アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

「エオリアン」を通して弾き直し癖を考える

2016年04月14日 | ピアノ
「50歳目前、とりあえず手に当てとくキャンペーン」第一弾であるところのエオリアンハープですが、これはもう、普段私が弾く曲に比べて格段に「音数」か多いので、相当ゆっくり弾いてもノーミスクリアってのは見えてきません。

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でも、ふだん家で弾いているときに、そんなに止まり止まり弾き直し弾き直ししているかというと、案外そこまでではなくて、流れを止めずに弾いていることが多いです。つまり、私にしてはかなり、「音抜け」「ミスタッチ」を華麗にスルーしています。

これはなぜかというと、どうやら
・私にしてはずいぶんしつこく練習して、暗譜に近いほど覚えた(部分もある)
・大きな音符と小さな音符がハッキリ分かれているので、「死守する音」「そうでない音」に分けてとらえやすい。
・音のまとまりが明確、というか規則的なのでリカバリーしやすい
というようなことが影響しているようです。

「死守する音」「そうでない音」に分ける作戦というのは、歌の伴奏をともかく止まらないで通すためにたいへんお世話になったテクニックですが、ないと曲の進行が分からなくなるような必須の音とそうでない音を分けて、前者を死守しつつそこを頼りに復旧活動(?)を速やかに行うわけですね。

実はエオリアンハープってそれ向き…

それで、これって「ミスタッチしても弾き直ししないで行っちゃえ」練習用にはいい曲じゃない?? ってことで、家でも意識的にそういう(ミスしても弾き直さない)練習してみたりして、それで今日、ピアノサークル練習会で弾いてみました。

今日の録音

この場合、どのみちちゃんとは弾けない曲を弾いてますのでそんなに緊張もなく(ブルクミュラーのバラード弾いたときとか弾けるハズと思う曲はかえって硬くなってましたがね)、わりと平常心で弾き始めたと思うんですけど(テンポがごくゆっくりなのは仕様です)、ピアノと仲良くなるのに手間取って、あぁでもないこうでもないってやっていたので、いい具合に(?)緊張してきたみたいです。

つまり、家でリラックスして、弾きなれためるちゃんで、何回かウォーミングアップしたりして、私的にベストな状態で弾いてみると、ほぼ弾き直しなしで(もちろんミスはいろいろあり)行けたりする場合もあったのですが、

それなりに緊張すると、そういうわけには行きません。

録音を聞いてみますと、5ページあるうちの、1~2ページあたりはわりと頑張って、弾き直さないで前進しようとしている感じ。

3ページくらいで、怪しい個所密度が増えてきたら、音を探すうろうろも増えて、「ぶちん」と集中が切れてしまい、4ページくらいになると「弾き直しをしないでいこう」という気力も萎えて放棄した感じ。

5ページまで行くと、逆にわかりやすくなるので少し回復した感じ。

というふうになっていました。

家に帰ってから、楽譜を見ないでゆっくり弾いてみたりして確認したところ、心理的に楽譜は外せないんで(笑)いつも楽譜を見て弾いてはいますが、1~2ページはだいたい頭に入っているゾーン、3~4ページは覚えていないゾーン、5ページはまた頭に入っているゾーンということで、どうもやはり頭に入っていないあたりというのは「弾き直しをしないで先に行く」というのも非常に難しい…慣れないピアノで人前でキープするのはたぶん現実的に無理。

という、エオリアンハープ実験の結果になりました。

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コメント (2)
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