アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

四人のプログラム出揃った(合同リサイタル)

2022年09月24日 | ピアノ
いよいよ、二週間後に迫ってきた合同リサイタル…

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四人分のプログラムが出揃いました。

【1 stage】
バッハ
  平均律1巻13番
ベートーヴェン
  ピアノソナタ第6番
ショパン
  子犬のワルツ
  ノクターン17番

【2 stage】
スクリャービン
  ピアノソナタ5番
ショパン
  バラード4番

【3 stage】
ショパン
  ノクターン第7番
ベートーヴェン
  ピアノソナタ第31番

【4 stage】
バッハ
 小前奏曲BWV902-1a
メシアン
 前奏曲「鳩」
ドビュッシー
 オンディーヌ
   ~前奏曲集第2巻より~
プーランク
 村人たち
   ~子供のための小品~
ギロック
 ニューオリンズのたそがれ
 ミシシッピー・マッド
 ダウンタウン・ビート

なんか、すごく多彩で本格的な、わくわくするプログラムじゃないですか?
えーと…
「曲『は』、本格的だったね」
って言われないように、頑張らないとね(^^;;

今日は頑張ったんですけど、練習にではなくて、このコンサートのチラシとプログラムのレイアウトするのを頑張りました(笑)

あと、他参加者の三人には昨日が原稿締め切りだと伝えておいて、からの、主催者特権で自分は今日になってプログラムノートを考えていました。

--------- アンダンテ リサイタル「ゆっくりの時間」

昭和のピアノ教室でよく聞いたソナチネ、ソナタは、モーツァルトでもベートーヴェンでも、
「一楽章は軽快に」「二楽章はゆったり」「三楽章はカッ飛び」というイメージでした。
それが、大人になって改めてじっくり聴いたベートーヴェンのピアノソナタ第28番が、すごく衝撃的にそのイメージを裏切ってくれて、「ベトソナ素敵!!」となりました。

改めて探してみると、そのほかにもモーツァルトのピアノソナタ第4番 K.282とか、ベートーヴェンの31番とか、ゆっくり始まるソナタもいろいろあるものです。
いろいろあるわりに、子どものころの私があまり聞いたことがなかったのは、発表会や音大の入試であまり弾かれないからかと…

子どものときは、ゆったり系の曲がいいなどとは思っていなかったはずですが、
長い時間を経て、現在の私は「長い音」にこめられている何かに心惹かれる気がします。

伸ばす音の、「母音」の部分。

本日のプログラムは、ショパンのノクターン7番と、ベートーヴェンのピアノソナタ第31番を組み合わせました。

ノクターン7番の出だしは特に、「長い音」好きにはたまらない魅力の旋律です。じわーっと変わるだけで、どうしてこんなに美しいんでしょうか。ショパンさん天才です。

ピアノソナタ第31番は、ゆっくり明るく始まる一楽章から、かなり変てこな勢いのある二楽章を経て、再度ゆっくりと、しかし今度は重苦しく始まる三楽章に突入します。そしてフーガ(苦手だけど)、また重苦しい部分、さっきより短いフーガ、そして最後は盛り上がってきて爆発的に終わります。

「長い音」がというより、曲自体がとても長く、たくさんのことを語っています。人生山あり谷あり、いろいろあるんだけど、それでも生きる喜びというか、そう一言でまとめてしまうとちょっと違う感じですが、時の流れを味わい、変化を楽しみつつ弾きたいと思います。
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