あられの日記

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ペンシルロケット!

2012年08月30日 05時51分32秒 | 展覧会&観光施設&能楽
JAXA相模原の一般公開が今年もありました。会場はJAXA相模原キャンパスをそのまま使用しており、5会場に別れています。
第一会場は研究・管理棟。第二会場は新研究・管理棟。第三会場は特殊実験棟。第四会場は飛翔体環境試験棟。第五会場は構造機能試験棟といった具合です。一般公開には近隣の施設も加わります。
相模原市の市立博物館では宇宙学校スペシャル・プラネタリウムで宇宙関連番組4本!(有料1番組につき500円)・宇宙科学の先駆者たち~糸川英夫と小田稔~展が開催。
JAXA相模原キャンパスの向かいにある国立近代美術館フィルムセンターでは、宇宙科学セミナーか開催。はやぶさの往復飛行旅行を支えた川口淳一郎氏等の講演会が開催。い・行きたい~~っ!!でもこれは9時から配布された入場整理券を持ってないと建物の中にも入れません。
共和小学校では水ロケット教室が土曜限定で実施されました。
トップ画像は宇宙科学の先駆者たち~糸川英夫と小田稔~展会場に展示してあったペンシルロケットです。
ちなみに、公開日は7月14日(土曜)ー9月2日(日曜)。なので、今すぐ博物館へ行くとペンシルロケットが見られますよ~。

ペンシルロケット再現実験に使用された、ランチャー(全長15メートル)も公開してました。
今年は「日本の宇宙開発の父」糸川英夫の生誕100年だそうです。また、内之浦宇宙空間観測所や能代ロケット実験場の開所50年と、宇宙科学の節目なんだって。
ペンシルロケットは日本初のロケットとして、直径1.8センチ。全長23センチの極めて小型のもの。1955年に行った発射実験は、水平に打ち出されました。(だから、ランチャーが水平に展示してあったのか~)
ちなみに、小惑星探査機ハヤブサが目指した小惑星の『イトカワ』の名前は、糸川英夫の名にちなんで命名されました。

展覧会は、当時撮影した写真が数多く展示してあります。みんな笑顔です。夢いっぱいだったんだろうなあ~…。
寄せ書きの展示もありましたが、きっとよく見れば、宇宙の第一人者の名前が一杯あるのでしょうね。無知な自分は今一つ感動が薄かったんだけど…。でもいいの、ペンシルロケット!の名前は知ってたものの、現物が見れたから。こないに小さいとはっ。と感動出来たから。

市立博物館の地下では、宇宙学校スペシャルであれこれしてました。上の画像は、<触ってみよう!大気球>の大気球の実験に使用するフィルムで実際に膨らませた風船。これって、触ってみたらあまりに薄いから驚くよ~。
国立近代美術館フィルムセンター入口。
実は、フィルムセンターの敷地内に、淵野辺駅と相模原キャンパスを結ぶシャトルバスのバス停があります。なので、敷地内には一応立ち入り出来たんだけどね。宇宙科学セミナー講演のチケットは早々と配布し終っちゃって私は見れなかったんだよね…。ああ、コンデジの受け取りが今日でなかったらよかったのに…。
ちなみに、耳慣れないフィルムセンターについて解説しときます。
つーか、説明文が貼り出してありました。
「相模原のフィルムセンターは世界有数の設備を誇る映画フィルム保存施設です。
映画フィルムは長期間、良好な状態で保存するために必要な恒温恒湿(2-10度、35%)の空調設備が完備されており、その技術的水準の高さは世界に誇るものです。
なぜ映画フィルムを保存するのか?映画フィルムは生活環境の中で保存うると、色あせ・色抜け・変色が起きます。また”カビ”が生えてしまいます。フィルム自体が収縮したり、すっぱい匂いがして(ビネガー・シンドローム)、最後には分解してしまいます。
これらを防ぐために保存子へ収納し、文化財である映画を保管していきます。
最先端デジタル保存ではダメなの?
データーの保存方法は?ブルーレイ・ディスク?ハードディスク・テープ??
映像再生のソフトは?ハードは?
どれも50年後に存在してるかは不透明です。映写機があれば、映画フィルムは再現出来る映像メディアなのです。」
う~む??いささか強引ではありますが、再生する機械がなければ、映画は見られない。そこは同意しておきましょう。
さて。早々と帰宅します。明日の赤坂迎賓館参観の為に、届いたコンデジを使用可能にしておかないと!
とりあえす、取り扱い説明書を読む所から始めないと!!

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