あるBOX(改)

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日本のボクシング界を支えてきた王者が負けた

2004年06月29日 | 生活
昨日28日に行われたWBCスーパーフライ級タイトルマッチだが。
これまで同王座を4年近く守ってきた徳山昌守が、1RTKO負けする波乱に、なんかボ~っとしているワタクシなのですが。

たびたびカメラの前に引っ張り出されてた、新王者・川嶋選手の奥さんも、早い決着もあってか呆然とされてて。なんか、お気の毒な感じもあったなぁ(それともインタビューで自分との結婚を明言しようとしなかった旦那に「ムッ」とされたのか?)。

前王者となった徳山昌守選手だが。一夜明けた本日、会見に臨み。
「正直、肉体的・精神的に限界。今の段階では続けるのは困難だが、しばらく休んだら気持ちが変わるかもしれない」と進退の明言は避けた格好だった・・・と。
昨日の会見では、階級を上げての再起も示唆していた前王者だが。KO負けから一夜明けた だけの会見、まだまだ考えは まとまるまい。

4年に渡る王座在位、精神的にも肉体的にも消耗が大きかっただろう。
身長が170cmを超える徳山、減量も限界に来ていたと見る向きも多い(Sフライ級の上限は、約52kg)。

そして、打ち合いを好まないアウトボクシングに、人気も実力程には集まらず。
北朝鮮籍の在日王者である事も、興行的にマイナスと言われた。
東洋王者時代から「在日」である事を明言、「ワンコリア」をスローガンとして出自を明確とした王者でもあった。

それでいながら屈託が無く、明るいキャラクターには好感を憶えたモノです。

ただし、挑戦者選びには疑問が多く。これは本人より所属ジムを叩くべきだが、「北朝鮮籍ゆえ興行が難しい」と、相手陣営がキップを売ってくれる「日本人挑戦者」と度々対戦。

日本人世界ランカー自体が、実際の海外世界ランカーと対戦せず「白星を重ねている」というだけで統括団体に優遇されている存在で。

軽量級の本場・米大陸のトップ選手と防衛戦を行わない徳山サイドに、度々批判的な言葉を投げ掛けていたのは、なにを隠そう当サイトです(苦笑)。

そう言った事も徳山選手の精神を疲弊させたのかも知れないが。・・・納得いかないモノは仕方ないじゃないか!!!!

――と「生涯一心ないファン」を貫く覚悟のワタクシでした(笑)。

だからといって、偽王者扱いした積もりは無く。指名挑戦(統括団体が指名する「最強挑戦者」との防衛戦)をクリアした立派な王者として認めては居たのです。
直前のキリロフ(ロシア)戦など、アマチュア経験の豊富な世界1位を大差で降し「徳山強し!」の印象を深めていたワケで。

まぁ、結局は防衛回数が水増しかな・・・と。渡辺二郎(実質2桁)や小林弘・輪島功一(6度)を超えたとは、とても思えず。

それでも、長いリーチと長身を利した独特の間合いから多彩なフェイントに続いて放たれるストレートは絶品で。
私は、同級王者として川島郭志と同格かそれ以上のテクニシャンだったと思っています。

そして、今でもバンタム級に上げれば、あのウィラポン選手に勝てる唯一の日本ボクサーだと思っています。

「興行が難しい」かも知れませんが、ぜひ名誉挽回の為にも実現してほしいと希望します。

◆6/28(横浜アリーナ)の試合結果
○4R
岩崎正人 KO2R 西垣 恵
○6R
清田広大 KO2R 三垣龍次
○8R
三浦誉士 TKO7R 平原直弥
塩谷 悠 TKO4R 鈴木教芳
新保 力  判定  三谷将之
近藤康弘 負傷判定8R 上杉慶太
○日本Sフライ級タイトルマッチ10R
有永政幸 判定 川端賢樹
○WBCミニマム級タイトルマッチ12R
イーグル京和 負傷判定8R 小熊坂 諭
○WBCスーパーフライ級タイトルマッチ12R
川嶋勝重 TKO1R 徳山昌守 

鼻毛シェーバー購入

2004年06月29日 | 生活
「安物買いの銭失い?」なんて言葉が頭をよぎりながらも「生活応援セール」なんてぇのに弱いワタクシ。

「LED懐中電灯(280円)」「14徳ナイフセット(使いもしない「コルク抜き」まであり!=980円)」「クラフトテープ(80円)」「5本指靴下セット(1足220円)」「ワンタッチ傘(バーバリーチェックのバッタ物=280円)」「乾電池セット(値段忘れたが安かった)」等々・・・。

それらに混じって「鼻毛シェーバー」なんてモノまで購入。
これまた280円と安価だったんで、勢いで買ってしまいました(笑)。

――んで。帰って早速、使ってみて。
先端の細い円柱に、鼻毛が入り込む穴があり、円柱内の刃がモーターで回転して鼻毛を刈って行く・・・そんな感じ。
単三電池2個を装填し、スイッチ入れると「ウイ~ン」と振動。
恐る恐る鼻の穴に先端を挿し込むと「ゾリゾリゾリ…」と髭剃りシェーバー程の密度では無いが、それなりの音が響き。

そして「焦げ臭い臭い」がプ~ン(笑)。
つ~か、鉄臭ぇ~!

白い鼻毛が、なぜか剃り残され。何度もトライ。
そして、その度に「焦げ臭さ」がプ~ン(笑)。

まぁ、使い勝手は悪くも無いが。劇的に良くも無い。
「安物買いの・・・」の言葉が改めて頭をよぎった午後でした。

結局、他にも色々買って6000円は使っちゃったもんなぁ・・・(だって「5本指靴下」なんて他じゃ高いんだもの!水泳で水虫患ってから5本指は必須なんですもの!)。

さてさて、米国もイイが我がニッポンは?

2004年06月29日 | 生活
参院選も、ほぼ半月後と迫ってまいりましたが。

これで自民党が勝てば「年金改革」「自衛隊海外派兵」もコンセンサスを得た・・・と大手を振って進められるワケだ。

なんか「改革の成果を問う参院選」などと小泉首相はのたまっておりますが、焦点ズラしに必死な感もあり。

「噂の真相」なき今、我が心の友は「日刊ゲンダイ」なのだが(笑)。
日刊なので、さすがにマメには読めていないが。

「特殊法人改革、銀行の不良債権処理、年金改革、道路公団民営化・・・数え上げれば全部ペテンとは恐れ入った」と、小気味イイ論調で切っておいでで嬉しい限り(涙)。

「自公に勝たせ、小泉政権が、あと3年も続いたら、この国にはペンペン草も生えなくなりそう」「小泉政権や、(大)マスコミは、景気回復を盛んに宣伝しているが。選挙民は、なぜ参院選の第1争点に『景気対策』を挙げているのか?世の景気は、全く良くなっていないのが実情なのだ」・・・と心強いコメントが続く。

自公ってのが、またミソで。
自民と公明で組んでるのが、そもそも胡散臭いし(言うまでもなく公明は「政教分離」の理念に反しているし)。数の論理に為に公明と手を結んだ自民は、政権維持の事しか頭に無いのが明白。

――とは言っても「民主」に何が期待できるって気もするが。世論調査では好調の模様。

政権交代を考えれば「民主」に入れたが良いんだろうが。こっちには「細川放り投げ首相」のイメージが残ってるしねぇ・・・。所詮は自民の枝分かれ・・・と。

――とは言え「共産」もマイノリティ過ぎるし。ここに票が集まっても、民主に行く票が流れて自民は大笑い・・・なんて事になりかねないし。

難しいトコロですなぁ。

個人的には、一回「オマエ、やってみろ!」と共産に政権を渡すのも非常に面白いと思っているのですが(笑)。

取り敢えず、今回自民に入れる人には。将来、自分の子孫に恨まれる覚悟をされた方が良い・・・と申し上げておこう。

◆6/26(大阪府立体育会館第二競技場)の試合結果
○10R
藤原直人 判定 鳥飼秀作
松本憲亮 TKO6R チュワン・ソーウォラピン
○東洋太平洋フライ級タイトルマッチ12R
小松則幸 負傷判定10R 小嶋武幸