アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

譜読み代行サービス!?

2024年02月22日 | ピアノ
「譜読み代行サービス」というものがあると聞いてびっくり!! いや~「譜読み間に合わなーい!!」っていっぱい抱えてることが多いから課金で譜読みが超速になるならうれしいかもですけど

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いったい何を代行してもらえば譜読みが速くなるんだ??

ということで検索してみますと、五線譜に「ドレミ」を書き込んでくれるサービスなんですって。なるほど。
…まぁしかしそれは(私は)いらないね…そこじゃないよね…

とは思うものの、リモートで、しかも非リアルタイムでなんらかのサービスが考えられるということでいうと、楽譜に何か記入して返すというサポートはなんかもしかするといいところに目をつけたといえなくもない、かもしれない。

「楽譜に何か記入して返してもらう」前提で、何をしてもらえば譜読みが速くなるのかということを考えると、

・指番号をふる
これは、たいていの場合自力でやってて、うまくいかないところをレッスン時に相談する感じだけれど、けっこう時間がかかっているし、ピアノと音楽がよくわかってる人にふってもらうのはすごい参考になるし、役に立ちそう。市販の楽譜でも、指番号書いてあることは多いけど、あんなのよりずっと詳細に書きたいので。似たのが再度でてきてもふる(からけっこう時間かかる)

ただし、最適な指使いというのは、いくらうまい人の提案だとしても、手の大きさやら弾き癖やら違うからまったく自分に最適になるわけはないよね。ないけどもいちおう書いておいてもらえれば、あと自分の都合に合わせて一部修正すればいいし、「おぉなるほど!(思いつかなかった)」ってこともあるかもしれないし、いいと思う。

・カナをふる
現状の譜読み代行みたいにびっしりどれもこれもカナふってもらう必要はない(書きすぎはうるさいだけ)けど、下のほうや上のほう、線を数えないと読めないあたりはふってもらうとうれしいw

・和声分析
いや私はやらないけども…自分で書き込んでから譜読みする人もいるみたいだし、自分で考えてわからなかったりすることもあるだろうから、これもニーズはあるかも?


あとね…今日(なぜ今日? 発表会の前日なのに)フランクのバイオリンソナタ第一楽章の譜読みを始めてみたんだけど、なんかすごく幅広い和音とか多くて、これずらして弾くの? ずらすのピンと来ないんだけど…届く人前提?? バラすにしてもどうバラすのか(下から/上から、前だし/おさめる)。あるいは省略しちゃってもいいかな?

単に指番号というより、そういう「弾き方に迷うポイント」についても書き込みしてもらえたらすごいうれしい。

次回おゆき先生レッスンで相談してもいいんだけど、なにせ月一回のレッスンの中に、ソロ曲のほうも目白押しなので別の曲を挟む余地があんまりないし、それに次のレッスンはまだ先、ということもあるし。

ということで、「ドレミは上線下線3本以上のものだけふってください」「指使いは詳細につけてください」「10度は届きません、9度はギリいけます」「なるべく音を省略しておさめたいです。どうしてものだけバラし方をアドバイスください」「和声分析不要です」なんて注文で「譜読み代行サービス」なら成立するかも?

しかしどうかなー、ドレミふるよりずいぶんやることが複雑で、できる人も限られるし、値段が折り合う気がしない。やっぱりレッスン行けって話になりそう(^^;; 近くに信頼できる先生がいない場合とかならありうるかも。



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「心に響かない演奏」考

2024年02月21日 | ピアノ
かつさんブログで「「心に響かない」という言葉に思うこと。」という記事があって、それからつらつらと考えていました。

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まぁ、かつさんは私と違って心優しいので
>「どれだけ上手く弾けても心に響かない」とか
>「早く弾けるだけで、心がこもっていない」とか
>そういう言葉、嫌いだなぁ。
と書いていますが…

実際、「心に響かない」演奏は、あります!!

たとえばですね、ホテル最上階でアフタヌーンティーのとき、フロアにはグランドピアノがあって、音大生バイトの人だか、とにかくちゃんと弾ける人が生演奏しているということがありました。
演奏されていたのは、幻想即興曲、子犬のワルツ、あるいは月の光とか、クラシックでみんなが知っていそうな曲を中心に次々と。
曲に難はありません(名曲揃い)。
演奏にも特に大きな傷はなく、淀みなくたんたんと弾かれていました。

しかしほんとにたんたんと、心をこめない演奏というか、ツマラナク弾かれていたのです。
そこで行われているのはコンサートではなく、むしろBGMとして埋没し、客同士の会話の妨げにならないことが求められているわけで、そういう演奏をするのが正しいです。もしも心に響く名演奏なんかされた日にゃ、落ち着いてアフタヌーンティーなんぞしてられません。

とはいえ私は、そういった名曲が、心こめずにその場で生演奏されていることがとても居心地悪く、気になってしまったんですよね。録音で流れているBGMならまったく問題なかったと思います。

音の「高さ」「長さ」「大きさ」がきちんと楽譜の指示どおりであったとして(ピアノの場合、それだけでもたいへんやっかいなことなんですが)、それでも心をこめない演奏というのはありえます。

どういう演奏なら「心をこめた」ことになり、またそれが伝わって「心に響く」演奏になるのかということについては、私なりにずっと考えてきていて、今のところ、ひとことでいうならば

「どういう音色にしたいかイメージして弾いている」

ということかなと思っています。

太くて重い音がほしい、キラキラと輝く音がほしい、遠くへ漂って消えていくような音がほしい、といったようなことから、

緊張感→解放される
萌え和音(はぁと)
どこへ行くんだ(謎)→そう来るんだ
上昇する/下降する
メロディーの「山」

とかなんとか、そういうことも含めて音のイメージです。別に具体的な情景とかストーリーとかでなくてよいし、自分の感情とかそういうことでもありません。

どういう音がほしい、のところがどれだけ的確かつ豊かになるかは「音楽の理解」によるもので、
実際そのように弾けるかどうかは「技術」の問題でしょう。

初心者であればそのどちらもあやふやですが、少なくとも自分のできる範囲で
「どういう音色にしたいかイメージして弾いている」
ならば「心に響かない演奏だ」なんていわれることはないと思います。この曲が好き、どうしても弾いてみたいと思って選んで、「この曲のこんなところが素敵でしょ?」と聞いてもらうつもりで弾いてたらこのラインはクリアしているはずです。

…と、いうようなことをつらつらと考えていたところ、たまたまX(twitter)で見かけた「くま大将」さんのつぶやきから知った記事で
「もっと音楽的に!」と言われるけど「音楽的」って何?【榎政則の音楽のドアをノックしよう♪】
というのを読んで、「おぉ」と思いました。

「音楽的」も「心に響く」と同じく、わかったようなわからないような言葉ですが、なんかとても近いことを指しているようです。

強いていえば、「音楽的」のほうが「音楽の理解」「技術」もある程度ちゃんとしていること前提という感じがします。

この記事でもいっているように、ピアノの先生が「もっと音楽的に弾きなさい」といったところで何の役にも立ちません(「心をこめて弾きなさい」も同じく)。
この記事では、「あなたにできる範囲で、音の強弱、リズム感、音色、などを考えた演奏にしなさい」と言い換えたうえで、非常に具体的かつシンプルな提案をしています。

「前後の二つの音を違う音にするだけで良い」

とはいえ結局のところ、この提案が意味を持つためには、たとえばおゆき先生レッスンに何年も通ったりする必要があったわけで(私の場合)、結局、自分がわかっている分しかわからない言葉なのかもしれないですけどね。

この記事のシリーズ、過去記事もなかなかおもしろそうです。


↑ 「ほら、ここんとこ、こんなふうに、素敵でしょ?」て弾けば

---- 今日の録音:
ツェルニー/100番練習曲より69
(ツェルニーのお誕生日に)

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発表会前に新曲の譜読みしたくなる現象に

2024年02月20日 | ピアノ
ショパンワルツを弾く発表会があと数日に迫っておりますが…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←ベルガマスク組曲とっても気に入りました

あぁ発表会だ! 曲が仕上がってない!! どうしよう
みたいなときに、不急の新曲譜読みを始めてしまう現象に名前をつけてください。

って感じなんですけど(^^;;

今日はベルガマスクのメヌエットをけっこう真面目に譜読みしてました。

それから、楽譜棚を大整理したりして。



でも、発表会前だからって、そういつも逃避的な行動をとっているわけではありません。今回はちょっと…苦手曲を立派な会場で弾くのがちょっとシマッタみたいな気持ちがあるからかも。

現時点で、たいして練習してないベルガマスク組曲「プレリュード」のほうが、ワルツより気分よく弾けるものね。

まぁしかし後悔しているわけではないです。やはりやってみないとわからない部分というか、得たものもあると思いますし、また日をおいて挑戦するかもしれません。ともかく、発表会でいったんは区切りにして、メイン曲はベルガマスク組曲に移ります。

今日は楽譜の整理なんか念入りにしちゃいましたが、これももちろん無駄ということはなく、あんな楽譜やこんな楽譜、ちょっと聞いていいわねとなっていっぱい買っちゃっているけど、いつ弾くのよってことを改めて感じました(笑) 必ずしも難曲だから手をつけられないということではなくて、そんなに難しくなくてきれいな曲、かわいい曲、おしゃれな曲もたくさんあります。あれもこれも弾きたい。

メインはベルガマスク組曲にしてこれは長期計画でいくけど、併行して小曲はいろいろ弾いていきたいです。

バロック枠として
バッハ=アルカン/フルートとクラヴサンのためのソナタ第二番より第二楽章

ポップス枠として
ビートルズ/イエスタディ

をまず弾こうと思ってます。というくらいの頭の整理ができたからヨシ

---- 今日の録音:
ドビュッシー/ベルガマスク組曲より「メヌエット」(譜読み)

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少人数練習会@シゲルカワイ

2024年02月18日 | ピアノ
今日は、シゲルカワイのあるおうちで三人のみの練習会。練習会というかまぁ

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お茶会みたいなものですが…

がっつり弾くのもしました。来週の発表会のぶん:

クープラン/クラヴサン曲集 第2巻 第6組曲 神秘的な障壁 No.6-5
ショパン/華麗なる円舞曲Op.34-1

クープランはなかなかいい感じになってきたと思うんだけど
結局ショパンはミスりまくりで(しかし当者比としては減か)…けど部分的には雰囲気出てきたかなぁ

今日のシゲルくんはきれいな音色が高い天井に響いていい気分です。

勢いに乗ってまだ弾けない曲まで弾いた(少人数だし)

ドビュッシー/ベルガマスク組曲より「プレリュード」「メヌエット」「月の光」
バッハ=アルカン/フルートとクラヴサンのためのソナタ第二番より第二楽章

「メヌエット」以降を弾くときは「がやがや」しててもらいましたw

「月の光」って、天井高いところで弾きたいですよね、イメージ的にも(というか、音の響き的に)。うちで弾くより楽しいと思う。

あとは、今後のアンサンブルのために選曲打ち合わせ。


今日はけっこういっぱい吹いた↑

「白鳥」「夢のあとに」「異邦人」を選びました。


今日の「気づき」いろいろ:
・「バイオリン名曲31選」のパート譜と「チェロ名曲31選」の伴奏譜を使っても、「白鳥」「夢のあとに」はノープロブレムである。
・オカリナは、音程を作るのがけっこう難しく、ピアノと合わせられるまでには修行がいる。
・鍵ハモより、オカリナのほうが息がたくさんいる。
・響きのベストポジションにあるソファにどっかり腰をおろすと、抜け出せなくなるw
・ストピ的なところでさっと弾けるポップスを手持ちにしておきたいがクラシック曲が忙しすぎて手がつけられない(という悩みは共通)
・目も記憶力も怪しくなっていく中で、楽譜の作り方・置き方は大問題である。
・アルゲリッチは年とってもすごすぎ

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循環呼吸でバッハ!?

2024年02月17日 | ピアノ
「無伴奏の会」に向けてバッハ吹こうとしているのですが…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←ともかくバイオリンよりはラク

これやりたいんですよね、大好きな曲


今はとりあえずせっせと指番号をふっているだけなのですが
(指使いを計画しておかないと絶対無理。しかも、譜面にはバイオリンの指使いが書いてあって惑わされるからそれを消す必要もある)

これ…

どうやって息継ぎするんだ。

最初と最後ちょこっとを除けばひたすら十六分音符が続いている曲です。がばっと息を吸っていいところはない。けど息しないと死ぬので…

まぁ実際には、ちょっと間をとりながら息吸うことにして、どこで吸うのがいちばんマシかを計画することになると思うんですが、そのためにはだいたい音が並んでからでないと計画が考えられませんね。

ここで思い出されるのが「循環呼吸」という、ウワサには聞く、かの技法なのですが…
…あ、「循環呼吸」ってご存知ですか? ピアノにはいらないんですけど

要するに、ほっぺたに溜めた息を押し出すことで音をつなぎながら、鼻で息を吸うということです。ずーっとそれでいけば音をとぎらせずに呼吸できる、というね…

私がこの話を初めて聞いたのは、大学時代のフルート同好会でなのですが、じゃあこれをマスターした人はずっと息継ぎなしで演奏できるのかってそういうことではなくて、確かに音は持続するのですが自然に歌えるとかそこまでのことではなくて、むしろ不自然なというか、緊張感の演出として現代音楽とかで用いることが多いとのことでした。

「とのことでした」って、私は当時そういう「不自然な」循環呼吸であってもまったくできなかったし、しようとも思わなかったのですが、
鍵ハモの場合、必要な息の量がフルートとは段違い(少ない)なのでもしかしたらなんとかなったりするんではないかと。つまり、私もできるのではないかということと、誰か通常の演奏にも使えるナチュラルさで実現しているのではないかということを思いつきました。

そこでYouTubeを検索してみますと(便利!!)実際、鍵ハモで循環呼吸のやり方をレクチャーしている動画がいくつかみつかりました。こんな感じ:
循環呼吸をやってみた! I tried circular breathing.
この方は、かなりナチュラルに演奏できています(そうでない動画もいくつかあった)。

でも循環呼吸ができるようになるまでに「三年かかった」ということなので、三月には間に合いませんね(笑)


それはともかくとして…

バッハパルティータはこういう感じじゃない曲もあるのでそちらに移るのが無難といえば無難ですねw

しかし今生のうちにできるようになってみたい気はする


チェンバロ二台のコンサートのとき、アンコールに出てきた「ミュゼット」って楽器、あれなら手で「ふいご」を動かすので息継ぎいらないよ♪ふつうに買える楽器なのかどうか知らんけども


(ミュゼットってどんな音楽?ーかわちながの世界民族音楽祭ー)

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