アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

好きなときに好きな曲を弾ける幸せ

2018年08月21日 | ピアノ
今回の合唱って、「四回練習して本番」という企画だったんだけど、これは私にとってちょうどよい感じでした。

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各自の音取りはできてる前提で、四回の練習があればだいたい現状の能力的に出せるところまではいくんじゃないかな(指導が非常に適切だったということはある)。やってみた感じ、もう一回少なくてもなんとかなるような気はした…でもそれは四回に全出席できたからで、体調不良やらなんやら、何かで一回くらい欠けても差し支えなく出られるというところまで含めて「ちょうどよい」というか。

管理はゆるくて、別に練習に何回参加できなきゃ本番出しませんとかそういうのはなく、でも、みんなできる限り参加したり、参加できなくても録音アップを元にして指示をチェックしたりして、熱心でした。参加率の低い人は、不熱心な人じゃなくて、この合唱祭に多数の団体をかけもちしすぎて練習が重なってる人(笑)

そういう人は元々問題なく歌えるようでした。まぁいろんな意味でバランスよかったです。

参加の21団体の中で、特にレベル高い演奏でびっくりしたところがあったんだけど、そこの募集要項を見たら、別にオーディションとかなく誰でも参加できる募集で、ただ練習回数が半端なく多かったです。そのことによって熱心な、合唱フリークが集まるのかもしれませんね(選曲にもよるのだろう)。

で、四回という限られた練習時間の中で、四回目には「宣伝タイム」という時間がしっかり取られていたんだけど、これは何かというと、自分がやっている他団体のコンサートの宣伝…というよりは(それもあったけど)むしろ現在募集中という宣伝。

要するに、集まってナンボの合唱というものは、ある曲を歌いたいと思っても、その曲をやろうとする団体を見つけて入るしかないんですから。

誰かが宣伝すると、「あ、それ歌いたい~」とか声が上がったりするわけです。それで案内ビラを持って帰って諸条件を検討する。場所、金額、練習日時など。

考えてみればピアノって、自分が選んだタイミングで選んだ曲を弾けるってのが当たり前だと思ってるけど。合唱とかオケというのはそうではない。

これはかなり根本的なカルチャーの違いです。協調性とコミュ力がなければそもそも歌いたい曲にたどり着かない合唱業界。

…ピアノ好きの人に協調性がない人が多いという「噂」はまぁそんなところから来てるわけですが…というか、ある程度、火のあるところにたっている噂という気も(^^;;

現に私も、好きなときに好きな曲を好きな仕上がり具合で(爆)演奏することができて、たまにオプショナルで誰かと何か曲を選んでアンサンブルすればいいピアノのフィールドがあまりに心地よくて、ほんとこんなんで定年後にアマオケとか務まるんかいな、と思わなくもないです。


今回の合唱祭では、複数の団体をかけもちしてる人のほうが多いくらいで、そうすると衣装早着替えとかいろいろとたいへんそうですが確かに楽しそう、まぁそれはいいんですがつまりは練習の立て込み具合とか考えると気が遠くなります。また、数多くの人を束ねて事務連絡をしているまとめ役の人のたいへんさも想像すると相当なものだと思うんですが…

合唱界隈の人ってそんなに時間惜しみをしないように感じました。考えてみれば、ピアノってピアノを弾くだけ(ひとりでれんしゅう)にやたらと時間を取られますもんね。ちょっと時間の感覚が違うかもしれない。

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