あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

内野家住宅。文庫蔵・穀蔵。及び醤油工場

2013年12月08日 05時08分46秒 | 箱根・小田原周辺
2階の来客部屋を見た後、1階へ戻りました。母屋の奥にある内蔵へ。

内蔵の入口は大理石?でした!
蔵は工夫が一杯!
床に換気の為に造られたもの。
2階・3階にも空気が抜ける。
内蔵もあちこちで拝見しました。一番大きかったのは、小金井市のたてもの園で見た三井家の蔵かな?
内野家の内蔵には、あれこれ詰まってました!昔の民芸品も混ざってて楽しい~。
 
母屋見学の後は、穀物蔵へ移動です。
移動する前に、内野家の外観を撮影しておくべきだった~と反省。移動しながら撮影したのがこれ。袖蔵(店蔵)です。大きな観音扉がありました!


穀蔵は醤油の原料を貯蔵する所。
天井部。壁。
木製です。画像掲載にあたり、iPhotoで明るさ調整してあります。
外から見た右手の文庫蔵と左手は母屋2階の来客部屋の様子。
最後に案内されたのは、醤油桶のある倉庫。

なんじゃろか?「澪つくし」とか撮影出来そ~。
傍らに醤油を絞る装置もあった!

「これこそなんかドラマの撮影出来そうです」
でもここ、既に醤油を造ってないんだよね。
なぜかしら~?
私「何で醤油屋さんを止めちゃったんですか?」
ガイドさん「昔ながらの方式で醤油を造ったら、一リットル300円以上しちゃうんです。今どきの安い醤油に太刀打ち出来なくてね」
そうなんだ…。
最近、街中のお豆腐屋さんが次々と廃業に追い込まれてるのと同じ理由です。うちの近所の商店街のお豆腐屋さんも豆腐1丁150円・揚げ1枚70円まで値上げした所で価格据え置きして頑張ってたけれど、ちょっと前に廃業してしまいました。揚げが美味しくて、ここの揚げで造ったいなり寿司は至高の逸品だったのに…。
とはいえ、醤油が一リットル300円超だと私が買うか?と聞かれると躊躇してしまう。
ガイドさん「醤油屋を止めてしばらくこの樽で漬け物を造ってた事もあったのですが…」
時代に淘汰されちゃったのね。日本人は和食がないなら、洋食・中華にイタリアン。何でも食卓に上げちゃうからな~。
ガイドさん「この倉庫は関東大震災で屋根が落ちて再建しました」
さもあらん。倉庫の柱の数が少な過ぎる…。
と。ガイドさんは倉庫の奥の扉を開く。扉の先にあったのは小田原用水の流れ。倉庫に沿って用水路がありました。小田原用水は芦ノ湖を水源とする早川の水を板橋に取り入れ、旧東海道に沿って城下内へ流した上水道で、後北条時代に造られました。形態を変え、現在は用水路として残っています。
実はここでうっかり用水路側の出口から出てしまった!この後の目的地松永記念館への近道だったのです。だから内野家住宅の旧東海道側の外観画像がないのね。
時刻は既に10時半を回っています。小田原宿観光回遊バスは30分に1本で走っているのです。11時…はムリだな。11時半のバスには乗りたい…。ここで時間をかけ過ぎると、お昼が遅くなってしまいます。
人気ブログランキングへ
12月5日に横浜在住のあっこさんと山手の西洋館で開催中の「世界のクリスマス」展を見て回りました。クリスマスの飾り付けとレトロ西洋館のコラボを楽しみに出かけましたら、ラッキーな事に紅葉も楽しめちゃいました!特にイタリア山庭園はメタセコイアとイチョウが綺麗に色づいてます。
なので、昨日東京・神奈川の紅葉2013のフォトチャンネルに画像を10枚程追加しました。
よかったら見てやって下さい。
東京・神奈川の紅葉2013
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする