クラヴィコードはタッチが微妙なので、まずはもっとシンプルな曲で試そうと思い、バッハ平均律一番のプレリュード(ドミソドミソドミ)を弾いてみました。
←夜間に弾いてもOK、音の問題クリアですよおくさま
んー、うまく響いたり、響かなかったり、タッチの位置とか、スピードとか、いろいろ試すけどなんかうまく法則がつかめず…
それで、ふと思いついて楽譜を譜面台から下して(どのみちドミソドミソドミの楽譜が置いてあったわけではない)、爪が弦を打つところをガン見しながら弾いてみました。
(シンプル機構なんで丸見えです↑)
そうやってみると、つくづく思うのですが、単純な機構の楽器です。自分の指が鍵盤を押したらその結果がダイレクトに反映されてるというか、ぶっちゃけ「打鍵」と「打弦」はつながっているというか、それで目のフィードバックと耳からの音のフィードバックを合わせると突然「つながった」感触がありました。
あぁなんかわかったかも!!
と叫んで、曲後半は別人のように鳴りそこないが減りました。おゆき先生もびっくりです(^^;;
つまり自分が打鍵により動かした「爪」が振動する弦の端になっているところがミソなんですたぶん。
とかいってても自分で何がわかったのかよくわかんないんですけど。少なくとも、音を響かせ続けるには「端」はしっかり保持しなければいけなくて、決してそれが弦から離れてはいけないんです。ピアノだったら打鍵したあと、薄皮一枚、鍵を浮かしてもダンパーが戻らない範囲であれば音は消えませんが、クラヴィコードの場合、その脱力はNGです。
だからといってガチッと弾くのもきれいに響かせるのとはやっぱ違うみたいで、脱力は必要なんですけど、でもちょっとピアノとは違います。ともかく、打鍵のあとどうするかについてはピアノよりもっと意識しなければいけないようです。
考えてみると音程の作り方については、チェンバロやピアノより、バイオリンに似てますけど、
バイオリンの場合は弦を押さえる左手の指で音を出しているわけではなく、
弦の端でないところをこすって振動させているので、その点はもちろん違いますね。
クラヴィコードの音程の作り方、発音の仕方はこれまで私が触ったことのあるどの楽器(ピアノ、チェンバロ、フルート、バイオリン、和太鼓)とも違うんですが、でも何に似てるかっていえばそりゃピアノに似ています。
けれどもピアノよりもっと自分の動作と音の距離が近い感じです。
音のボリュームはほんとに小さいですけど、その中でとても繊細に変化がつけられます。
とはいえなかなか思うとおりにコントロールできませんが…
一回目より二回目、というふうに慣れてくるとますますおもしろいんです。
おゆき先生も最初「格闘」してましたが、だんだん上手に鳴らせるようになってきました。
私のような劇的ビフォーアフター的変化じゃなくて、
弾くたびに皮一枚ずつ真実に近づいていく感じで、たぶんリクツでなく耳で合わせているんですよね。
おゆき先生の弾くインベンションがとても素敵でした。
私もインベンションを弾いてみましたが、かなり忘れていたので(-_-;;
クラヴィコードのタッチ云々以前に、曲が弾けてないっていう残念な部分がありましたが、
それでもなんか「いいところ」がある響きが楽しめます。
ところで、せっかく同じ部屋にベヒシュタインのグランドがありますので、そちらでも同じ曲を弾いてみました。
インベンションの一番…
ピアノを一音鳴らすと、その音の大きさに自分でビビります(^^;;
あーびっくりしたっ
現代人はこんなでかい音に慣れておるのかね。
でも勇気を出して(笑)弾いてみると、これがまた!! このピアノもとてもいい楽器なんです。それで
「アンダンテさん、突然上手になったわ!! クラヴィコードを弾いてからピアノを弾くと変わるじゃない??」
…え!?
「アンダンテさん、クラヴィコードを買うべきなのでは??」
…え、えーーーっ(o_o)
(さらにつづく)
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(今回もイラストはまたろう)
←夜間に弾いてもOK、音の問題クリアですよおくさま
んー、うまく響いたり、響かなかったり、タッチの位置とか、スピードとか、いろいろ試すけどなんかうまく法則がつかめず…
それで、ふと思いついて楽譜を譜面台から下して(どのみちドミソドミソドミの楽譜が置いてあったわけではない)、爪が弦を打つところをガン見しながら弾いてみました。
(シンプル機構なんで丸見えです↑)
そうやってみると、つくづく思うのですが、単純な機構の楽器です。自分の指が鍵盤を押したらその結果がダイレクトに反映されてるというか、ぶっちゃけ「打鍵」と「打弦」はつながっているというか、それで目のフィードバックと耳からの音のフィードバックを合わせると突然「つながった」感触がありました。
あぁなんかわかったかも!!
と叫んで、曲後半は別人のように鳴りそこないが減りました。おゆき先生もびっくりです(^^;;
つまり自分が打鍵により動かした「爪」が振動する弦の端になっているところがミソなんですたぶん。
とかいってても自分で何がわかったのかよくわかんないんですけど。少なくとも、音を響かせ続けるには「端」はしっかり保持しなければいけなくて、決してそれが弦から離れてはいけないんです。ピアノだったら打鍵したあと、薄皮一枚、鍵を浮かしてもダンパーが戻らない範囲であれば音は消えませんが、クラヴィコードの場合、その脱力はNGです。
だからといってガチッと弾くのもきれいに響かせるのとはやっぱ違うみたいで、脱力は必要なんですけど、でもちょっとピアノとは違います。ともかく、打鍵のあとどうするかについてはピアノよりもっと意識しなければいけないようです。
考えてみると音程の作り方については、チェンバロやピアノより、バイオリンに似てますけど、
バイオリンの場合は弦を押さえる左手の指で音を出しているわけではなく、
弦の端でないところをこすって振動させているので、その点はもちろん違いますね。
クラヴィコードの音程の作り方、発音の仕方はこれまで私が触ったことのあるどの楽器(ピアノ、チェンバロ、フルート、バイオリン、和太鼓)とも違うんですが、でも何に似てるかっていえばそりゃピアノに似ています。
けれどもピアノよりもっと自分の動作と音の距離が近い感じです。
音のボリュームはほんとに小さいですけど、その中でとても繊細に変化がつけられます。
とはいえなかなか思うとおりにコントロールできませんが…
一回目より二回目、というふうに慣れてくるとますますおもしろいんです。
おゆき先生も最初「格闘」してましたが、だんだん上手に鳴らせるようになってきました。
私のような劇的ビフォーアフター的変化じゃなくて、
弾くたびに皮一枚ずつ真実に近づいていく感じで、たぶんリクツでなく耳で合わせているんですよね。
おゆき先生の弾くインベンションがとても素敵でした。
私もインベンションを弾いてみましたが、かなり忘れていたので(-_-;;
クラヴィコードのタッチ云々以前に、曲が弾けてないっていう残念な部分がありましたが、
それでもなんか「いいところ」がある響きが楽しめます。
ところで、せっかく同じ部屋にベヒシュタインのグランドがありますので、そちらでも同じ曲を弾いてみました。
インベンションの一番…
ピアノを一音鳴らすと、その音の大きさに自分でビビります(^^;;
あーびっくりしたっ
現代人はこんなでかい音に慣れておるのかね。
でも勇気を出して(笑)弾いてみると、これがまた!! このピアノもとてもいい楽器なんです。それで
「アンダンテさん、突然上手になったわ!! クラヴィコードを弾いてからピアノを弾くと変わるじゃない??」
…え!?
「アンダンテさん、クラヴィコードを買うべきなのでは??」
…え、えーーーっ(o_o)
(さらにつづく)
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