あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

久々「渋谷O-West」へ③

2004年06月18日 | 生活
そして、お目当ての倉橋ヨエコさん。

自分のピアノ(Key)を含め、ドラムスとベースのリズム隊の三人組が基本なのだが。今回は「3人増えて5人です。当分ライヴやりません」とDMにあったので、こりゃ行かないと・・・と渋谷まで来たんだよ!

――で、1人はギターってのは分かってたが(以前、タワレコで見た人物と同じだった)。残りの2名は女性コーラスでした。ははは。
まぁ、スタジオ盤では自分で多重録音コーラスやられてますからなぁ。
ホーンとか、Keyもう1台とか期待した私が的外れでした。

――で、新曲「赤いくつ」を披露してくれて。私のお気に入り「人間やめても」を演奏(ワウギターが無いと厳しいのよね)。「この流星に願いを『私よ消えろー』」と歌う「流星」。シングルにもなった「恋の大捜査」も。

やや短い時間ながら(バーレスクが食い込みやがったなぁ~!)、まぁ満喫。

つ~か、ヤバイ。「バーレスク・エンジン」の印象強過ぎた。

今回は仕事で行けなかった連れは「モダーン今夜」ってグループ面白いらしいよ」と言っていたが、そっちは遅れて見れず。

それでも「バーレスク」って聞いた事あるなぁ・・・と、連れは雑誌をめくり始め。
「SWITCHで、和田アキ子・クレイジーケンバンド・大西ユカリ・渚ようこらを特集していた“昭和歌謡と呼ばないで”の号に出てたよ!」教えてくれました。

横ワケ男は「コハ・ラ・スマート」ってヤツで。ナレーションも生業としているそうで。ダウンタウンDXの番宣や、クレイジーケンバンドの曲中アナウンスも担当していたとか!
「まずはライヴを見て欲しい」の記述もあり。

おもわぬ収穫にニンマリの渋谷の夜。
「東京ネオンナイト」で御座いました。

――完

久々「渋谷O-West」へ②

2004年06月18日 | 生活
見始めて3バンド目、赤いマフラーみたいなの着けた5人組登場。

センターのヴォーカル担当の男性、横ワケにグラサン。どこか横山剣さんを思わせる風貌。または鳥肌実のような・・・(そういや鳥肌のDMも来てたなぁ)。または、キメてる時の田口トモロヲ。

曲が始まると、昭和のスパイ音楽みたいな前ノリ・ソング。
ヴォーカリストが、演奏の一段落後に「バーレスク・エンジン!」と連呼。
こりゃあ、「デキシード・ザ・エモンズのテーマ」みたいに対バン・イベント向けの曲だな。自分らを知らない観客にバンド名を連呼して覚えさせる手段だな・・・・なんて考えてると。
メインの横ワケが、ハーモニカを取り出し見事なブルースハーブを聴かせてくれる。

おぉ、まるで「ミッドナイト・ランブラー」でのミック・ジャガーのようじゃないか!曲調ぜんぜん違うけど。

こりゃ思わぬ収穫だ!MCでの昭和な語りも面白い。昔のCM語りみたいなイントネーションで「きょうは渋谷のナイトです。渋谷では若い女性が露出度の多い衣装に身を包み。“SEX”を全面に押し出しておりますが、ワタクシはピクリともしません」みたいな事を股間に手をやり語る。

「次の曲は・・・銀座ポマード」。曲名もグーだ。
演奏陣も上手い。全員赤いマフラー、太ったギターはヘルメット着用。スライド・ギターは革ジャン(?)、ドラムはリーゼント風。他のメンバーも中々個性的だ。

しかし。曲調は、またも演奏とタイトルの連呼(笑)。あと、ブルースハーブのソロ。

見透かしたようにMCで語る横ワケ男。
「二階の客席の方、斜めになってますよ。『あ、な~んだ。歌メロね~んじゃん』って顔してますねぇ~」。場内、大笑い。
「陳腐な歌詞に、チープなメロディ・・・・そんなモノは葬ってあげましたよ!」と再びタイトル連呼&ブルースハーブ!!
客席に降りて「美しい貴女の為にハーモニカを」と言いながら、後方の女性を捕まえてイジる。

なんか、凄いぞ。女性、ぜんぜん喜んでいないぞ(笑)。
一通りイジり終わって舞台に上る横ワケ。「た、高い」と一言いいながら(なんか、背ちっちゃいもんなぁ)またしても笑いを取り。

強烈な印象を残してステージを終えたバーレスク・エンジン。しっかり持ち時間オーバーしてたぞ。

・・・そして暗転。ヨエコさんの準備は始まったのでした。

――以下、次回