あるBOX(改)

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山田沙知子、世界短水路 400m自由型で3位!

2004年10月11日 | 生活
サッチ――――!!!
アテネでコレやってたら金&銅のダブルメダルだったんじゃないの―――!!!

なんて、私のようなへボスイマーが言っちゃダメですよね。

山田選手の目に入ったら、また沈んだ顔で「そうなんよねぇ・・・」と瞳孔が開いてしまう・・・。

気候も、水温も、プールの条件も違う。そのそもオリンピックはムードが違う。
今回のタイムも4分4秒64と、優勝した800mに続いて好タイムだが、一概に五輪記録の4分06.76とは比較も出来ない。五輪は、競泳の殆どの競技が記録的には低調だったし。

米インディアナ州インディアナポリスで行われてるFINA短水路世界選手権。もともと山田沙知子選手は、五輪以前に今大会の出場を決めていたのだが。
アテネ惨敗で、出場すら危ぶまれていた今大会。山田選手は、奇しくも名誉挽回とも言える素晴らしい成績を残したワケだが。

彼女が所属するコナミスポーツさんも複雑な気分か?
競泳選手を3名アテネに送りながらメダルはゼロのコナミさん。
一方のセントラル・スポーツはメダリスト続出で、株価は上がるわ同スポーツクラブ入会者は増えるわでウハウハだったのに・・・。

まぁ、MIKI HOUSEさんみたいに「株主が『利益にならないスポーツ協賛なんて止めろ』って言うに決まってるから」と上場する気ゼロ発言してた立派な企業もありますがね。

まぁ、コナミさんも温かくサッチーを見守ってあげて下さいな。

さてさて、他の日本選手だが。
男子400m自由形では、やはりアテネ代表の松田丈志選手が6位入賞。
女子200m背泳ぎでは及川真沙紀選手、男子200m個人メドレーでは佐野秀匡選手、いずれも6位。
女子400mメドレーリレーも日本チームは6位だったとの事。

それだけに山田沙知子選手の1位&3位の成績は際立ってると言うか・・・。

「次の五輪を目指せ」ってのは、なかなか口に出せないけどね。
彼女も次回は27才。ピークの持続は大変な事だし。

「期待された五輪でメダルを逸して、それから米国に新天地を求め、頑張って頑張って日本代表を勝ちとって、再度出場した五輪でタッチの差コンマ零々秒でメダルならず」だった田中雅美選手の例もあるし。
殆ど同着だったのに!他には同着で銅になった選手も居るのですよ!なんという非情!

まぁ、それこそが勝負の世界本来の厳しさなのですが・・・。

もう、「地獄へ行け」って言うようなモンだから「北京を目指せ」なんて、おいそれとは言えないですが。

金メダリストにあらずんば勝者にあらず・・・みたいな風潮はオカシイと思うのだが、世界記録持った彼女は、メダリストに劣らぬ実績を残してるのだが・・・。

やはり、五輪の屈辱は五輪で晴らすしかない。
山田沙知子さん、北京で貴女の笑顔を見たいです・・・。←あ~あ、言っちゃった