カケラノコトバ

たかあきによる創作文置き場です

春の花

2016-05-18 19:39:20 | 依頼です、物書きさん。
悪趣味なチャラ男と身に覚えのない罪で逃亡してる人物による春が待ち遠しくなる物語

 チャラチャラした服のセンス以外は何とかマトモと言えなくもない旧友は、謂われのない罪で逃亡中の俺をかくまってくれただけでなく事件を洗い直して無実を証明してくれた。何とか事態が落ち着いてから、どうしてここまでしてくれたのかと聞くと、旧友は笑いながら、小学生の頃に花壇のチューリップの花を折ったのがおれじゃないと証言してくれたからだよと答えてきた。
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