トップ画像は、惑星探査機です。惑星探査ロボットと「はやぶさ」アンテナ(2011年8月21日)の記事
この大きなのロボットが動くだけで「おおっ」って思います。
惑星探査ロボットの中庭の前に、銀河連邦の物産が販売されてます。銀河連邦とはJAXAの研究施設がある4市2町。画像は以前サンクスで販売してたいとかわカレーあの発案者が考えたカレー。あ。ちなみにいとかわカレーの記事はこちら。 はやぶさカレー(2012年4月6日)の記事
第4会場の飛翔体環境試験棟。
この空間では電波が遮断されます。よ~く見ると、はやぶさ2の文字がっ!!
はやぶさ2!どうなんだろうな~。去年予算削られちゃったからな~。
どこかのブースで、JAXAの研究員さんばほやいてました。「中国の方もよく来ます。彼等はとても勉強してます。」
「追い越される日も近いですか?」
「あっちの方がとっくに上ですよ」私には予算が全然違いますから!という心の声が聞こえて来ました!机上で考えるだけなら金はかからない。でも科学は実験をどんどんしていかないとダメなのです。
別のブースで、宇宙発電を研究しているブースがありました。
宇宙発電というとすぐに思い浮かぶのは、世界の宮崎駿が製作した『未来少年コナン』のアニメです。電力不足のインダストリアに宇宙からエネルギーを照射するというのはアニメの後半に出てきました。あれが実現出来たら、電力不足なんか怖くないっ!!
「今、どの辺ですか?」
「地上でA地点からB地点にマイクロ波を照射する実験をやってる所です」
これは…。まだまだ気の長い技術のようです。
「ちなみに、どれ位の発電量を目指してるのですか?」
「600万キロワットです」
「それって、1日に?」
「いえ、常時です」
「んで、計算上、宇宙からマイクロ波を地上に届ける段階で、どれくらい損失が出るのですか?」
「計算上、地上に20%程度届く予定です」
「………。が・頑張って下さい」
どうやら、まだまだずっと先の技術のようで。これは…。既に技術が仕上がってる地熱発電が日本ではすぐさま実現可能な発電です。太陽発電は現在もてはやされてますが、発電量が少な過ぎる割に、見合わない程高い資金が必要です。その上、まだまだ壊れ易く、私はまだ実用には適さない発電方法だと思ってます。それよりは、海外に技術&発電機器を販売してる地熱発電が即戦力だと思うんだよね。これが実行不可能~って検討もせずに切って捨てるのは<地熱発電に適してる土地は、国立公園内が多いから、国立公園内を開発しないという法律に抵触する>というものらしい。ならば、法律の方を変えろっ!地下開発なら見逃せっ。と私は常々思ってる訳ですよ。縦割りのお役所仕事の悪い所ですよね~。
さて。画像を撮影してないのですが、見物した中でとりわけ楽しかったのはソーラー電力セイル実証機「イカロス』・太陽観測衛星「ひので」・金星探査衛星「あかつき」でした。
「あかつき」は去年見学に訪れた時、金星の着陸に失敗して、宇宙の迷子になってしまいまして…。これはもうロスト!だろうと思ったのですが、はやぶさでも周知の通り、JAXAの皆さんは非常に諦めが悪いんですよ。
金星探査機「あかつき」(2011年8月22日)の記事
でも今回尋ねてみたら、金星探査衛星「あかつき」は無事発見!されてました。
去年の11月に無事に軌道修正が出来て、現在は2015年末に再び金星に出会った時、改めて金星周回軌道に投入する予定なんだって!ちなみに、2010年12月に失敗したのは主エンジンのトラブルで、軌道の周回に入れなかったそうです。でもさ、実績を貼り出してたけど、地球からGO!の指示を出して、実際あかつきが行動に移すまで20分もかかる遠方の探査衛星を2回目で成功させられるのかな~??不安だな~?うまくいくといいな~~??
そして感動したのはイカロス!宇宙探査(2011年9月2日)の記事。こちらにイカロスの画像があります。
何が驚いたって、イカロスのセイルを折り紙で再現するコーナーがあったのです。小学生がたくさんいて、おばさんは後ろから見るだけでしたが…。日本の折り紙の技術を応用して宇宙で14メートル四方のセイルを展開させて、セイルから太陽電池で発電して宇宙を進んでるのです。ちなみに、イカロスのセイルの素材も展示してあって、触れることも出来ましたが、驚く程に軽いです!
ちなみに、太陽観測衛星「ひので」 国際宇宙ステーションの模型(2011年9月3日)の記事こちらにひのでの模型の画像があります。
ですが、今、太陽の活動が活発な時期なので、観測しがいがあるようで。また、今年6月6日にあった金星太陽面通過時の画像も展示してありました。
今年は様々な天文イベントがあるから、来年の一般公開も楽しみかも~?
今回のJAXAのイベントは、客を小学生を念頭にしたイベントが多くありました。これも『宇宙兄弟』の影響か?それとも宇宙科学の次代の担い手に、夢見る環境を見せるためか?何はともあれ、小学生が未来に夢を抱けるイベントはいいことだ。大きなお友達は今ひとつ残念だったけど~。
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この大きなのロボットが動くだけで「おおっ」って思います。
惑星探査ロボットの中庭の前に、銀河連邦の物産が販売されてます。銀河連邦とはJAXAの研究施設がある4市2町。画像は以前サンクスで販売してたいとかわカレーあの発案者が考えたカレー。あ。ちなみにいとかわカレーの記事はこちら。 はやぶさカレー(2012年4月6日)の記事
第4会場の飛翔体環境試験棟。
この空間では電波が遮断されます。よ~く見ると、はやぶさ2の文字がっ!!
はやぶさ2!どうなんだろうな~。去年予算削られちゃったからな~。
どこかのブースで、JAXAの研究員さんばほやいてました。「中国の方もよく来ます。彼等はとても勉強してます。」
「追い越される日も近いですか?」
「あっちの方がとっくに上ですよ」私には予算が全然違いますから!という心の声が聞こえて来ました!机上で考えるだけなら金はかからない。でも科学は実験をどんどんしていかないとダメなのです。
別のブースで、宇宙発電を研究しているブースがありました。
宇宙発電というとすぐに思い浮かぶのは、世界の宮崎駿が製作した『未来少年コナン』のアニメです。電力不足のインダストリアに宇宙からエネルギーを照射するというのはアニメの後半に出てきました。あれが実現出来たら、電力不足なんか怖くないっ!!
「今、どの辺ですか?」
「地上でA地点からB地点にマイクロ波を照射する実験をやってる所です」
これは…。まだまだ気の長い技術のようです。
「ちなみに、どれ位の発電量を目指してるのですか?」
「600万キロワットです」
「それって、1日に?」
「いえ、常時です」
「んで、計算上、宇宙からマイクロ波を地上に届ける段階で、どれくらい損失が出るのですか?」
「計算上、地上に20%程度届く予定です」
「………。が・頑張って下さい」
どうやら、まだまだずっと先の技術のようで。これは…。既に技術が仕上がってる地熱発電が日本ではすぐさま実現可能な発電です。太陽発電は現在もてはやされてますが、発電量が少な過ぎる割に、見合わない程高い資金が必要です。その上、まだまだ壊れ易く、私はまだ実用には適さない発電方法だと思ってます。それよりは、海外に技術&発電機器を販売してる地熱発電が即戦力だと思うんだよね。これが実行不可能~って検討もせずに切って捨てるのは<地熱発電に適してる土地は、国立公園内が多いから、国立公園内を開発しないという法律に抵触する>というものらしい。ならば、法律の方を変えろっ!地下開発なら見逃せっ。と私は常々思ってる訳ですよ。縦割りのお役所仕事の悪い所ですよね~。
さて。画像を撮影してないのですが、見物した中でとりわけ楽しかったのはソーラー電力セイル実証機「イカロス』・太陽観測衛星「ひので」・金星探査衛星「あかつき」でした。
「あかつき」は去年見学に訪れた時、金星の着陸に失敗して、宇宙の迷子になってしまいまして…。これはもうロスト!だろうと思ったのですが、はやぶさでも周知の通り、JAXAの皆さんは非常に諦めが悪いんですよ。
金星探査機「あかつき」(2011年8月22日)の記事
でも今回尋ねてみたら、金星探査衛星「あかつき」は無事発見!されてました。
去年の11月に無事に軌道修正が出来て、現在は2015年末に再び金星に出会った時、改めて金星周回軌道に投入する予定なんだって!ちなみに、2010年12月に失敗したのは主エンジンのトラブルで、軌道の周回に入れなかったそうです。でもさ、実績を貼り出してたけど、地球からGO!の指示を出して、実際あかつきが行動に移すまで20分もかかる遠方の探査衛星を2回目で成功させられるのかな~??不安だな~?うまくいくといいな~~??
そして感動したのはイカロス!宇宙探査(2011年9月2日)の記事。こちらにイカロスの画像があります。
何が驚いたって、イカロスのセイルを折り紙で再現するコーナーがあったのです。小学生がたくさんいて、おばさんは後ろから見るだけでしたが…。日本の折り紙の技術を応用して宇宙で14メートル四方のセイルを展開させて、セイルから太陽電池で発電して宇宙を進んでるのです。ちなみに、イカロスのセイルの素材も展示してあって、触れることも出来ましたが、驚く程に軽いです!
ちなみに、太陽観測衛星「ひので」 国際宇宙ステーションの模型(2011年9月3日)の記事こちらにひのでの模型の画像があります。
ですが、今、太陽の活動が活発な時期なので、観測しがいがあるようで。また、今年6月6日にあった金星太陽面通過時の画像も展示してありました。
今年は様々な天文イベントがあるから、来年の一般公開も楽しみかも~?
今回のJAXAのイベントは、客を小学生を念頭にしたイベントが多くありました。これも『宇宙兄弟』の影響か?それとも宇宙科学の次代の担い手に、夢見る環境を見せるためか?何はともあれ、小学生が未来に夢を抱けるイベントはいいことだ。大きなお友達は今ひとつ残念だったけど~。
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