アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ベトソナまるごと人前で弾くのはたいへん

2022年09月03日 | ピアノ
たいていの練習会では、もらえる時間は20分とか限度で、そうすると弾き終わらないんですよね…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←シンプルな形式なのに自分でやってみるとわたわたする

今日は、時間計らないでゆるく弾かせてもらえる練習会だったので、全楽章弾いてきました。

過去記事「弾ける状態での繰り返し練習がだいじ」に書いたように、「ネコネコ練習法」を自分流にアレンジして、
10回のところが2回になっちゃってますけど(^^;;
「お、弾けた」のときに、二回連続クリアしてから次の話に進める
というのはなかなかよさそうです。

ベトソナ31番、ちょっと弾きやすくなった感じがするんですよね。たった数日でも。

今日の練習会録音: ベートーヴェン/ピアノソナタ第31番全楽章
(ピアノはスタインウェイ)

一楽章、二楽章に関していえば、先週の練習会よりスムーズだと思います。(まぁ実際のところいろいろありますけども)

三楽章に入りますと「アレッ」って感じであちこちごちゃごちゃしてくるのは、
だいたいにおいてあとのほうが練習が行き届いていない、というのがひとつ、
長い曲の最後のほうにきて集中力がとぎれてくる、というのがもうひとつ、
実際問題、三楽章が一番難しい、というのがさらにひとつで、

フーガになってくるとどうしてもわちゃわちゃしてきますね…

全員弾き終わったあと、自由に弾いていいということだったので、三楽章をもう一度弾かせてもらった。
二回目だから?
みんながしーんと聞いてるんじゃなくて、お茶してるから?
録音してないから?w
今度はわりとうまくいったんだけどね。これを「本番」で出せないと。。

次の一週間はなるべく第三楽章を中心に「ねこねこ改」(←元とは似ても似つかぬものになっているが)で改善を試みよう。

それで来週はおゆき先生レッスンなので、
レッスンの最初に一回通しで弾かせてもらおう(←長いけど…)

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「趣味なら楽しければ」考

2022年09月03日 | ピアノ
Megumi先生のブログに「【趣味なら楽しければ】・・本当に?」という記事があったので私も考えてみたいと思います。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←楽しむために今日も真剣です

趣味といってもどういうスタンスで、というかどんな目標、目的を持っているかは人それぞれでしょうが、私の場合、まず
1. 日々、ピアノを弾いていて楽しい
…これが超、最重要で
2. 聞く人も楽しい
…ということが実現できればそれに越したことはない、って感じ。

2. のことを考えれば、どんどん上達することが良いことなはずですが、私の場合、1. と 2. の重要度には大きな差があって、1. を犠牲に 2. を目指すことはありえないです。
そういう意味では、すごく「自己中心的」といえますね。

もっとも、1. と 2. は相反しているわけではないので、1. を追究する中で、2. の方向にもちゃんと膨らんでくるとは思うんですよね。ただ、2. が変化するスピードとか、変化の傾向とかは、上達をいちばんに考える人とはなにがしか違う部分はあるかもしれない。

ということで、私にとっては、「趣味なら楽しければ」はまったくもって本当で、そこにまったく揺るぎはないんです。

ただですね…

それは、私が言うことです。先生が言うことではない。

何が楽しいかは、私が決めることです。いや…もっというと、私の中から生まれてくるもので、私の意志で決めているのともちょっと違うかもしれない。
どう工夫して、どう弾けると楽しいか、というのは私の側で決める、いや決まることですが、何も工夫がなければ楽しくない。ないならただの指の運動です。
どんな工夫でもっと楽しくなるか、その提案をもらうためにレッスンに行くんですよね。

ピアノの先生が「趣味なら楽しければいいでしょう」というのは、まぁたぶん単に実力とか指導力がないだけのことで、つまり伝えたいこと、言いたいことがないんですね。

おゆき先生は、私が「楽しくない練習はしません」なんてことを公言している生徒であるにも関わらず、
じゃあ上手く弾けなくてもいいでしょう、何も指摘せずにただ穏やかに、褒めるレッスンすればいいでしょう、
…とは、まったくならないわけです。

いつも真剣。

私も真剣です。どうすればもっと楽しいか? ぼーっとしてたんじゃ、まぁせいぜいある程度しか楽しくないわけで、すごく楽しむためには、本気出さないと。

私は常日頃から「褒めてください」とはいっていますが、どう弾いても「いいですね~よくできましたね~」なんてのじゃ褒めたことにはならないんです。そんなのちっとも楽しくない。

こうじゃなくて、こう? あ、なるほど!! きれいだ!! さっきとぜんぜん違う…「そうそう、いいですね」。それが、褒めるってことでしょう。プロの技で。

-----
また「否定をされない」というのは
心地良いことなのかもしれないです。

でも「指導をされていない」というのは、
気付いてしまうととても寂しいことです。
-----

否定の仕方も、「技」かもしれませんね。
建設的な否定…楽しさにつながる否定であればいいわけで。

否定するにしても褒めるにしても、そこには確かな音楽力の裏打ちがあって、それをうまく伝える指導力があれば、「趣味なら楽しければいい」ピアノライフに命を吹き込むことができるんですよね。

レッスンから帰るときに、あ、早くピアノ弾きたい。って感じにね。

ということで、結論はまったくもってMegumi先生のおっしゃるとおり

----
レッスンを受ける方が、
(あくまでもその方の)最善を目指して進化できるように
指導する側は全力を尽くして、
様々な角度から工夫して指導する方が
本当の意味で
「楽しい」ピアノライフになる
----
です。それがわかっている先生がいらっしゃるのはありがたいことです。

しかしそれがまさに「趣味なら楽しければいい」からの必然だと思うわけです。

タモリさんの名言:「仕事じゃないんだぞ!遊びなんだから真剣にやれ!」
生徒も先生も真剣。楽しいピアノライフです。

---- 今日の録音:
ベートーヴェン/ピアノソナタ第31番第三楽章

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする