アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

いつも「今、ここ」しか見ていないから

2022年04月19日 | ピアノ
さてさて、今週末はモツコンの合わせ練習の予定が入っておりますので、あまり横道に逸れずにモツコンをせっせと練習しております。

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それで気がついたこと…

音がだんだん頭に入ってくると、無駄な力を入れなくても弾けるようになりますが、そうすると比較的速く弾けるようになるわけです。ちゃかちゃかちゃかと。
それはまぁ物理的な意味で「指が回る」ということではあるんですが、そんな感じで少ーしテンポアップしてきますと、今度は頭の準備が整わなくて、「あれ、次の音なんだっけ」が発生します。

適宜「次の音なんだっけ」で静止してから次へ行くという(停滞)スタイルは私の十八番ですが、アンサンブルのときはこれはまずい。

先日のおゆき先生レッスンの帰り際、「モツコンがなかなか速くならなくて」みたいなことを言ったら、先生は、
「先を見てないから」
とサラリとおっしゃったのだが確かに。いつも(せめて)半小節くらい先を見られれば、お指の準備が整ったときには速く弾けるって塩梅なんだけどね。これがどうにも。

いつも「今、ここ」を生きる女。

しかし、いつも先を見ているって不思議な話ですよね??
ただでさえ音が多いピアノ、それを現在弾いてるその音たちを意識するだけじゃなくて、少しあとで弾く予定の音たちも常に意識して、その二つが重ね合わされたまま進んでいくってそれ頭の中どうなってんの??

とはいえ、達者に速い曲を弾ける人はたぶん、みんなそういうことができているのだから、滅茶苦茶特異な才能がなくちゃできないというほどではなく、ある程度の才能とある程度の訓練で身につくものなのかもしれない。大人になってからできるかどうかはいまいちわからんが。

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ボーダレスなピアニスト角野隼斗を知る音楽会

2022年04月18日 | ピアノ
「題名のない音楽会」が角野隼斗特集でしたね。

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いやー、この番組に出演する、というだけじゃなくて丸ごと特集されるとか…ピティナ特級グランプリ取ったくらいのときだとまだまだここまでの人気が出るとは想像できなかったです。

特集なので、角野隼斗をつくってきた音楽とは? ということで

(1) クラシック
お母さんはピアノの先生だとか、それで小さいころがっつりピアノ(クラシック)習ってたというのはありふれた話だけども。
小四でスケ1弾いてる映像が出てたけど…そうはならんやろふつー(…からの、開成合格)

(2) ジャズ
小曽根真のラプソディー・イン・ブルーをそのまま耳コピしたという話…
実演してくれてたけど…確かに小曽根こんな感じ(^^;;

(3) 音ゲー
速くて音が多くて拍子が複雑。
中高のころずいぶん「ユビート」やり込んでたらしいけど、それの影響でビートが「前のり」だとか?

(4) ロック
エマーソン、レイク&パーマー「恐怖の頭脳改革」

(5) ファンク
東大POMPというサークルでこれまで馴染みがなかったジャンルに触れた。
それまでは「ハマる」リズムしか知らなかったのが、グルーヴ感とか、リズムのうねりがあるもの。

(6) 日本人作曲家
「坂本龍一」好き
エモーションが前に出るようなのではなくて、たんたんと、味わい深い感じ。

(いちおうファンなので)これまでいろんな話を断片的に聞いてはいたけど、こうして並べてくれるとあらためて「おぉ」という感じでとてもよかった。

この中で、私にとっていちばん「遠い」、馴染のないものは「(4) ロック」ですね。

「坂本龍一」は…

いやー、すっかり忘れてたけど、この番組見て思い出したけど、私が近所のヤマハの個人レッスンでピアノ習おうとして最初に持って行ったのがなんと坂本龍一でしたよ。
「鉄道員(ぽっぽや)」

あれ以来弾いてないけど。楽譜探して引っ張り出して、ちょっと弾いてみたら、そう、確かに、たんたんと味わい深い感じで、なかなかよい。そして弾きやすい。
かてぃんアレンジはめっちゃ弾きにくいよ、そこは坂本龍一を見習ってほしい(笑)

また弾いてみたいな、ぽっぽや。まぁ今週はモツコンに専念するけどね…

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ゆるい系練習会

2022年04月17日 | ピアノ
今日は私が主催する練習会だったので、主催者特権で「ゆるい系」練習会。

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弾きやすいスタインウェイがあるコンパクトな部屋を2時間借りて、5人で時間とお金を頭割り。それだけ。

同じ曲を二回弾いても、練習中のヨレヨレでも、なんでもあり。
聞きながら手芸もOKです(好都合なことに机がある部屋)。

「ハノンから弾いてもいいですか」
いいですけど…(その発想はなかった)


私が弾いたのは
ショパン/バラード第三番
花は咲く/菅野よう子=かてぃん
ショパン/ノクターン第七番
でした。なんと余韻が消えた瞬間にタイマーが鳴り、あまり時間ぴったりだったので拍手が起こる(注: 演奏に感嘆したのではない)

仕上がった曲は何もなしですが、中でも不安だらけなのが「花は咲く」。

「花は咲く」はほんと難物で、なんならこれに比べるとバラ三とかよっぽど弾きやすいですよ。
ずいぶん練習したと思うんだけど、ついウッと考え込んでしまってノリを外すのがなくなりません。

頭に入りにくいし弾きにくい。ダブル。

これは今月末、人前(ゆるい系練習会ではなくいちおうちゃんとプログラム作る会)で弾いてお陀仏、いや成仏ということにしてもうお蔵入りにします。

ほんとはね、無駄に難しいところを自分流アレンジでもっとこなれた感じにできたらいいなと思うんだけど。そういう融通をするスキルがなく。

ノクターン第七番はまだほとんど練習してない発展途上ながら、しっくり来る。練習すればちゃんと弾けそうな雰囲気があります。

バラ三は…相性は悪くないと思うけど、ま、難しいからね。

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松浦野歩くん初リサイタル

2022年04月16日 | ピアノ
野歩くんが小六のときに初めて演奏を聞いて以来、追っかけをしておりましたが、本日ついに、

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初リサイタル!! (^^) おめでとう~

第250回耕心館サロンコンサート 2021年度クロイツァー賞受賞者 ピアノリサイタル

ほんとはこれより前にもコンサート企画あったらしいんだけど、コロナで流れてしまったそうです。
今回のリサイタルは、ふだんは耕心館という雰囲気あるサロンで行われているものだけれど「密」を避けるために広いホール(1000人!)を300人定員にして行われました。とにかく開催できてよかったです。


会場から見下ろした景色。確かに「スカイホール」。天気よくてよかった…

プログラムは
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ 第21番「ワルトシュタイン」ハ長調 作品53
シマノフスキ/ピアノ・ソナタ 第3番 作品36
リスト/2つの伝説より 第2曲「波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ」
リスト/巡礼の年 第3年 より「エステ荘の噴水」
スクリャービン/ピアノ・ソナタ 第9番「黒ミサ」作品68
スクリャービン/ピアノ・ソナタ 第10番 作品70

うわ、重量級てんこもりプログラムだね。若い。

野歩くんは、修論をスクリャービンの後期ソナタで書いたんだから当然、これがメインディッシュなわけだけど、まぁ正直いって私はベートーヴェンとかリストのほうが聞いてて楽しい。

特に、リストの「水もの」2つ、水の勢いとか水のきらきら感とかが素晴らしくてとても心地よかった。

この、こてこてのプログラムを弾く中でもけっこう、作曲者のことや曲のこととか適宜挟んできて、
えっ、野歩くんMCうまいじゃん!! 滑らかに解説してました。

子どものときあんな不思議ちゃんだったのに。

こんな立派に大きくなって。。(^^)

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行方不明の時間に

2022年04月15日 | ピアノ
今日は、マイミクさんのコンサートを聞きに行きました。

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コンサート…という呼び方でいいのかどうか、ピアノ演奏もありますが詩の朗読、語りが融合したパフォーマンスでした。

タイトルが「行方不明の時間に」。最初に取り上げられたのが、茨木のり子の詩「行方不明の時間」(*)なのでそこから取られたものです。

「人間には行方不明の時間が必要です」から始まる詩で、私たちは通常、デジタルデバイスに繋がれていて常に「ここにいます」状態になっているけれど「ポワンとひとり なにものからも離れて」「ふっと自分の存在を掻き消す時間は必要です」という…

全体がみんなにとってそういう「ポワン」とした時間になるようにいろんな詩や、いろんな曲を持ってきて構成したということだと思います。

詩、語り、ピアノと会場の雰囲気が違和感なく溶け込んで、不思議な素敵な時間でした。

…こんな発想があるんだ…

ピアノ好きが高じて、コンサートを企画したくなる人はたくさんいますが(私たちも「合同リサイタル」とかいってやってますが)
ピアノを弾くだけじゃない。こんな柔軟な発想で、独自の魅力的な世界を作れるんだ。と、衝撃的なイベントでした。

…私だったら…

…ピアノ演奏だけじやない何か…

早速、いろんな妄想を展開しましたが、つらつら考えて、あいにく得意分野が何にもないことに気づきましたが(o_o)
(詩の朗読とかものすごく無理だね!!)

くさぴあさんが「あらあるわよ。アンサンブル」とあっさり。

おぉ、なるほど!! はい、アンサンブルが得意です(比較的)
還暦記念コンサート(たぶん)では、誰か巻き込んでアンサンブルを入れていくのがいいかしらね…(膨らむ妄想)



(*)…詩集の名前としては「倚りかからず」。「1999年、73歳で刊行した詩集 詩集としては異例、単行本・文庫累計27万部突破のベストセラー! !」だそうです。まじか。ぽちっちゃった

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