えー、「使えない英語(昔の大学受験英語)」が非常に得意だった私ですが、別に英語使いたいと思ったこともないので(外国に行きたくもないし)、現状に安住しておりました。
←使えない英語やっとくのも悪くないと思う
英語を使うことを迫られる可能性の高そうな会社に就職してしまったけど、英語を使うのは考えただけでも面倒なので、その可能性をできるかぎり低くするために日本語のシステムを作る仕事に潜り込みました。その後も仕事は移り変わっていったけれど、「英語を使わなくていいようにする」というのはいつも心掛けていたんですよね。
「使えない英語」というのは「読み書き」限定という意味かというと案外そうではなく、むしろ
「読み聞き」限定という感じです。
要するに、入ってくるのは拒まないが自分の中から出てくることはないというか(^^;;
昔の大学受験英語にだって英作文というものはあったはずですが、分量は決して多くなく、なんかこちゃこちゃした文が出題されててその一文をじっくり訳すみたいな課題だったように思います。つまり流暢さを求めているのではなくて、パズル的なというか、構文とか文法とか、そういう視点での出題のような。
そういう英作文については、当時特に得意でも不得意でもなく、ふつーだったと思います。
「話す書く」はともかくおっくうで、というか仮にやろうとしてもたぶん下手で、全力で避けたい、と思ってました。
それが、一年半くらい前からちょっとした職種の変化で、英語を使わなくちゃいけなくなり…
対面でも電話でもないです。チャット。
チャットだから、聞き取れないとかいう問題はないし、会話に比べれば判断が瞬時じゃなくても許されるから、緊張感はさほどじゃないんですが、それでも嫌でしたね最初は。
内容はそんなにややこしいことではなくて、これこれは送ってくるのがそもそも遅かったんだから締切を延ばしてほしい、とか、組版がうまくいかないけどなんか指定がおかしいんじゃ、とか、これこれを修正して再送してくれ、とか、まぁそんな程度の相談事なんですが。文字で書かれているのを「読む」のであれば全く問題はない程度の平易な英語で事足りるはずなんだけど、それがさっと出てこない。
大学入試の英作文と違って、作文する元となる日本語の文というものが、ひととおりに決まっているわけではなくて、ある程度の幅があります。イイタイコトが入ってれば、どういうカタチでもかまわないというか…
その自由度があるからかえってアタフタしちゃうみたいな。
そして、そういう仕事上の状況変化と相前後して、もうひとつの変化がありました。
はなひめが学校の宿題で自由英作文の課題が出ることが増えたんです(^^;;
宿題だから自分でやるか、わからないならわからないで出してもいいわけですが、あまりにあまりにわからないとなると、相談に乗るというか、相談に乗るといってもこっちもはなひめの意向に沿って自在に対応するほどわかりませんから、まずは手元でコソコソとひととおり英文を書いてみて、それからはなひめが習っている範囲の表現に収めることを考えたりとか。
そんなこんなで、いずれもたいした頻度ではないんですが、合計して平均すると週に一回は何か簡単な英語を書いている(自由英作文的な)という状況になったわけです。
そうなってしばらく(? 半年から一年)経ってみたら、英語チャットがぜんぜん苦じゃなくなっている自分に気が付きました。
チャットとか自由英作文とかは、自分の知っている範囲の英語をひねり出すだけのことですから、基本的に、知ってることは増えません。ただ、そのひねり出すことに慣れるというか、道ができるだけ。
開通してみたら、なんだ別に十二分に英語知ってるじゃん、というか、簡単な英語で用は足りるんで(ただし、話題になっているジャンルの単語を知っている必要はある)、処理速度が速くなればそれでオッケー。
今は「あー今から会議入っちゃうからそのあと調べて返事するんでいい?? 一時間くらいなんだけど」とかいう内容を日本語のメールを打つのとあまり変わらないスピードでだだだだと打ったりとか、そういうことができるようになりました。そうなっちゃえば、まぁどうってことはないわけです。
実は、「使えない英語」から「使える英語」までって、ほんのちょこっとしたことなんじゃないの?? 必要性と慣れと。
逆はけっこう大変で、TOEIC満点近いくせに正しい翻訳ができない自称翻訳者は、やっぱり一年後も二年後もダメみたいですよ。構文をしっかりとらえるとか(文法とか)、案外時間のかかることだからね。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社
←またろうがイラストを描いた本(^^)
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「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
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英語を使うことを迫られる可能性の高そうな会社に就職してしまったけど、英語を使うのは考えただけでも面倒なので、その可能性をできるかぎり低くするために日本語のシステムを作る仕事に潜り込みました。その後も仕事は移り変わっていったけれど、「英語を使わなくていいようにする」というのはいつも心掛けていたんですよね。
「使えない英語」というのは「読み書き」限定という意味かというと案外そうではなく、むしろ
「読み聞き」限定という感じです。
要するに、入ってくるのは拒まないが自分の中から出てくることはないというか(^^;;
昔の大学受験英語にだって英作文というものはあったはずですが、分量は決して多くなく、なんかこちゃこちゃした文が出題されててその一文をじっくり訳すみたいな課題だったように思います。つまり流暢さを求めているのではなくて、パズル的なというか、構文とか文法とか、そういう視点での出題のような。
そういう英作文については、当時特に得意でも不得意でもなく、ふつーだったと思います。
「話す書く」はともかくおっくうで、というか仮にやろうとしてもたぶん下手で、全力で避けたい、と思ってました。
それが、一年半くらい前からちょっとした職種の変化で、英語を使わなくちゃいけなくなり…
対面でも電話でもないです。チャット。
チャットだから、聞き取れないとかいう問題はないし、会話に比べれば判断が瞬時じゃなくても許されるから、緊張感はさほどじゃないんですが、それでも嫌でしたね最初は。
内容はそんなにややこしいことではなくて、これこれは送ってくるのがそもそも遅かったんだから締切を延ばしてほしい、とか、組版がうまくいかないけどなんか指定がおかしいんじゃ、とか、これこれを修正して再送してくれ、とか、まぁそんな程度の相談事なんですが。文字で書かれているのを「読む」のであれば全く問題はない程度の平易な英語で事足りるはずなんだけど、それがさっと出てこない。
大学入試の英作文と違って、作文する元となる日本語の文というものが、ひととおりに決まっているわけではなくて、ある程度の幅があります。イイタイコトが入ってれば、どういうカタチでもかまわないというか…
その自由度があるからかえってアタフタしちゃうみたいな。
そして、そういう仕事上の状況変化と相前後して、もうひとつの変化がありました。
はなひめが学校の宿題で自由英作文の課題が出ることが増えたんです(^^;;
宿題だから自分でやるか、わからないならわからないで出してもいいわけですが、あまりにあまりにわからないとなると、相談に乗るというか、相談に乗るといってもこっちもはなひめの意向に沿って自在に対応するほどわかりませんから、まずは手元でコソコソとひととおり英文を書いてみて、それからはなひめが習っている範囲の表現に収めることを考えたりとか。
そんなこんなで、いずれもたいした頻度ではないんですが、合計して平均すると週に一回は何か簡単な英語を書いている(自由英作文的な)という状況になったわけです。
そうなってしばらく(? 半年から一年)経ってみたら、英語チャットがぜんぜん苦じゃなくなっている自分に気が付きました。
チャットとか自由英作文とかは、自分の知っている範囲の英語をひねり出すだけのことですから、基本的に、知ってることは増えません。ただ、そのひねり出すことに慣れるというか、道ができるだけ。
開通してみたら、なんだ別に十二分に英語知ってるじゃん、というか、簡単な英語で用は足りるんで(ただし、話題になっているジャンルの単語を知っている必要はある)、処理速度が速くなればそれでオッケー。
今は「あー今から会議入っちゃうからそのあと調べて返事するんでいい?? 一時間くらいなんだけど」とかいう内容を日本語のメールを打つのとあまり変わらないスピードでだだだだと打ったりとか、そういうことができるようになりました。そうなっちゃえば、まぁどうってことはないわけです。
実は、「使えない英語」から「使える英語」までって、ほんのちょこっとしたことなんじゃないの?? 必要性と慣れと。
逆はけっこう大変で、TOEIC満点近いくせに正しい翻訳ができない自称翻訳者は、やっぱり一年後も二年後もダメみたいですよ。構文をしっかりとらえるとか(文法とか)、案外時間のかかることだからね。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社
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「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)