アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

早めに打鍵の準備をするためなら…

2022年05月25日 | ピアノ
(業務連絡。今日はモツコン3楽章を練習するのに92でやってました(これまで88)。まぁまぁいい感じです)

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でたらめに速く弾いてもしょうがないので、弾けないときはゆっくり練習するのはいいとして、
ゆっくり弾くときも準備は早くするように。

というのは、おゆき先生によくいわれます。

すっと行って、弾こうとする鍵盤に到達して(触って)スタンバイ→打鍵。

速い曲が弾けないのは、いわゆる「指が回らない」ということよりも、
「すっと行って…スタンバイ」
が間に合ってないんですよね。

ポジションを移動しなくていいところは、細かい音形でもそこそこ弾けている。
圧倒的に弾けないのは、飛ぶとこです。

「指が回らない」が問題であれば、その、自分的限界速度が上がる(技術向上)ということがないと、短期間練習してもスピードが上がっていかないということになりますが、基本的に移動のほうが問題なんだったら、頭の整理というか移動計画がきちんとできてくればよくなるわけですね。

なので、練習していくとちゃんとスピードアップする…はずなのですが
今回は、ようやくスピードアップに結びつくくらい音と動きの整理ができるまでにめちゃくちゃ時間がかかりました。

臨時記号が多いとか和音がわかりにくいとかのいわゆる「譜読みしにくい曲」じゃないのにねぇ…

もうちょっと効率よくいかないものだろうか?? 似た曲に何度か挑戦すると上達していくだろうか??

とにかく今回、「早めにスタンバイ」を重視するしかなかったので、次の小節頭の音を死守したいということになれば容赦なく前の音を省略していました。前に、難しすぎる曲(ブラームスバイオリンソナタ「雨の歌」一楽章の伴奏)を弾いたときは「1,2,3,4,5,6,1,2,3,4,5,6,…」の「6」を省略しまくって「骨粗しょう症」といわれましたが、まぁそんな感じです。

あと「ペダルでつないでおいて早めに手を離す」も使いまくってます。ショパンを弾くときは、ペダルで音を伸ばしておけば同じ、ではなくてなるべく指でも音価を保つとか考えて弾いてるけどそんなこと構っちゃいられんって感じです。

でもそうやって、大事な音は(前をはしょってでも)早めにスタンバイ、ということをしてなんとか「形」を作ったほうが、曲の骨組みが早く見えてきて、結果的には抜かしていた音の復活ができる場合もあります。そんな気がする。


---- 今日の録音
ショパン/バラード第三番(練習)

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