アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

半音だと思って弾くと

2016年04月24日 | ピアノ
さっきの音とおんなじなんだから、たださっきのところから動かなければミスタッチするはずがないのに、なんでだか改めて音を探して動いてミスタッチするなんていうアホな事件を起こすことはありませんか? 私はあります(^^;;

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というわけで、ミスタッチしたくない曲(今の場合なら歌の伴奏!!)では楽譜にこんな書き込みをすることがあります。


水色の線でヨコにびーーって引っ張ってるのがそれね。

同じ音だってそりゃ見ればわかるだろうが、って思われるでしょうが、というか私もそう思うのですが、なんでだか手をずらしちゃって下の音がミbから次の小節でついレに行っちゃったり。おんなじだぞーーって自分に言い聞かせて線を引いとくと「このままいくぞ」と思って安全になるんです。

それで、長い丸で囲んであるのは何かというと、これは「半音動くぞ」のマークです(笑)

「動かないぞ」「半音動くぞ」から始まって、「一音動くぞ」…以下インクリメント
ってしてたらキリがない、というかほとんどマークする意味がありませんが、
とりあえず私的には「動かないぞ」「半音動くぞ」のみです。

これをつけまくると、頭の中も整理されて、ぐっと安定感が増すんですよ。

特に、和音がじわーっと変わっていくような曲のときにこのマーキングをするんですけど。

これを初めてやったときに気が付いたのが、

半音動くぞ

って思って弾くほうが「いいカンジ」に弾けるということ。

目的はもちろん「ミスタッチ低減」だったのですが、結果としてはなんか和音の変化に立体感が増すというか、
響きに「気」が入るというか

まぁ考えてみれば、半音動くのってけっこう大事な変化ですよね。ミとソの違いより大事かも(?)

それを「あぁ変わる」と思って弾くと何かが実際に変わるような気がするんです。考えてみれば、これは三年前に気づいたこと
過去記事「妄想しなくても表現はできる
と同じです。たとえばシからドに行って終わるカンジになるとか。
それを、それぞれのパートの人(ピアノ弾いてるってのは、いくつかのパートの人を束ねてるのと同じですから)がちゃんと考えて弾くことで全体が変わるという。

この曲の中で、私のお気に入りポイントは特に

ここ↑です(^^)

左手がソからソbに移るのと合わせて右手もミからミbに。

そして左手はさらにソbからファへ。
右手は少しずれてシbからラへ。

このゾクゾク感が「萌え」です。

というわけで、このマーキングはただのミスタッチ除けじゃないんですよ~「萌え」ポイント探しみたいなものでもあります。

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