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あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

台風23号、猛威を振るう

2004年10月21日 | 生活
まずは被害あった地域の皆様へ、お見舞い申し上げます。

死者と行方不明者はあわせて70人、平成に入って最悪の被害と言う事で。あまり記憶にないもんなぁ、こんな被害。

まぁ、先の18号の被害もヒドかったが。

例によって、持ち船を見に行って波にさらわれる漁村の人や、水路を見に行って流される農民の方、持ち家の雨戸を釘打ちしていて落下される人などが相次いだ訳だが。

以前は「台風来てるのに、ノコノコ外に出て、そんな事するからだよ」とか思っていたが。

先の台風で、ウチの給湯ダメになって、風ビュービュー吹いてんのに「湿度高くて、肌が気持ち悪いのに風呂入れないのかよ」とか言って表の給湯器見に行ったりしたのはワタクシです。
あそこで物飛んで来たり、木が倒れてきてたりしたら、被害者1名追加でした(苦笑)。
まぁ、別パターンでケガしちゃってるんだけどね・・・。

そんなこんなで、危険あっても自分の持ち物は大事で様子を見に行ってしまう気持ちも分かってしまったのでした。

まぁ、でも命あっての物だねですから。
お互い気を付けましょう(もうゴメンだわ、不自由な生活は)。

しかし今回は、避難勧告出てないような地域でも、土砂崩れや高潮に住宅が飲まれたりして死亡者や行方不明者が出てたりするし。

自主退避を含め、用心するに越した事はないって思いましたわ。

車に乗ってても安心出来ないし・・・。あっと言う間に周囲は水浸しなパターン多かったようだし。車ごと流されて・・・みたいな被害も多いし。
ケガ人の数は、300人近くだそうだし。

風の被害なんて一瞬「あっ」っと思ったら来てるからねぇ・・・。

避難指示・避難勧告・自主避難で約17万5000世帯が近くの公民館などに移動したそうだし。
住宅の全半壊が40棟以上、一部損壊が約300棟、床上浸水が80000棟なんつうのも、我が家がそんな事になる事を考えると泣けてしまうし(飛んだ天井にブルーシート張ってある映像見ると・・・)。

停電も、15万7000世帯以上なんて聞くと「PCは!?HDDは!?留守録は!?大丈夫か!?」なんて事も考えてしまう(←ちょっと違うだろ)。

今回、東京は被害は少なかったが。
18号で被害あったから、年に何度もは勘弁って感じ。

続いた被災者の方には重ねてお見舞い申し上げます。

やっぱ異常気象なのかねぇ・・・。

◆10/21(後楽園ホール)の試合結果
○4R
種窪裕人 TKO4R 奥山慶明
山田直毅 判定 中山 迅
伊藤 忍 判定 中谷芳美
林 一憲 KO1R 山上真外
木村哲也 判定 小松晃之
内田次郎 判定 萩原 猛
今井春樹 TKO1R 小林 亮
高橋尚貴 引分 庄井和人
氏家純一 KO1R 前川和義
塚原健二 KO2R 岡本太一
塩野 翼 判定 横田大樹
溝口ヒロキ 判定 関根一哉
田中大樹 KO4R タマキ海東

デビッド&リチャード・シンクレア<br>「グレイ&ピンク」を見に行く⑤

2004年10月21日 | 生活
ギターの鬼怒さん。
最初は、名前がアレなんで「どんな人なんだろう?」と思ったが。
けっこう風貌は普通でした(笑)。

プログレ系のバンドに客演したり、ジャズ・ロックやHR系もOKだったりする人なんで。
長身・長髪のミュージシャンミュージシャンした人かと思ったら、普通にTシャツの似合う兄ちゃんでした。

客演含めて、かなりのステージ踏んでるイメージあるんで。つ~か、ライヴ・スケジュール埋まりまくりで。
ホントにギターで生活してる感じがするんですなぁ・・・(あれで全く食えてなかったら寂しいよ)。

そして、その奮闘する現地メンバー。
ある意味「あなたの夢かなえます」コーナーといって見た目だったが、なかなかの演奏力で魅せてくれましたなぁ。

終いにゃ、ギターソロに乗せられドラムも突っ走り。シンクレア2人が浮いてしまうシーンも見られ「あんたらヤリ過ぎ!」と言いたくなるトコロもあったが。

主役2人は、久々に熱い演奏できて満足だったか、さかんにメンバーを称えていた。

「よくキャラバンの曲を再現してくれたな」ってなモンだが。特に鬼怒氏は、アコースティック・ギターも操り大健闘、リチャードから「レスキュー!レスキュー!」と盛んに声掛けられてた(「よ!助っ人!」てなモンか?)。

リチャードさんも長尺曲では、ヴォーカル&ベースでシンドかったのか、フーフー上がった息を曲間でマイクが拾っていたが(インカム式の辛いトコ。独り言もズ~ッと拾ってた)。

キャラバンのアンサンブルを再現してくれた感激のコンサートだったが。
なにより嬉しかったのは、後半デイヴのキーボードサウンドが聴けた事(シンセにサンプリングでもさしてたのか?)
全体のヴォリュームや残音こそ物足りなかったが、充分感激の音色。

「In the land of grey and pink」
「Out Of The Shadows」
「Nine feet underground 」と、インタープレイも炸裂し。キーボード・ソロも満喫。

「Love to love you」
「Golf girl」で、いよいよクライマックス(やっぱ「ゴルフ・ガール」人気あるなぁ。ポップだもんなぁ)。

途中、これまたデイヴがキャラバン後に組んだ「Hatfield and the North」の曲も披露されたりして、昔からのファンは大喜び(私ゃ、全アルバム聴き込んでいないので曲名は分からなかったが。リチャードが、そう紹介してたから、そうなんだろう・・・と)。

私の大好きな「ゴルフ・ガール」は。
やはり、リチャードがMCで「次の曲は“ゴルフ・ガール”」みたなコト言ったので「あぁ、デイヴの夢のようなキーボード・サウンドを、生で聴けるのね!!」・・・と、感激してたら。

オリジナル・アルバムのホルン・ヴァージョン(?)をシンセ2台(2名)で忠実に再現(笑)。

ありゃりゃりゃ(苦笑)、「別にキーボード・ヴァージョンでOKなのに!」・・・と私ゃ、ズッコケましたとさ。

まぁ、例によってOKですが。オリジナルに近い演奏できるだけ立派。
だって、帽子を取ったシンクレアーズは2人とも見事な禿げ頭(デイヴは薄頭か)。

アンコールには応えてくれませんでしたが。
最後の2曲に、そのニュアンスあったし(帰りかけてた日本人メンバーを呼び戻してた)。

充分に満足な「シンクレア×2」コンサートだったのでした。

デビッド&リチャード・シンクレア<br>「グレイ&ピンク」を見に行く④

2004年10月21日 | 生活
そして、ついに現れた「リチャード&デイヴ・シンクレア」!!

キャラヴァン創設メンバーにして、カンタベリーシーンの重要人物2名、登場!!

そういや、何をトチ狂ったのか「兄弟」とか言ってたオレ。「従兄弟」じゃん!「カズン」って紹介してるじゃん!

――で、まずは2人で弾き語り。
リチャードが生ギターやマンドリンなどを弾きながら歌い、デイヴが鍵盤(シンセ)で伴奏。

まったりとした時間が流れていく。
しかし、デイヴのシンセが余りにも今風の音質で少し萎える。

あの、時に残音まみれになり、時に歪みまくるオルガン・サウンド。
それこそが、私にとっての「キャラバン・サウンド」なのだが。

グループ解散後のソロ・アルバムからも選曲され、それは新し目の音響が響くのでありました。

シンセピアノの音なんて、誰が弾いても同じな音じゃん・・・・。そう思いながら聴くも、キャラバンの最高作といわれる「グレイとピンクの地」から「Winter Wine」をリチャード・シンクレアの声で歌われると何も言えませんなぁ・・・。

キャラバン後に、デイヴ・シンクレアが参加した「マッチング・モウル」の名バラード「オー・キャロライン」も、リチャードのジェントリーな声で歌われると、それはそれで感動的なのです。

つ~か、キャラバン時代は青くて細かったが、今は年相応の太い声となって、ますます素晴らしくなった気がするのですが、リチャードさんの歌声。

短い休憩を挟み。
バンドメンバーを従え、再度リチャード&デイヴ登場。

バンドメンバー3人は日本人。
「チャック・ベリー・バンドかよ!?」ってくらい現地採用(笑)。
来日手配不用、交通費節約、ギャラ節約の最高の起用(チャック・ベリーは現地ミュージシャンに小遣いあげるだけ、ギャラは大儲け)。
今回の「シンクレア×2」では、呼び屋さんが採算あげる為の苦肉の策か・・・とも思われたが。

キーボードの清水一登さん(元Killng Time)は、白Tシャツ着た大学生風なれど、キャラバンの楽曲を見事に再現。時にはデイヴと交互にキーボード・ソロも展開するなどの活躍を果した。

ドラムスの芳垣安洋さん(Opabiniaなど)も、展開が目まぐるしく変わる楽曲・変拍子を、こなし。時に、やや走るトコロもあったがOKって感じ。

そして、ギターの鬼怒無月(Opabiniaなど)さんも圧巻の弾きっぷりで。元々70年代ヘビィロックの音色が出せる男であるのは、彼個人のプロジェクト「Coil」で見ていたが。
今回も切れの良いカッティングや、ギターソロを炸裂させ。
「弾きまくり過ぎだよ、カンタベリーは“まったり”だよ!」とブレーキ掛けたくなるシーンさえあったのでした(笑)。

――以下、次回。