カケラノコトバ

たかあきによる創作文置き場です

恩讐の果てに

2016-05-19 20:03:58 | 依頼です、物書きさん。
社交的だけど敵の多い法律家と下戸疑惑のバーテンダー、二人にとって余りにも短かった数年間のお話

 有能だが正義感に乏しい弁護士がお気に入りのバーは、酒が飲めないバーテンダーが働いていた。お酒を飲んでいる人を見るのが好きなんですよと微笑んだ彼の目が笑っていないのに気付いた弁護士の嫌な予感は的中し、彼は自分の店に来店した恋人の仇を酔い潰してから殺した。そして、弁護士はお気に入りの店を護るという名目で彼の弁護を受ける事を決めた。
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