あるBOX(改)

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曙の「負ければ引退」興行が<br>画策されてるってよ

2004年10月16日 | 生活
視聴率の亡者が、また何か企んでるようですよ。

元横綱の曙が、またも惨敗して。
その余りにヒドいKO負けに、放送したフジTVも散々な視聴率を覚悟してた9月25日の「K1ワールドGP2004」だが。

なんと、予想以上の19.6%を記録した模様で。
特に瞬間視聴率では、曙のKO負シーンで最高視聴率をマークしていたって事で。
予想外の展開にフジの編成は大喜びだったとか。

なんか、9月はテレビ界では年度の上半期決算期だそうで。
このへんで視聴率が落ち込むと、後半のスポンサー向け営業に差し障るってんで(だから巨人戦の視聴率がガタガタ言われてるんですな)。

――で。
例によってフジでは年末に格闘技イベントを予定していて。

その「K1特番」で、今回KO負けした曙をメインに持ってこようなんて企画も進んでるとか。

ムチャクチャな話に聞こえるが、視聴率が全てのTVマンからすると、数字が取れるトコロをメインに吸えるのは常識ってワケか。

日刊ゲンダイなんて「視聴者が曙に求めているのは、勝つことよりもぶざまな負けっぷり」とまで言っちゃって。

フジは、年末の「K1特番」で「曙、負けたら引退」興行を計画してるらしい・・・と。

そうすれば、視聴者の興味は注がれるし、視聴率でも大勝するって皮算用。

なんか、テレ朝の「橋本真也、小川直也に負けたら引退」みたいじゃないか(もちろん負けた橋本は復帰)。

たしかに あの時も事前の前フリが効いて高視聴率だったが(あの辺から選手の「妙な」背景強調が演出され始めたような・・・)。

今回も曙を使い、またリングサイドに家族呼んでラストファイトを煽れば注目が集まるって腹だろう。

骨までしゃぶる気なのね・・・・。

ただ、曙が負けて引退となった場合も道は用意されてるとかで。

プロレス団体「ノア」が「悪役」という顔を用意して使おうとか、画策してるそうな。
そっちでも、ソコソコ視聴率は稼げると、目論みは膨らむ一方・・・・。

ほんとに曙さん、ピラニアの居る河に放り投げられた巨大動物状態・・・。

山本KIDとか、「身体能力すげぇな!猿渡哲也劇画の主人公みたいじゃん!」と驚かされ、見る価値もあると思うが(客席の女姉妹も豪華だし)。

曙さんはねぇ・・・・・。