あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

帰郷して読み耽った本①

2005年05月24日 | 生活
先日、法事で帰郷して。

久々に会って話をしたがる母親をヨソに、またしても過去の蔵書を読み耽ってしまった。

あぁ、なんて親不孝なワタクシ。本当の命日にはジェスロ・タルのライヴにいってウヒョウヒョ言ってるし。

「過去の蔵書」ったって漫画ばっかりだし。

――で、今回チョイスしたタイトルは。
「ヴィジュアルの魔術師・大伴昌司の世界~ 復刻『少年マガジン』カラー大図解」「スクラップ学園①~③」などなど。

最初の分厚い1冊は、昭和四〇年代に“怪獣博士”と言われた伝説のエディター「大伴昌司」さんの仕事本。
89年発行で、当時の値段で定価6900円もしたヤツです(今はプレミア付いて1万以上するとか・・・)。

70年代の「少年マガジン」の巻頭特集は、「ウルトラ怪獣」から「黒沢明の世界」「劇画入門(協力:さいとうプロ)」「ビートルズの真実」「妖怪(画:水木しげる師)」「横尾忠則の世界」などなど、写真やイラストで内側を図解。読者の好奇心を煽り続けたのですが。

その仕掛人こそが「大伴昌司」さんで。

未来のICチップから、指紋照合システムまで紹介。
特に、当時DNAの仕組みまで図解しているのには驚くしかない。

真っ黒な表紙に「少年マガジン」の文字。
それが許された時代ならではの、グラビア(私がF・フラゼッタを知ったのも、少年マガジンのグラビアだったなぁ・・・)。

ネットなど無い時代、最新の情報を海外の科学誌などから入手し(?)自分のイマジネーションに基づく、画像世界を企画。
レイアウトからデザインまでを一人で行い、唯我独尊とも言われる仕事を完遂した男、それが大伴昌司。

イメージにそぐわない、写真やイラストには、何度でもやり直しよ指示する「完璧主義ぶり」には、非難もあったようだが。

それが垣間見えるのが、平井和正さんの「あとがき」。

第1回SF大会を仕切った大伴さんが、段取り悪い他のSF作家を罵り、終いにゃ数少ない盟友だった平井さんの書いた「プログラムの前書き」を、更正しまくり。

書き直しに何度も従った平井さんだったが、OK出たはずの原稿に、直前でダメ出しされ「ダメだダメだ、こんなの来客に読ませられない!直せないならオレが全部書き直す!」なんて言われて、「徹夜で書いた原稿を・・・」とショック受けて帰った・・・・なんて話を読むと、「ムチャクチャな人だったんじゃね~か」と逆に感動したりしたモノです(笑)。

「さしもの平井も懲りたろう。あんな偏屈者と関わってイイ事ないって」と他の作家の陰口をヨソに、一晩寝て再び事務局に出向いた平井氏の顔を見た大伴氏、声には出さなかったが「嬉しそうだった」・・・とは、平井さんの感想だが。

まぁ、大伴氏もSF大会成功の為に徹夜に続く徹夜で、その貢績は測り知れず・・・と擁護の演説ぶったって平井氏の話も、まぁ微笑ましく読めました。

そんな大伴氏。
写真では老けて見えるけど、30代で亡くなっていらっしゃるのね。

前にも書いたが。
図解パロディーを含め、多くの方に影響を与えた大伴氏。
その足跡を称えた書籍、高くても買っといて良かったなぁ・・・・と改めて思ったのでした。

言っちゃいけないかも知れないが、言いたい事②

2005年05月24日 | 生活
2本足で立つレッサーパンダが評判になっているが。

千葉動物公園は、その「風太くん」を一目見ようとする家族連れで大混雑だそうで。 

その上、「風太くんの祖父」も直立してた・・・なんて、そっちも評判になったりして。

その他にも「二本足で立つレッサーパンダ」が取上げられたりして。

すっかりブームになっているが。


――あれって尻尾に堅い針金いれてるんじゃないのか?

なんか、手塚治虫先生の「耳ガラス」を思い出すなぁ。

◆5/19(後楽園ホール)の試合結果
○4R
牧野 準 KO1R 酒本 司
神宮寺一朝 判定 石橋正和
○6R
三垣龍次 TKO6R 篠田雄亮
西 禄朋 引分 サブ 林
○8R
室井啓宏 判定 マンコーントン・ポンソンクラム
中森 宏 TKO4R 赤沢慎司
○10R
福原力也 KO1R チャロエムチャット・キャットプラサンチャイ

◆5/19(大阪府立体躯会館第二競技場)の試合結果
○西日本新人王予選Sフェザー級4R
高橋秀顕 KO1R 寺田 充
○4R
鈴木雄作 KO1R 水上大介
内田 悟 引分 山本直輝
片山博詞 引分 楠 章二郎
○6R
畑 大輔 判定 谷山京介
佐藤栄一 TKO1R 安川健一
○8R
坂本裕喜 KO5R 李 光輝
○10R
土紀武彦 KO6R ワンチャナ・チュワタナ