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あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

平成クワトロ寄席に行って来た⑤

2004年10月02日 | 生活
定番のウクレレを手に現れた牧伸二師匠に、観客は大拍手。

待ってました、持ち芸であり代名詞でもある「やんなっちゃった♪」で幕開けだ!

最後は皆で「♪あ~ん・あんあ・いやんなっちゃった♪あ~ん・あんあ・おどろいた♪」と大合唱。

これを生で見れただけでも、来た甲斐がありました。

そして「実はワタクシ、シングルを44曲出してるシンガーソングライターで」と、おっしゃってから、持ち歌を披露。

驚いたのは、スカビートからレゲェ、ファンクまで、あらゆるスタイルの楽曲をモノにしておられる事。

そりゃ、アレンジは他のプロがヤッてらしゃるのでしょうが。
自身に音楽的素養が無きゃ歌えるものじゃありません。

特にファンクビートの「横丁ファンク(?)」は、横丁の飲み屋で一杯やってるオヤジの心情をファンキーに歌い上げ。

左とん平さんの「ヘイ・ユー・ブルース」を初めて聴いた時を思い出すほどのインパクトを受けました。

カッコイイわ、牧シン師匠!

年季入った芸人さんの懐の深さを見た思いだ。
例えば、団しんや師匠だって、漫談だけじゃなく、本来はジャジーな生演奏に乗ってシナトラからサミー・デイビスJrから歌い上げるエンターテイナーなのだ。

まぁ、平成クワトロ寄席に残念な点があるとすれば、「かっぽれ」や「牧シン師匠のバック演奏」が、生演奏でなくカラオケであることだな。

――そして、イベントもクライマックス。
つ~か、また「コキコキロック」だよ(笑)。最初の最初に聴いた曲だよ。

あの、師匠、僕等まだアンコールしてないですけど・・・(笑)。

平成クワトロ寄席に行って来た④

2004年10月02日 | 生活
続いては、ひびきわたるさん。

音楽に合わせ、フルートを奏でながら登場。
キセル漫談とのフレコミだったが、洋楽ではフルートもサックスも吹く楽器は「Wind」で片付けられるから、同じって事か。

「お笑いスタ誕」出身だが、結構トシ行って見える。
――で、ここでも掴みは物真似(笑)。
喫煙具・キセルを使って「赤ん坊の泣き真似」「動物の鳴き真似」を演じ。寄席の出演でコナれた話芸も軽妙で、物真似を始める直前に「そう言えばさ」とネタ話を挿入して笑いを誘う。

歌舞伎で使用するという長いキセルも披露。その他、キセルを楽器のように使って演奏も見せ、熟練の芸を見せて戴きました。

続いて登場は、女性ウクレレ・デュオ「ベティ・ブーカ」

若い女性が、50年代のオールディーズ~80年の洋楽ヒットまでをレパートリーにしてるって事だったが、またも掴みは「物真似」(笑)。

しかも一方の女性が、野球ファンらしくって「各球場のウグイス嬢」の物真似(笑)。

トムズ・キャビンの紹介では、「トム・ウェイツ、ライ・クーダー等の曲までをカバー」なんて書いてあったので、そっち方面を期待したのだが。

客層からか、無難な選曲が続いたのだった。

しかし。
最後にやってくれましたよ「イン・ザ・サマータイム」!!

マンゴ・ジュリーかよ!?!?!?!?
「70年代ロックのアダ花」「1発屋!!!」・・・のマンゴ・ジュリーかよ!?

その「脳天気ソング」ぶりに、70年代ロック映像大全みたいなビデオでも異彩を放っていた「イン・ザ・サマータイム」。
その脳天気な明るさゆえか、やたらとカヴァーされてるのよねぇ。

その時バックを勤めたのが「藤井康一 &Little Jive Boys」の皆さん。

ウッドベース、キーボード、ウクレレのトリオは「ボーイズ」と言いつつ結構なオトシ(笑)。

これまた、結構なつかしい曲を披露され。
自作の曲もコミカルに演奏、軽妙なトークで観客を笑わせる。

最後は、スキンヘッドにヒゲのベーシストが大きなウッドベースを持ち上げながら演奏し、拍手喝采を浴びて持ち時間終了。

リーダーの藤井康一さんが「私がウクレレやるようになったのも、昔TVで「大正テレビ寄席」を見て牧伸二師匠に憧れたから・・・」「その師匠の古希祝い、同じ舞台に上がれるとは・・・」と歓迎深げに語り、牧シンさんを紹介する。

本日の大トリ、牧伸二さんの登場です!!!