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あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

映画を見てもなお思う<br>恋の門の主人公は竹原慎二さんで良かったのでは無いか?②

2004年10月22日 | 生活
――そして、やっぱり考えた。

「主役の蒼木門って、やっぱり竹原慎二さんで良かったんじゃないか?」・・・と。

まぁ、代表取締役として「大人計画社長日記」なんてモノを書き下ろされた長坂まき子さんに「色々断わられて決まった役、『どの役者ならイイのに』なんて偉そうにいう外部の人」なんて言われそうだが。

それでも一言いいたいのよ。許してよ。

松尾スズキ監督は、既に「これこそ竹原慎二の嵌り役だ!!!!」と最初にモーション掛けてるかも知れないけれど!けれど!

「僕も芸能人になりたい記者会見」なんて行なった身で「そんな恥ずかしい役は出来ない」なんて断わってるかも知れないけれど。けれど!

製作だけじゃないのよ!拒んだ方にも申し上げたいのよ!
「なんで、あの役やらなかったの!?」と。

竹原慎二さん、なんで蒼木門やらなかったの!?
基本的にセリフ棒読みの人なのに。松田龍平君と大差ないのに!
竹原さんだったら、デカイし。もっとワイルドに、泥臭く、凄味のある蒼木門(童貞)を演じてくれたんじゃないの?

ウキ―――――――――!!!
許せな――い!萎え――――!!!!なえ―――!!!

私が一番、松尾ちゃんの事わかっているのに!!
許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない!

氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね

もう松尾ちゃんには飽きたわ!
終わってるのよ松尾ちゃんわ!私の知ってる松尾ちゃんで無くなった時点で終わったのよ!!!!

恋の門も終わってるわ!

駄作よ駄作!決めました!おすぎです!今年、最っっ高~の駄作に出会いました!決めました!私はこの駄作を見るために生まれてきたのです!

さようなら松尾スズキ!見苦しいわ大人計画!
あと30秒で恋の門は爆発します。

調子コイいてんじゃね――――よ!

・・・・と、松尾スズキさん及び大人計画製作の皆様が最も嫌うであろう文体を敢えて真似してみました。

これも歪んだファンのエールです(笑)。

「恋の門」見に行く価値大ありの映画です。当分上映してますので(←これが「ファン」の物言いか?)、ゼヒ足をお運び下さいませ。

◆10/18(後楽園ホール)の試合結果
○日本バンタム級タイトルマッチ10R
サーシャ・バクティン 判定 池森久貴

◆10/18(大阪府立体育会館)の試合結果
○東洋太平洋ミドル級王座決定戦12R
サキオ・ビカ(豪) TKO10R 荒木慶大

○東洋太平洋Sライト級タイトルマッチ12R
金 正範(韓) KO2R 佐竹政一
 

◆10/17(石川県産業展示館)の試合結果
○東洋太平洋Sバンタム級タイトルマッチ12R
國見泰央 TKD5R 林 興植(韓国)

◆10/16(後楽園ホール)の試合結果
○日本Sフェザー級タイトルマッチ10R
本望信人 判定 中村つよし

○10R
前田宏行 KO4R 李 朱永(韓)
木嶋安雄 判定 高野 旭

○8R
新保 力 KO1R 柴田義正 

映画を見てもなお思う<br>「恋の門」の主役は竹原慎二さんで良かったのではないか!?

2004年10月22日 | 生活
松尾スズキの初監督映画「恋の門」が公開されている。

人間の暗部をポップに描き、日本の演劇界に異彩を放つ「大人計画」の主宰である松尾スズキ。

一応、彼が初めてTVドラマの作演出した「演歌なアイツは不条理な夢をみるか」を深夜に見て「何だか分からないが面白い!」と思ったクチなので。
それも相当に前な話なので。
それからチョコチョコ「大人計画」の舞台などを見に行ってる身としては、やっぱり気になるのよねぇ。

――で。原作は、漫画。羽生生純の「恋の門」。

「コスプレ女とゲイジュツ男、自意識過剰なふたりが繰り広げる恋愛物語」ってんで。

石で漫画を描く自称「漫画芸術家」蒼木門を演じるのは、松田龍平。
昼はOL、夜はゲームとコスプレを愛する同人誌作家、証恋乃に酒井若菜ちゃん。

アニメ声だしたり、素の喋り見せたり、OLトークしたりと七色キャラと使いこなす。
もちろん要所で「胸の谷間」も披露。ちょっとセクシーなシーンもあったりして、グラビア時代からファンなワタクシ、すっかりトキめいてしまいました(笑)。

そして、職権乱用で若菜ちゃんと美味しいシーンで絡む松尾に激しい嫉妬も感じたのでした(笑)。

また、松尾プロデュースのグラビアも披露した事ある女優・小島聖さんも豊満なボデイラインを披露、気まぐれセクシー・キャラを演じてくれましたが、「女優女優」した演劇チックな過剰さに、少しお腹一杯。

塚本晋也さんは、味のあるマンガ編集者役で登場。素敵な笑顔をスクリーン一杯に見せてくれてGOOでした。

尾美としのりは、見事に新興宗教教祖風の社長を熱演。最初、誰だか分からんかったぞ。
本物の役者さんは凄いです。

松尾にダメ出しされる事になった大竹まこと。コスプレがハマっていた大竹しのぶ(この両親が娘の出店するコミケに登場したシーンが最も嵌ってしまい腹筋痛くなるほど笑ってしまったオレ・・・・)。
壮絶なスッピンで登場の片桐はいり。
居るのか居ないのか不明だった、しりあがり寿。
普通でちょっと味ある可愛い娘を演じさせたら天下一品の平岩紙(大人計画)。
過剰が似合い過ぎる皆川猿時(大人計画)
嫌味な役も天下一品な村杉蝉之介(大人計画)
他人の空似はなはだしい河合克夫ら。

これまた松尾なじみの役者(?)陣がゾロゾロと登場。

サンボマスターの音楽も絶妙で、シーン毎にメロウなメロディや激しいビートが画面を彩る。
特に書き下ろした主題歌「月に咲く花のようになるの」は見事で。
売れて勢い出たトコロで「映画主題歌やってみない?」と言われて作ったら最高傑作が出来てしまった「ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの“パワー・オブ・ラヴ”かよ!?」と思わずにいられなかった程でした。

そして、あの忌野清志郎も貧乏アパートの住人として登場(メゾン一刻風の隣人)。ミュージカル仕様の「恋の門」を歌い、スタックス風のサウンドで迫る。存在感あり・・・だ。

そして松尾スズキ。

時代がかった漫画喫茶店マスター役を演じ。例によってクネクネした動きがムショウに可笑しい。

そうよ!役者として、動くだけで面白い男なんですよ松尾スズキって人は。

松尾が動くだけで嬉しかったりする私がいる。