僕の故郷に帰省した時、初めて実物の蛍を見たとはしゃいだ妻との会話。
「蛍の光って、あの明かりで本を読んだって歌らしいけど、確かにアレが一匹あったら本くらい読めそうね」
「どれ位の大きさだったんだい?」
「昔の百ワット電球くらいだったかな、蛍光灯ってあの青白い色から付いた名前でしょう」
「……それは絶対蛍以外の何かだ」
「蛍の光って、あの明かりで本を読んだって歌らしいけど、確かにアレが一匹あったら本くらい読めそうね」
「どれ位の大きさだったんだい?」
「昔の百ワット電球くらいだったかな、蛍光灯ってあの青白い色から付いた名前でしょう」
「……それは絶対蛍以外の何かだ」