊富な歴史・文化遺産に恵まれ 

古代史文化のシンボル空間を形成している。


また 海 山 川 湖 平野 温泉と豊かな自然環境に恵まれている。

 

出雲市といえば 岩国哲人元市長が実践した「小さな役所、大きなサービス」を

 また 西尾理弘も文部官僚から転身していることが思い起こされる。

しかし 現在の出雲市の財政状態は火の車状態で 全国ワースト圏にあるようだ。

 

 


島根旅行(12) 堀川と宇迦橋

2015-01-13 | 国内・島根

                 宇迦橋の擬宝珠と堀川 その先には道の駅が見える

 

この「堀川」は、出雲市小山の三木与平衛が

 1616(元和2)年に菱根池を干拓するために開削した川である。

 
川の中央に仕切りが見えるが なぜ有るかはわからなかった。


また 「宇迦橋」は JR大社駅から出雲大社参拝のためにできた

新参道を結ぶ橋として 1914(大正3)年に架けられている。


因みに 「宇迦」とは食(うけ)の意味で 食料をつかさどり

 稲の成育を守る神様をいうそうだ。

 


島根旅行(11) 大鳥居

2015-01-12 | 国内・島根

 

出雲大社への神門通りの宇迦橋(うがばし)のたもとに建つ

大鳥居 は1915(大4)年 

北九州市小倉の
篤志家から寄進されたもので 

鉄筋コンクリート製 高さ23m 柱の直径2m 周囲6mあって

額面は 6畳もあるそうだ。


出雲大社には ”4つの鳥居”があるが 本殿から一番遠いのが この大鳥居

次は 勢溜(せいだまり)の正面鳥居 

三番目は下り参道の先・松並木の参道の鳥居


そして本殿に一番近いのが 拝殿前の銅鳥居になっており

「鉄筋コンクリート製」「木製」「鉄製」「銅製」と

それぞれ全部違った素材でできている。

かなり高いと思ったが 因みに 日本一高い鳥居は

和歌山県の熊野本宮大社の大鳥居(高さ33.9m)だそうだ。

 

 


島根旅行(10) 出雲阿国像

2015-01-11 | 国内・島根

 

交差点脇の広場に 

刀を担ぎ扇を広げた
立ち像が建てられていた。

台座の銘板と石碑には「出雲阿国像」と刻まれている。

この象は 2012年に建立されているが 

京都四条大橋近くにも同じ像もあるようだ。

 

”歌舞伎の始祖”
と言われる出雲阿国は、

出雲大社の鍛冶職、中村三右衛門の娘で

幼少の頃から巫女をしていたと言われていた。


阿国は 生まれつき舞踊にすぐれた才能の持ち主で

大社本殿修理のための勧進のため

女たちと共に 諸国を巡業していた。

この時阿国は 京都で念仏踊りを上演して人気を博し

これが たちまち評判となる。


1603(慶長8)年には 京都の四条河原で男装に刀をさして舞い

思いきった演出で 見物人を魅了したといわれている。


徳川家康が 江戸幕府を開いた年に 阿国は名古屋山三と組み

”かぶき踊り”を創始して 京都で初上演している。

歌舞伎の基礎を築いた阿国は 晩年大社に帰り 

尼となって智月院と称し 連歌庵で連歌と読経三昧の生活をおくり

75歳で 没したといわれている。

 

 

 


島根旅行(9) 吉兆館

2015-01-10 | 国内・島根

 

 

交差点の出雲阿国像の向こうに 大きな神社様式の建物が見える。  

この建物「道の駅・吉兆館」で大社ご縁広場内にある。


建物は 和風神社様式で、屋根には吉兆の扇と鉾がそびえており

 大社町のお正月三日に行なわれる伝統行事「吉兆さん」は

 
(どう) 小太鼓 笛のはやしで神謡を唄い 

氏神や出雲大社で新年の祈りを捧げ

 各町内を練り歩くお祭りだが 

これらに
まつわるものを展示しているとのこと。

また 出雲大社のお膝元 大社町の伝統文化 

吉兆神事を中心とした歴史・文化伝統芸能などが学べる資料を紹介している。

 


島根旅行(8) 島根ワイナリー

2015-01-09 | 国内・島根

 

 

 

出雲大社へ向かう手前 国道431号線沿いに

 白とレンガ色の南欧風の建物を見る。

地元産ワインの大型テーマパーク 「島根ワイナリー」で

1986年にオープンし ワインの製造の工程を見学できるほか

無料試飲やバーベキューも楽しめるそうだ。

ここ大社町は出雲市の一部で、

全国でも有数のハウスぶどうの名産地である。


特に4~6月のデラウェアの出荷量は全国一で

芳香でジューシーなぶどうは糖度も高く高品質と 

市場でも高い評価を受けているそうだ。


島根旅行(7) 出雲ドーム

2015-01-08 | 国内・島根

 

 

 

空港を後にして 途中で 大きな「出雲ドーム」を見る。

出雲ドームは 出雲健康公園内にある多目的ドーム施設で 

出雲市が所有し NPO法人出雲スポーツ振興21が運営管理を行っている。

こちらの気象条件は 冬季は寒冷で雨や雪の日が多く 季節風も強いことから

1992年 出雲市50周年を記念して 

日本初の木造ドーム施設としてオープンしている。


直径140.7m、高さ48.9mで スタンドを可動式とし

 フィールドを多目的に使用できるよう設計されており

 軟式野球 ラクビー サッカーなどのほか

イベントやコンサートなどにも使われている。

今日も 島根は吹雪かな? このような施設は

有効に活用されていることだろう。

また ここは 毎年10月に開催される

出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)の

ゴール地点にもなっている。

 

 


島根旅行(6) しまねっこ

2015-01-07 | 国内・島根

 

空港のリビーに 島根県のマスコットキャラクター「しまねっこ」が飾られていた。

「しまねっこ」は 2010年に公募によって誕生している。

島根県の観光キャラクターとしては2代目そうだが

 黄色のネコをモチーフにし


頭上は 神社の屋根を 首飾りには七五三縄イメージしている。


これは 出雲大社に限ったものではなく 

島根県にある神社の象徴としている。

このところ人気が出て「ゆるキャラ®グランプリ 2014」では 

グランプリは 群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」が選ばれているが


「しまねっこ」は 健闘して7位になっている。

 

 


島根旅行(5) 七夕まつり

2015-01-06 | 国内・島根

 

出雲縁結び空港1階ロビーには 

今日は ”七夕まつり” として七夕の笹が飾り付けられて

浴衣姿のお嬢さんの迎えを受ける。
 
アメや記念品を頂き 願い事を雲形の短冊にしたためると

 翌月 仙台市の七夕まつりに 祈願奉納してくれるとのこと。

その模様を地元TVのカメラが取材していた。

我々にもカメラを向けられていたが 

その日の宿泊先でTVニュースを見たが


他の観光客が映っていた。

また 生憎の曇り空で 天の川を見ることはできなかった・・・

 

 


島根旅行(4) 出雲空港

2015-01-05 | 国内・島根

 

 

 

羽田を飛び立ち 1時間半 「出雲縁結び空港」に着陸する。

心配した天候もなんとか持ちこたえている。

この空港 宍道湖の西端にあって2000mの滑走路の一部が

宍道湖に突き出ていて 
着陸時に見えた水面は海面ではなかった。

 

1966年に 島根県営の出雲空港として 滑走路1200mで開港しており

2010年 「出雲縁結び空港」 に愛称化している。

県庁の松江市へは東に約15kmであり 西の出雲大社へも近い。

また 空港施設のいたるところに “結び“ がデザインされている。

 


島根旅行(3) 松江市

2015-01-04 | 国内・島根

 

 

シートベルトのランプが点灯し 機体は着陸体制にはいる。

窓の外を見ると フラップとスポイラーが出され

雲の合間からは 街並みが見える。

松江城は 雲に隠れて見えないが 

宍道湖大橋と 大橋川に架かる松江大橋 新大橋 くにびき大橋 も見え

水の都と言われることからも 松江市街だとすぐにわかる。


松江市は 島根県の県庁所在 城下町 小泉八雲など魅力ある街だが

今回のツアーには 組み込まれていないので あらためて 訪れてみたい。

 

 


島根旅行(2) 空弁

2015-01-03 | 国内・島根

 

 

ツアーでは 第1日の昼食はつかないので

 羽田空港の売店で調達となり

空弁については 幾種もあることは知っていたが 

さて 時間がない中で 選ぶこともできず

目に付いた 付け合せの色具合が良いこと 

また 農林水産大臣賞受賞の文字が目に入り

「花べんとう」を選んだ。

機内で食したが おにぎりの塩加減や鮭 煮付けなどが美味しかった


因みに ”空弁”とは 2003年ころから

空港周辺地域の名産品などを食材として採用し、

各空港ごとの特徴を強く打ち出した

空港内で売られている弁当のことをいう。

 

 


島根旅行(1) 旅立ち

2015-01-02 | 国内・島根

 

 

縁結びの神様として知られる出雲大社は

60年に一度の「遷宮おかげ年」として

2014年は 遷都1000年となること 

加えて 高円宮典子様がご結婚式あげられるという。

また日本の世界遺産 石見銀山・宮島の厳島神社を実際に見たくて


2014年7月7日から 一泊二日

「出雲大社・安芸の宮島・石見銀山 2日間」
に参加した。


羽田空港 第一南時計塔前に 集合 

 受付で搭乗券を受け取り
 
搭乗便 9:55 JAL1665便で旅立ちとなる。