アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

あまりごたまぜでない言語(フランス語)

2016年04月22日 | 生活
NHKラジオ講座の「まいにちフランス語」は2週目まで聞いたところです。

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テレビのほうが、フランスの街並みの映像とかいろいろ華やかで、おもしろい面もあるけど、あくまで語学講座として考えれば私の好みはラジオかな。今年はテレビが去年の続き(応用編?)という事情もあるけど。

それで、今のところの感想だけど、
フランス語って、キレイだな、って

キレイといっても別に、あの鼻にかかったような発音がツボとか(^^;; そういうことではなくて、
言葉の成り立ちの「混じりっ気」の問題。

日本語はご存じのとおり、元々の言葉があったところへ、漢字がどばっと流入してきて、それは文字というものの輸入でもあり、それに伴って語彙の大量輸入でもあり。結局、漢字のまま使う語彙(中国由来の外来語ともいう)、漢字から作った新たな文字(ひらがな、カタカナ)で書き表した元々の語彙、いわゆる漢字仮名混じり文がスタンダードになって。

このごたまぜ感、私は好きだけれどもね。ざざざっと速読するにも適しているし、いいな~と思うけれど、でもこれを外国語として学ぼうとする人は大変でしょう。

日本と同じように、文字と語彙を中国から大量輸入してる韓国語の場合、そうやってごたまぜにしたところで今度は文字をハングルだけにしちゃった。元が漢字熟語で、見た目は違って同じ発音という言葉がいっぱいあるわけだから、同音というか同表記異義語が大量発生するわ、まとまり悪いわであんまりいい案じゃないと思うけど韓国の人はどう思っているのかしらん。

こないだベトナム語が専門の人に聞いたら、ベトナムも似た状況で、漢字輸入のあと、全部をアルファベット表記にしちゃったから同表記異義語が大量発生してるそうです。

英語は、フランス語を大量輸入したりしてますが、その結果どうなったかというと、綴りと発音の対応がわやくちゃ。同じ発音でも同じ表記とは限らないし、同じ表記でも同じに読むとは限らないし、このでたらめ感は「表音文字」の風上にも置けない。

自分ではまぁだいぶ昔に慣れたので今更あまり何とも思わないけど、三人の子どもが中学生になる都度「綴りが納得いかない」ってキレて(笑)めんどくさかったです。お母さんのせいじゃないのでそこでキレないでほしいが、気持ちはわかる。

フランス語は、そういう意味では混じりっ気が少なくて、綴りを見ればどういう発音なのかたいていわかるようです(まだ少ししか知らないので自信のない物言いですが)。

ただし、なんで発音しないところをこんなに書きたいのか、そこは謎ですが…
たとえばJe suis (英語でいえば I am と思ってください)と書くけどsuisの最後のsは読まない、
で、そうかそうか読まないのかと思えば
Je suis une amie. (私は彼の友人です。)
ってなると読むんですわ。読まない子音のあとに母音が来ると、くっつけて子音復活。リエゾンとかいうそうだ。

それとか、ある単語が母音で終わり、次の単語も母音で始まると、最初の単語のほうの母音がなくなるという規則もあります。
Je suis d'Osaka. (私は大阪出身です。)
#「de」のeが消えた

これ読むと「ジュスゥィドサカ」となるわけで「ドサカ」ってドコサいったい。

まぁそのへんのいくつかわけわからん規則を乗り越えれば(まだあんまり乗り越えてない)、フランス語はわりとキレイなのかなと思います。

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コメント (11)
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