あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

「恋の門」の主役、<br>竹原慎二さんで良かったんじゃないか?

2004年10月12日 | 生活
CSの「恋の門」特集。
以前の「アイデン&ティティ」特集と同様な作りで。
ロックでポップな映画を応援しようって感じですな。

エディター川勝(しかし何にでも絡むなぁ~コイツ)を中心に、酒井若菜ちゃんと原作者の対談あり。
「木更津」のモー子では、胸のでかいアホっ子を見事に舌っ足らずな演技を見せていた若菜ちゃん、素では大人し気な喋りなんですね。
「グラビアからの叩き上げ」
松尾が語っていたが、グラビア・アイドルってのは、芸能界の最下層なのか?

そして、主演の松田龍平。
野外フェス「Rock In Japan」に松田龍平が訪れて・・・なんて趣向でインタビューあったが。

―――つまらん。

「音楽って余り聴かないんすよねぇ・・・」「今回はサンボさんらが出るから来たけど・・・」
「まぁ、なかなか来れないじゃないですか、こんな田舎・・・」

ポツポツと語る言葉のつまらん事よ。

時々挿入される「恋の門」の演技も。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」とか叫んでばっか。

親が偉大(みたいに言われてる)人は大変ですなぁ・・・。
息子も祭り上げられちゃって・・・。

むしろ、あんな演技だったら「僕も芸能人になりたい記者会見」おこなった竹原慎二さんでもOKではないのか?

基本的にセリフ棒読みだし。

竹原さんだったら、デカイし。もっとワイルドに、泥臭く、棒読みで演じてくれたんじゃないか?

もっと凄い「蒼木門」が描けたんじゃないのか?

映画も見る前から、そんな事ばかり考えてるワタクシだった・・・・。

◆10/4(後楽園ホール)の試合結果
○4R
大矢英功 判定 古川真次
矢板貴行 判定 飛世将士
佐藤洋太 判定 植木隆史
○6R
牧島洋介 負傷判定5R 森田崇仁
菊井孝仁 判定 木村明良
○8R
堅田 剛 負傷引分4R 白石琢磨
菊井徹平 判定 原口清一
○10R
川崎タツキ 判定 桑名勇一

◆10/7(後楽園ホール)の試合結果
○4R
服部祐二 判定 清水秀人
佐藤祐太 TKO2R 義沢慶直
設楽賢太 KO1R 上原辰郎
○6R
八木橋淑郎 判定 水落清俊
○8R
石井一太郎 KO4R コムパヤック・シットデーンチャイ
杜子春 TKO5R ポンサック・ホンジャルン
板垣俊彦 KO2R パオロー・シットソーパー

◆10/10(沖縄県立武道館アリーナ)の試合結果
○10R
中森宏 KO4R ヒノ・キャット・ドーポウボン 

松尾スズキ監督の「恋の門」特集番組を見た

2004年10月12日 | 生活
松尾スズキの監督映画「恋の門」が公開されている。

人間の暗部をポップに描き、日本の演劇界に異彩を放つ「大人計画」の主宰である松尾スズキ。
俳優、小説家、エッセイストとしても活躍。
これだけ売れながら「負け」の臭いが消せない希少でサブカルな松尾スズキが、とうとう手を出した長編映画。

原作は、漫画。
羽生生純の「恋の門」。

「コスプレ女とゲイジュツ男、自意識過剰なふたりが繰り広げる恋愛物語」

石で漫画を描く自称「漫画芸術家」蒼木門を演じるのは、松田龍平。
昼はOL、夜はゲームとコスプレを愛する同人誌作家、証恋乃に酒井若菜ちゃん。

若菜ちゃんは、TVドラマ「木更津キャッツアイ」「マンハッタンラブストーリー」などで松尾ファンにはお馴染み。

また、(グラビアの)小島聖、(鉄男の)塚本晋也、(タクシー運転手役が嵌ってた)尾美としのり、大竹まこと、大竹しのぶ、(「ふくすけ」の母)片桐はいり、(「やじきた」の)しりあがり寿など、これまた松尾なじみの役者(?)陣がゾロゾロと登場。

音楽は、これまた松尾が贔屓にしている、サンボマスターが、主題歌「月に咲く花のようになるの」を書き下ろし。

そして、あの忌野清志郎がミュージカル仕様の「恋の門」を歌い、サントラ盤のエンディングを飾っている。

――って事だが。まだ見てない(笑)。
CSの「ミュージック・オン・TV」で特集組まれたりして、なんか見た気になってたりして。

なぜか、その番組「サンボマスター大フィーチャー」で。
後半は松尾との楽しい対談なんて光景もあり。
「サンボの山口って面白いな~」と思わされることしきり(つ~か、語りっぱなしなんだよ)。

なぜか松尾に「童貞のコンプレックス」を訪ねられ「童貞なヤツに対するコンプレックス」を語りだし(笑)。
「違うよ、童貞だった頃に他者に大して抱いてたコンプレックスだよ」みたいに言われても、「いや、奴らのエネルギーは凄いですよ!オレ、童貞じゃなくなって確実に何かを失ったもん」と尚も語る山口。

あんた、すげぇよ。

そして、松尾&サンボ山口で行われたHMVでのイベント。

DJ松尾・・・と思いきや、アフロのヅラにレオタードの格好でQueenを熱唱するフレディ松尾。
頭にタオルを巻いて、作業員オヤジな松尾が山口と対決。
キックを外した松尾が床に転がると、すかさず足を取ってプロレス技をかける山口。
立ち上がって、コンビニの袋に忍ばせといた「松ボックリ」を投げつける松尾。

「バカですよ」「なんてバカなんですか」と回顧する山口に突っ込まれ。「足を挫いてたんだよ」と照れ笑いを浮かべる松尾。

圧巻は、ユニット「紅卍団」。
まぁ、例によってタオル巻いた作業員・松尾が「甦って参りました―――!」と絶叫しながら登場。
カラオケ伴奏に合わせて歌うのは・・・・。

岡村靖幸の「あのコ僕がロングシュート決めたらどんな顔するかな?」。

いや、カラオケじゃねぇじゃん!岡村ちゃんの歌、聴こえてんじゃん!(笑)。

「青春~って、ワンツースリー・ジャン~プ♪」

松尾の動きがムショウに可笑しい。
手足長いスタイルが、クネクネとポ~ンと動き回る。
役者として、動くだけで面白い男なんですよ松尾スズキって人は。

ちなみに岡村ちゃんファンでもあるウチの連れは、イントロが流れただけで大爆笑。

録ったDVD、紅卍だけチャプター付けて。今や我が家のヘビーローテーションとなってるわけですガニ。