アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

サシでとことんアンサンブル

2012年03月08日 | バイオリン
今日の午前中は、中学受験関係のイベントできーちゃんさんに会うことになっていて、それだったらやっぱり…ま、ランチをするのは当然として、そのあとアンサンブルもするでしょう、ということに。

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早めにそれを思い立って、ランチもスタジオもささっと予約し、イベント会場~ランチ~スタジオをコンパクトな徒歩圏にまとめることに成功。我ながら、冴えてるっ(^^)

しかも、昨日、気になっていた眼鏡の作り直しもようやく済ませて、スタンバイおっけー。昨晩は、ばっかいず世話係さんと飲みだったんだけど、たまたま世話係さんの仕事が押して一時間くらいの間が空いたので、たまたま目に付いた眼鏡屋さんに飛び込んだのだった。これまで、ピアノと違ってやや遠い楽譜(二人でひとつの楽譜を見るときとか)はなかなかつらくて(両眼で0.8)。

用意した楽譜は、ドッペルと、ホーマン教則本。きーちゃんさんのほうからは、ドッペルのほか、カントリーロードと、ビバルディ。

まず、さらっとカントリーロードを合わせてみてから、ホーマン教則本へ。この本に載ってるデュオは、手ごろな難易度、手ごろな長さで、しかもとってもきれい。私がレッスンで見てもらったことがあるところまでを全部(9曲)、次々やってみた。まず一回やってみて、まずい部分を確認…それから、もう一回合わせ。これでほとんどばっちり合って、うまく合うと気持ちいい~。きーちゃんさんはこの教則本を見るのは初めてだそうですけど、譜読み速いね。

そして、本題のドッペル一楽章に入ります。きーちゃんさんが1st、私が2nd。2ndなら、かつ、ゆーっくりであれば、ほとんどの部分は弾けるんだけど、一箇所鬼門のフレーズが。最初、弾いてみたときここで頓挫して、ちょい時間もらって部分練習して、ここだけゆっくり弾けばいいか!? とかなんとか(^^;;

でも、何度かチャレンジしてから仕上げに通したときは、結局、そこだけ遅くすることはしないでそのまま弾き続け、フレーズ後半でやっぱりコケた…くらいで走り抜けた。まぁ、アラの部分には眼をつぶることにして、やっぱりこの曲はアンサンブルの醍醐味がぎゅっと詰まってますね。合わせててほんとに楽しいです。

きーちゃんさんは、この一楽章を息子さんと合わせたことがあって、それから三楽章は先生と合わせたことがあるそうです。三楽章は、ちょっとさわりだけ弾いてもらったけど、弾くのが激ムズの上に、合わせるのがまためちゃムズで、これはもう、きーちゃんさんまた弾いてみたいそうですけど10年くらい待ってもらうことにして。

それで、二楽章は未知の領域なんだそう。こちらもちょっとさわりを弾いてもらうと、このくらいゆっくりの曲ならなんとかなるかなぁ…

じゃ、試しにやってみようか、ってんで、頭から弾いてみると、ぐちゃぐちゃにはなりましたが、もしかしていけそう? それで、10分間もらって「ひとりで練習」タイムにしてからもう一回やってみました。

これ、譜づらはあまり難しくありませんが、ゆっくりの、8分の12拍子ということで、数え間違える危険がいっぱいの曲です。えいやで初見大会やって合いそうな曲ではないんですが。

でも、なんとなく、きーちゃんさんとならいける予感があって。音を間違えるとかはないではなかったのですが、おおむねきれいに、最後まできっちり合いましたよ!!(o_o) おぉ~これは素敵な曲ではありませんか。

私の頭にあるリズムはおおむね正しいんですが(笑)そのとおりきっちりバイオリンが鳴らせないので、刻み方が微妙にずれたりすることがあります。それで、相手がただ「棒弾き」してると混乱して崩壊するのですが、きーちゃんさんは、こちらがちゃんと聴いて、1stのココと2ndのココを合わせるんだよ!! と思っていれば、その「気」を察知して、ちゃんと合わせてくれるんです。

アンサンブル、堪能しました(^o^)/ 眼鏡も直しておいてよかった!!

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いくつになっても前進、練習は裏切らない

2012年03月06日 | バイオリン
先日の発表会で、当初考えたのは、ドッペルを先生と合わせるということだった。

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でも、別の生徒さんで、ドッペルをやろうとしている人がいると聞いたので、やめたのだ。

…やめて正解でした(^^;;
その方は、2ndじゃなくて1stを弾いていて、音はおとなしかったけど、音程正しくテンポも遅くなく、ばっちり弾けてました。

かなり年配の方なんですけど。先生がいうには、とにかくすごーく練習をしてくるそうで、どんどんうまくなっていくのだとか。ご本人曰く、「年を取るといろんなところが衰えてくるけれど、バイオリンだけは、練習すればうまくなることができる」だそうです(o_o)

で、その方が参加者最高齢かと思ったところ、上には上がいまして、「終戦の年には女学校三年で、でもそのころ勉強はできなくて軍需工場で働いていた」という…。つまり、80代です。

文部省唱歌「富士山」を「弾き語り」してくれたり、歌では「すみれ」を三ヶ国語で歌ってくれたりしてました。

もちろん、西洋音楽なんて、女学校時代は敵国の音楽だから禁止(イタリア歌曲ならいいとか、ないのかしらね??)。60歳を超えてからようやく、歌を習ったり、途中からは中国語で歌うのを教えてくれる先生について、とか、70歳からはピアノも始めて…とか。

話の最後には、日中友好のためにいろいろやっている活動の宣伝。

こちら「若いもん(相対的に)」は、話のスケールのでかさにしばし、ぽかーんとしていたのでした。

80代になっても、「前進し続ける」ことを考えれば、まだまだひよっこですね(^^)

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縁起のいいクリアファイル

2012年03月04日 | 中学生活
こじろうの学校関係プリントをしまっておくのに使っているファイルは、背表紙に「○○日特」と書かれていて、その「日特」が二重線で消されている。

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つまり、中学受験で塾に通っていたとき、志望校別対策講座のプリントを入れていたファイルがあって、その○○に合格したので「日特」の二文字を消せばいいという…なんとなく、縁起がいいファイルになったような気がしてそのまま使っている。

中身はもちろんまったく入れ替わっているが。入学手続きのときに必要だった「受験票」だけはそのままファイルの最初のページに入っている。これも、そんじょそこらのお守りよりは効きそうな気がして、取ってある。はなひめの本番が始まるときには、Nバッグの奥に入れておこうかな。

ファイルの中身は、クラスだより、学年だより、学校だより、成績表、部活の日程表や名簿などが主だけれども、今日全部出して整理してみたら、時間割のコピーなんかも入っていて、笑えた。つまり、中学に通い出して始めのころ、こじろうが必要なものをちゃんと支度していくかが心配だったので、コピーを持っていたわけだ。「今日、体育あるでしょ?」とか言えるように…

特に中一最初のころのクラスだよりなんかは丁寧に(いや、私にしては、だけど)とってあって、座席表だとか、係だとか、それから先生がみんなにアンケートをとった「朝食に何を食べたか」なんていうのまで。そんなものを親がファイリングしてもしょうがないようなものだけど、どんなクラスメイトに囲まれて、こじろうの中学生活がどう離陸していけるのか、祈るような気持ちで、見守れないけど見守りたかったから、かな。

でも、気がついたら、もうぜーんぜん、こじろうのことなんか心配もしてなければプリントも整理してない状態になって、最近のものといえば、成績表がなんとかかんとかはさんであるというくらい。

昨日、土曜日に、内部生用の進学説明会があり、あぁいよいよ高校生になるのか、三年間あっという間だったなーという感慨に浸っていた。新学期に提出する書類もいくつかあったので、それを記入したあと、このファイルの中身を見直して全部整理して入れなおした。

今から先、何をこのファイルに(つまり、親管理で)保存すべきかといえば、まぁ成績表は入れておくとして、もちろん時間割はいらないし、過去のおたよりももう片っ端からいらないだろう。次々とプリントを処分しながら、この三年間のこじろうが「(いろんな意味で)信頼できるやつ」に成長してきたことに思いをはせる。部活での活躍で、学校だよりに名前が載ってるのだけは、ちょっとうれしいのでとっておくことにする。

こじろうはほんとにこの学校に合っていたなー、と思う。中学生から、義務教育でない高校生に上がるにあたって、親がなんでもファイリングしてなくたって、こじろう自身がなんとかやっていくだろうと、自然に思えるってことは、親としても非常に幸せなことで…

あと、残る心配は、またろうのことだけだね(あれ?)

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バイオリンの先生に、ピアノをほめられ

2012年03月02日 | バイオリン
昨日はバイオリンのレッスンでした。日曜日の発表会のあと、一度もバイオリンケースを開ける機会のないまま…

   にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ←バイオリンの練習がおろそかになってる日々が続く…

教室について、まず発表会のときの話。先生が最初に言ってくれたのは「アンダンテさんの音、きれいでしたねぇ、ピアノの」ということで、バイオリンの話じゃないんだ、とややズッコケ。ま、確かに、バイオリンの音がきれいだったという事実はないけど(^^;;

先生は、私のピアノを見てるわけじゃないってこともあるし、気楽に聞いてるわけだから、減点法ではなく加点法というのか、あらさがししない聞き方をしていたのだろう。その観点からは、ピアノの演奏はとてもよかったらしい。

「順番が変わらなくて、大丈夫だったかな、と思ったけど、別にあれはあれで自然に聞けましたね」

順番というのは。私のワルツが、ショパンのソナタ第三番の次になっていた話だ。この順番はあんまりだというので、順番を入れ替えてもらう予定だったのが、話が肝心の出演者(ソナタを弾く人)に伝わっていなくて、「順番が変更になります…」のアナウンスが出たあと、ごちゃごちゃごちゃ、「あ、変更はありません…」てなことになったのだ。

先生がいいたいのはつまり、場の雰囲気が、どの曲がより難しいとかそういう話ではなくて、みんなそれぞれ弾きたい曲を弾きたいように弾いているという、大人の発表会であるし楽器もバラバラで。難曲の次に簡単な曲だからがっかり、という聞き方は誰もしていないということだ。


雑談が終わって、バイオリンのレッスン。ホーマン教則本、ぼちぼち進んでいて、今回は装飾音の練習。初見で弾けそうにないので、「一回目、練習いきまーす」と正直にいう(-_-;; 何度か練習して、丸もらったものももらわないものも。

それから、アンサンブルレッスンのほうで苦戦している、バッハドッペルの1stのほう。移弦やらポジション移動やらでごちゃごちゃになっているフレーズのところを、ポイントで見てもらおうかと思ったのだが、結局、全体をみてもらった。

八分音符で弓を大きめに動かすこと、フレーズの切れ目で先に飛び込まずちゃんと区切ること、何度も聞いていることだけれども身についていないいろいろなこと。

それと、問題の難しいフレーズのところでは、指の形、軸にする指、ひじの角度、動作のタイミングなど細かいアドバイスをたっぷりもらって、おぉ、確かにこうすると弾きやすい(あるいは、音程が迷子にならない)。

アンサンブルレッスンでは、もちろんバイオリンの先生がいるのだから何でも聞けるけれども、個人的にひっかかっているところを詳しくみてもらうわけにもいかない。やはり、アンサンブルの曲もときどき見てもらうほうがよさそうだ。

それにしても、こんなにいつも練習しないでレッスンだけ来る生徒って、先生的にはどうなんだろうね。私としては、それでも一年丸ごとお休みしちゃったりするよりは、形だけでも続けておくほうが「予後」がいいかなと思っているんだけど…

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