アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

コンクールの曲にベートーベンがあると

2018年08月24日 | ピアノ
私って、いったいぜんたい、ベトベンさんのことが好きなんでしょうかね?

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って、変な話ですけど、主観的にはあんまり好きじゃないんです。好みはもっと「おしゃれ系」だと思うんですよー、和音がびっしり埋まってるようなのじゃなくて…

それに弾きにくいし…私が弾くと変なのになるし(爆)

なのに、演奏をいろいろ聞いた中で、あぁベートーベンがいちばんおもしろかった、って思うことが多いんです。これって何なんでしょう。

ピティナ特級でも、ベトベンがイチオシでしたし。

昨日は、ソレイユ音楽コンクールのガラコンにいってきました。

ソレイユって何それ、聞いたことないわって言ってる人、誰ですか~?
いや私も知らなかったんですけどね。初めて聞きました。

でも、松浦野歩くんの追っかけなので行きました(笑)

野歩くんの演奏を初めて聞いたのは彼が小六のとき、すごく魅力ある演奏でしたがなんつーか天才タイプでさっと弾けちゃうし練習はしないみたいな子だったらしい。コンクールとかは受けてなかったのかな。

彼は今、大学三年生なんだけど、彼がいうには、大学生になる前は何も考えていなかったと…でも、そういえば何かプロフィールに書けるものがないと寂しいぞと思い立って、熱心に練習もしてコンクールもいろいろ受けるようになったんだって。物心つくの遅っ

まぁ人生いくつからでも遅いってことはないものだけど、でもピアニストとしてやってこうってんならあんまり遅くないほうがいいんだろうね。

このコンクールは今年5月にあったものです。一位なしの二位という微妙なポジションだけど、でも頑張った!!

昨日のプログラムで、野歩くんが弾いたのは熱情ソナタの一楽章なんだけど、ほかの人が矢代秋雄とかわけわからん派手曲を持ってくる中で、やっぱりベトベンは一番楽しかった。私としては。それに超かっこよかった(^^)

もう一人の二位の人はデュティユーのピアノソナタ第三楽章「コラールと変奏」という曲で、んーーたぶんすごくうまいらしいけど聞いていて幸せかっていうとそうでもない。わからなすぎて。

このガラコンの曲目は、コンクールで弾いた曲の中から選ぶことになっているそうで、だから「コンクールで点が出やすい」といわれるような派手でわけわからん曲が並びやすいんだと思うけど。

一人でやるリサイタルだったら聞く人に配慮してめりはりやバラエティーつけて並べるだろうけど、一曲入魂でびっしり並んでいるコンクールだと聞いてると「音酔い」するというかもう続けて何時間も聞くのは無理で途中で出てきちゃったりして(^^;; 審査員の先生方もたいへんですね。

そんな中にベートーベンとかバッハとかあるとちょっとほっとします。モーツァルトもいいと思うけど、私が生で聞いたことのある数少ないコンクールには一度も出てきてない。

全国町田ピアノコンクールにゆかりちゃんが出たときは予選もバッハ、本選もバッハで、本選はもう近現代のややこしい曲の音の洪水みたいな状況の中、ゆかりちゃんのバッハの幸せな響きといったら!! これ最高でしょと思ったけど結果は二位。

古典とかは点数が出にくいというのはほんとなんでしょうか? 審査員の先生方もこういう幸せな演奏聞きたいんじゃないですかね。お仕事だから関係ないのかしらん。

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