カケラノコトバ

たかあきによる創作文置き場です

九十七冊目・『孤独なる古の暗夜』

2018-07-24 22:17:58 | サスペンスはお好きですか?
たかあきは『孤独なる古の暗夜』事件を解説してください。

 逢魔が時に「誰が彼ぞ?」と問われる物の怪である彼は、遥か昔から人間に名前を呼ばれたことがなかった。ある日、彼を退治に来たという男が彼を名前で呼んだが、それは彼の名ではなかったので男は彼に倒された。彼の名を知るものは存在せず、故に誰も彼を倒せない代わりに誰一人彼の名を呼ぶことはない。
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